第一一話 ほどけぬ糸

「逃げろ────────ッ!」

 少年の姿を目にしたグレイスは、声の限りにそう叫んでいた。

 そして彼らの前へと踊り出る。身体は勝手に動いていた。

 姿を消した少年。その姿を探し求めてグレイスは方々を走り回った。

 何故その姿が消えたのか、それは分かりきった答えだった。不安だったのだろう。皆と離れ、見知らぬ大地でただ一人取り残された子供の気持ち。それがどれだけ心細かったかはまるで想像に難くない。

 だからこそ──それは十分に予想し得た結末だったはずだった。十分に。

 なのに彼は己が使命を忘れ、友の元へ走った。それを救ってやる事も出来ずに。

 そして友を失い、今度はまた、我が子までも失おうというのか。

 籠もなしに両手一杯に抱えた甘い果実は、両手のどちらかが均衡を崩した途端、全て落ちてなくなってしまう。多くのものを得ようとする者は、多くのものもまた失う危険も背負わなければならない。それは自然の理だ。人にはそれぞれ力量があり、それを越えるものを得ようとした時、それは得てして上手くはいかないものである。

 ──しかし、少年と、友。

 あまりにも大切で、あまりにもかけがえのない二人を共に得ようとした時、それはという罪に値するのだろうか。運命が下す審判は、その代償として、想像を絶する試練をグレイスに与える事となる。

 灰色の荒野を走り抜け、肩で息を切らせたグレイスが絶望の瞳に見たもの。

 それは何も知らず、エクセリアの騎士と肩を並べた少年の、破滅という名の光景だった。

「そいつらが、腹ぺこの怪物なんだッ!」

 少年がいま、後頭部を剣の柄で殴られ、人形のように大地に転がった。

 反省と後悔は違う。過去の過ちを未来に活かすためのそれではなく、ただ今ある不都合な現実を、過去の要因に擦り付けるための逃避。それが後悔だ。過去の失敗を悔いたところで、そこにある現実は何一つも変わらないというのに。

 しかしそれでもグレイスは、過去を悔やまずにはいられなかった。何故連中の正体について知らせてやらなかったのか──と。

 自分たちの惨めな生活を隠すため?

 逃げる事しか出来ない我が身を偽るため?

 あるいは大人たちの、醜く歪んだ世界を誤魔化すため?

 ──いや、違う。グレイスは少年に笑っていて欲しかっただけだ。

 いつまでも悲しみのない世界で、ただ笑っていて欲しかった。その笑顔だけを守りたかった。

 果たしてそれは父親の、独善的な愛の形でしかないのだろうか。歪んだ利己の欲望でしかないのだろうか。自分はいつでも都合のいい嘘、あるいは作り話で、辛い現実から逃避していただけなのだろうか。

 それは──優しさなのだろうか?

 少年に対しての、優しさなの──。

「ハ、ハハ……ッ! お、俺は運がいい。そうか、貴様がこの餓鬼の父親か」

 彼の思考はそこで中断された。

 まるで神経を逆撫でるかのような、不快な嘲笑。

 騎士は少年の髪を引っ掴み、まるで盾を構えるように小さな身体を引き起こした。彼の安全を保障する、痩せ細った肉の盾だ。

「ならばむしろ好都合だ。お前ほどこの人質に都合のいい相手もおるまいッ!」

 端正な顔を醜く歪めた騎士は、あたかも最強の神器を手にしたかのように勝ち誇った声をあげた。

 しかしグレイスにとってはまさにその通りで、もはや動く事すらかなわない。

 少年の命は今、その騎士の手の上に転がっているのだ。彼がふとその手を握ったら、いやその手をほんの少し傾かせるだけで、少年の命は不安定な揺り篭から転げ落ちてしまう。

「まったく、呆れるほどに馬鹿な餓鬼だ。よりにもよってお前らの村を焼き払ったこの俺に懐いてきたのだからなあ! フハハッ、貴様の間抜け面をしてこの餓鬼か!」

 グレイスの表情から、立場の趨勢を再認識したのだろう。

 唇を吊り上げた騎士の顔は自信に溢れている。

「だがまさか、薄汚れた餓鬼のお守りをさせられるとは思わなかったぞ。ずいぶん貴重な体験をさせてくれたじゃないか? こうして肩を並べている間も、何度この餓鬼を殺してやりたいと思った事か」

 騎士は少年の首の薄皮を執拗に剣でなぞり、それを見守るグレイスの反応を楽しんでいる。そしてそれを見守るグレイスの反応は、彼の自尊心を大いに満足させるものだったろう。

 無論グレイスも、ここで殺すはずはないと理性では分かっている。そんな事をすれば騎士の言うの意味がない。だがそう理解してはいても、少年の首の上を冷たい鉄の刃が滑るたび、まるで自分が殺されんばかりにグレイスの悲鳴は荒野に響き渡った。

「や、やめてくれッ! 頼む、その子はまだほんの子供なんだッ!」

「……おいおい、これでも俺は感謝してるんだ。貴様らに夜襲され、隊とはぐれた俺を守ってくれるのはこの餓鬼だからな。もし先にギルディアの連中に発見されても、コイツがいれば何とかなる。貴様らの思う壺になどさせるものか」

 悲しいかな、グレイスの哀願は眼前の騎士をさらに恍惚の淵に立たせるだけだった。

 まるで玩具を与えられた子供のように、やめろと言われれば言われるほど、その行為は悪戯に熱を帯びてゆく。今のグレイスにはそれを助長させこそすれ、止める術は何一つ持ち合わせていないだろう。

「フン、安心しろギルディア人。いまこの餓鬼を殺しても、俺には何の得もない。我が隊の者が合流するまでは生かしておいてやる。まあ、それからの命の保証については出来かねんがな? ……フフハハハッ!」

 一通りグレイスの反応を楽しんだ後、やがてその行為にも飽きたのか、騎士はそう言って剣を下げた。しかし下げはしたものの、安堵の息を吐くにはまだ程遠い状況だった。当面の命こそ保障されたが、命の期限については何ら延長の見込みも立っていないのだ。やがて時が来れば、少年の命は成す術なく奈落の底へ誘われるだろう。

 その言葉はグレイスにとって何の救いでもなく、むしろ避けられぬ絶対の死をただ宣告されたにも等しいものであった。

「た、頼む、この通りだ! その子には何の罪もない、何も知らないんだ!」

 もはや残された手段は相手の人間性に訴えかける事のみで、地べたに両手をつき、懸命に騎士へ頭を下げるグレイス。

 だがグレイスは忘れている。相手がだという事を。

 彼らは乾きに飢えているのだ。

 喰らえども喰らえども、決して満たされぬ血という渇きに。

「罪はない?」

 怪訝な表情で騎士が言う。

「あ……ああッ! 私たちは何もしていない! 夜襲にも参加していないッ!」

 だがその表情を見る限り、騎士にその願いが通じた様子はない。

「とぼけた事を抜かすなよ、ギルディア人。あるだろう、貴様らには罪深き大罪が」

「だ、だから私たちは……!」

「貴様はだろうが」

 グレイスの瞳が、これ以上ない絶望感に見開かれる。

 恐ろしい事に、脅しでも何でもなく、彼は本気でそう言っていた。

(──無理だ)

 あらゆる希望の糸が絶ち切れてしまった。そう思えた。

 己の生さえも否定されたのならば、もはや言い逃れる術はない。何を言ったところで無駄なのだ。

「神はそれをお許しにならない」

「か……神……? 何が神だ……ッ!」

 グレイスは呪わしげにその神を罵った。

 そんな神がいるならば、何故我らを創ったのだ。

 生きる事すら罰するならば、何故この世に生まれてきたのかも分からない。

 グレイスは、グレイスらを創り出したこの世の全てを呪った。

「それが貴様らの運命なのだ。どうあがこうと──」

「違うな。運命は、自らの力で変えるんだ」

 グレイスの声ではなかった。

 誰か、別の誰かがその言葉に反論した。

 そして先程の少年と同様、騎士の首筋にも、背後から一本の剣があてがわれる。

 だが少し違うのは、その剣が本気で彼の首を切り落とさんばかりに、強く強く押し当てられている事だった。

「ジハドとか言ったか。お前が騎士団の指揮を執っていた男だな」

「──あ、ひゃッ、ひぃぃぃぃ……ッ!」

 突然の出来事に、甲高い悲鳴を上げてジハドが仰け反って悶える。

 しかし一切の遠慮なく当てられた剣はそれだけで彼の首筋を易々と裂き、赤い筋が何本もジハドの首を伝った。

「動くと死ぬぞ。本当は、今すぐにでも殺してやりたいぐらいだ」

「……ウェインッ!」

 グレイスは驚きと同時に歓喜の声を張り上げていた。

 一体どこから身を現したのか、そこにはウェインの姿があった。

 生きていたのだ。そして彼はいま、こうして騎士の身を背後から拘束している。

「さあ、早くこの子を」

「あ、ああ……! ありがとう、ありがとうッ!」

 ウェインが少年を助け出せと目で合図を送る。それを機にグレイスも我を取り戻し、硬直したジハドの手から慌てて少年を救い出した。

 幸い、少年の首筋に目立った傷は見当たらない。けれども手加減なくジハドに殴られた後頭部の傷は、思いのほか深かった。致命傷にはならないだろうが、手放しで安心出来るほどの傷でもない。

 とはいえ、それまでの絶望的な状況に比べれば考えられない事態の好転だった。少年の命はいま、ここにあるのだ。鮮血に染まった小さな額を丁寧に吹き、グレイスは少年の身体を思いきり抱き締めた。

「すまないな、もう少し早く駆け付けられれば良かった」

 少年の容態に一抹の不安を滲ませながら、ウェインが詫びる。

 しかし彼とて戦いの傷か、あらゆる部位に生々しい傷が浮いていた。剣で切りつけられたのか、所々に赤い肉が露出している部分もある。そんな痛々しい彼の姿を目の当たりにし、グレイスの目は細まった。

「それよりもウェイン、どうして──?」

「俺たちの作戦は失敗だ」

 ウェインは、単刀直入に答えた。

 あまりにもそれが至極明快であったためにグレイスも次の言葉に詰まってしまうが、ウェインはそんな様子を気にした風もなく、淡々とその先を続ける。

「連行される村の皆を救出したかったが、騎士団が体勢を立て直してからは、こちらは総崩れだ。反撃の糸口さえ掴めずに、何人かの人間は連中に捕らえ――いや、殺されてしまった。俺も逃げる事に精一杯で、とても助けてはやれなかった。すまない」

 大体の内容はすでにマスタッシュから聞いている。それは予想出来た答えだった。彼は謝るべき相手を求めてそう語るが、もちろんグレイスにウェインを責める理由などなかった。

 この若い青年は、十分に戦った。そして今もまた、少年の命を救ってくれたのだ。

 グレイスはウェインに心からの感謝の言葉を贈らねばならなかった。

「君が生きていてくれただけでも、嬉しい。本当に、本当にありがとう」

「いや、俺の事よりも皆の事だ。まだ多くの村人は騎士団に連行されたままで、状況は芳しくない。こちらも手勢をかき集めてもう一度態勢を立て直そうとしたが、結局は騎士団の追撃にあって方々に散っている」

 ウェインは、もう自らの弱さに屈したあの時の彼ではなくなっていた。

 生死を賭けた戦いが、彼の表情や仕草までもを一人の男に変えていた。

「俺は何とかそれを撒いて反撃の機会を窺っていたんだが──」

「く、くそ……ッ! 忌々しい、ギルディア人め……!」

「──おかげで、願ってもない大物が釣れたようだ。これで連中ともある程度の勝負が出来る」

 心底悔しそうに歯軋りの音を立てるジハドへ、ウェインが冷たく微笑みかける。そして手に持つ剣に再び力を入れ、暗黙の内に相手の行動を押し殺す。

 騎士団から奪ってきた剣だろうか。すでに何人かの命も殺めているのだろう。それは並々ならぬ迫力とともに、ジハドの身体を震え上がらせた。

「ひぃぃッ! まま、ま、待てッ、まだ死にたくない……ッ」

 立場は完全に逆転し、隊とはぐれ、孤立していたジハドの切り札も無くなった。

 もはや彼の命運は、この若き青年の手にのみ委ねられていると言って過言ではない。しかしだからこそ、今やそうしたジハドの物言いは、ウェインとって看過出来るものではなくなっていた。

「よくもぬけぬけと貴様……ッ! そう言った村の人たちをお前はどうしたッ? 焼き払ったのか! それともなぶり殺しにしたのかッ? どうなんだ!」

 今すぐこの男を殺してやりたいという衝動を懸命に押さえ、自制を働かせるウェイン。しかし彼の若い部分を抑え込むには、その刺激はあまりに強過ぎたと言える。

「お前たちのせいで、一体どれだけの人間が死んだと思っているんだ! 俺たちを追い詰めるだけ追い詰めておいて、それで最後は命乞いか? ふざけるなッ! 次にその口を開いた時は、このまま首を切り落とすぞッ!」

「ヒッ、ヒイ……ッ!」

 ウェインが本当に剣を滑らせたのだろう、ジハドの小さな悲鳴が聞こえ、それは刺すような痛みと共に彼の首に新たな傷を作った。

 言うまでもなく、ウェインは本気だった。

「ウェイン……」

「ああ、分かってるさッ!」

 たしなめるつもりで口を開いたグレイスだったが、逆に言葉を遮られてしまう。

 青年は怒れる純粋な心を沈めるべく何度も深呼吸を繰り返すと、深く目を閉じた。そしてグレイスへ向かい、出来る限り落ち着いた様子で口を開く。

「多分、襲撃に参加した面子もほとんどが騎士に捕らえられた後だろう。あとはそれを見つけ次第、こいつを使って皆を解放する。……それにしてもグレイス、あんたはどうして?」

「マスタッシュに、会ったんだ」

 すると今度はウェインの目が驚きに見開かれる番だった。

 それはそうだ。この広大な土地で袂を分かち、別々の目的で動いていた彼らが巡り合う可能性など無にも等しい。

「夜明け前、悲鳴が聞こえたんだ。マスタッシュの、最後の悲鳴が」

「まさか、奇跡……か? 信じられないな」

 ウェインは、感心したようにそれだけ呟いた。

 拘束されたマスタッシュや他の仲間が処刑されたのは、おそらく戦闘の騒乱が収束したあとの事だろう。ウェインはその後の様子を見る間もなく逃走に転じたわけだが、しかし馬の嘶きや罵声や悲鳴、ありとあらゆる喧騒の残滓はまだ色濃くその場に残されていたはずだ。にも拘わらずそこからマスタッシュの悲鳴だけをグレイスが聞き分けたとは信じられないような話だが、ひょっとすると、奇跡にも似た導きが彼らを引き合わせたのかもしれない。

 そう──例えるなら、のようなものが。

「だけど……良かった。あんたがマスタッシュを看取ってくれたのか。せめてもの救いだ」

 争う人の隙間、野営の篝火の先に見た、何名もの騎士に組み伏せられたマスタッシュの最後の姿。その時の様子を思い出したのか、ウェインは目を瞑り、亡き戦友へと祈りを捧げた。

「だが、あんたたちは運がいい。これでわざわざ山を降りずとも、また皆で暮らしていく事が出来る。マスタッシュが巡り合わせてくれたのかも知れないな」

「ああ……きっとそうだ。そう信じたい」

 グレイスもまた、友の最後の勇姿を想い出し、彼へと感謝の言葉を送る。

 村人の解放に当たっては、こちらに相手の指揮官がいる以上、騎士団とて無茶な真似はしないだろう。

 それにグレイスの見た限り、この指揮官は、自らの命を投げ出してまで任務を続行するの度量を持った男とも思えない。上手く騎士団を撤退させる事さえ出来れば、こちらの勝ちなのだ。ならば、それを試すだけの価値はあるだろう。無謀は無謀だが、少なからずの勝算も、今度は確かに存在するのだから。

 ただし、仮にこの作戦が成功したとしても、報復の矢は討たれるだろう。

 まさかエクセリアが、ギルディア人相手に撤退を余儀なくされ、黙って指をくわえているとは思えない。きっと彼らはすぐさま騎士団を編成し、その掃討に望んでくるはずだ。

 だがその時にはまた山を昇ればいい。もちろん環境は今まで以上に苦しくなるだろうが、この土地に生息する魔物たちが、エクセリアを阻む自然の壁となる。そこまで行けば彼らの追撃も容易ではあるまい。

 だからこれは逃走ではない。敵を退け、仲間を取り戻した上で、山を登る。

 そう、これは大いなる旅立ち。虐げられし者の、勇気ある旅立ちだ。

 それが、呪われし運命を断ち切る、新たな門出の一歩となる。

「──ウェイン、ここにいたのか!」

 するとそんな彼らの元へ、数名の村人たちが息を切らせてやって来た。

 騎士に捕われず、何とか逃げ延びた者たちだ。ウェイン同様、身体中に傷を負ってはいたが、その目はいささかも生気を失っておらず、彼らの士気も高い。

「みんな……! 追っ手から逃げ延びてこられたのか!」

「ああ、だいたいこれで全員だ。後は騎士団に捕えられたんだろう。しかしその騎士団も仕事を終え、そろそろこちらへ引き返して来る。どうすればいい?」

 残存する人間をかき集め、偵察を終えて来たらしい。その中の一人はウェインとの再会もそこそこに、敵の到着を告げた。

 おそらく、はぐれた指揮官ジハドを探しに戻ってくるのだろう。

 その報告を聞き終えたウェインは、自信たっぷりに頷いた。

「大丈夫、こちらにはこの盾がある。こいつさえあれば、連中とも互角以上の立場が取れる。一方的にやられるなんて事は、もうないはずだ」

 そして怯えるジハドを、ぐいと彼らへ見せつけてやる。

 予期せぬ収穫を前に、揃って歓喜の声を張り上げる村人たち。

 今日も再び山々の向こう側へ、雲の中の太陽は身を沈めようとしている。

 少年と騎士、すれ違う親友、そして聖戦に抗う勇者たち。

 奇妙な引き合わせの力による、彼らとの必然ともとれる奇妙な再会。それぞればらばらになっていた糸が再び、運命の力によって固く結び合わされてゆく。

 そう──まるでそれらがして。

 だがもはや、後戻りは出来ない。固く結ばれた細い糸が、二度と解かれる事のないように。

 固く小さな塊となって、一つに結びついた彼ら。

 絡み合う糸はいま、強く一つに結ばれた。

 まるでか細い糸が切れてしまいそうなくらい、強く、強くに。

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