第10話 筋トレの伝道師

 アレグラ、いや、アエリアさんに案内された部屋は思っていたよりも広く、天井も高かった。横幅は両手を広げても十分動き回れるぐらいの幅があるので3mぐらいはありそうだ。それに対して奥行きはその倍以上はありそうだ。部屋に入ってすぐ横に少し大きめの洗面台があり、その横に仕切りなく洋式のトイレがあった。だが、洗面台の蛇口にも洋式トイレにもハンドルのような物が無い。そう言えばこの学校の外にあった蛇口にも無かった。


 どうやって水を出すんだ?


 下手に触って蛇口を壊すのはまずいので、できるだけ触らない様に蛇口の周りを調べる。センサーになっていて手をかざすと水が出てきたりするのかも知れない。


 でなかった。後で聞くしかないな。


 部屋の中には2人用のソファーと小さめの丸いテーブルがあり、ソファーの向かい側に簡単な勉強机の様なものと椅子があった。その奥に壁に沿ってベッドが置かれ、その反対側に箪笥が置かれている。机には引き出しがあり、開いてみるとその中には何も入っていなかった。ついでに奥の箪笥の中も見てみる。


 箪笥は下に普通の引き出しが3段あり、その上に両開きの扉があり中にハンガーがかかっていた。机と同じで中は空っぽだ。反対側のベッドは木でできた重そうなフレームにずっしりとしたマットに布団が敷かれている。その上には布団ではなく厚めの毛布の様なものと横に長い枕が置かれている。


 俺はソファーの前にあるテーブルをのけて筋トレできるスペースを確保する。腕立て伏せの姿勢になってみると着ていた水色のローブの袖や裾だけでなく、胸元から全てがだらんと垂れて邪魔だった。


 脱ぐか。


 ローブを脱いで一応、箪笥のハンガーにかけて置く。すると、扉の内側に鏡があった。そこに映った自分の顔と体に絶句する。


 顔は少年の様な顔で、完全に外国人だ。良く言うと英国貴族というようなイメージ。悪く言うと空手映画の敵側の少年と言う感じだ。その少年の顔は太い首と肩、そして胸、腹と分厚い筋肉の上に乗っかていた。正に乗っかっているというイメージだ。


 いいねこれ。いいね。


 最初は顔に驚いていた俺だが、その興味は直ぐに筋肉へと移っていった。鏡を見ながら自分の体を触っていく。こんな時に考えるのは筋トレスケジュールだ。何を何回やって次に何をするか、考えるだけで俺の顔は綻んでいく。鏡の中の少年の顔もさわやかに微笑んでいた。


 おお、そうか俺はおっさんじゃなかった。以前ならキモいと言われていた俺は今はさわやか少年だ。なんだか不思議だが悪くはない。だがこれから俺はどうしていこう。この世界で何をしよう。


 俺は何か大切な事を考える時は筋トレをしながらと決めている。だが今の体では自重だけでは筋トレにならないので、ベッドの上にソファーと箪笥を乗せて、その下に入って腕立てをしてみた。


 うーん、いまいちだ。


 片手でやってみる。


 うーん、まあこれでいいか。


 片手の場合は単なる筋力というよりはバランスが重要だ。ベッドの上のソファーと箪笥を落とさないようにと思うとちょっと楽しくなって来た。


 で、考えてみる。


 テーマはこの世界で俺が何をするか、とても大事な事だ。筋トレでも何でも目的意識が大切だ。と、俺に教えてくれた親父は、俺と同じように筋トレのやり過ぎで命を落とした。まあ、そういう血筋だったのだろう。


 俺が筋トレしながらしか大切な事を考えないのは、無駄に色々考えないようにする為だ。答えはいつもシンプルなもの。俺はそう思っている。真剣に筋トレをしていると、深く何かを考える事ができない。当然だ、筋トレしているんだから。


 で、考える。俺が何をするかを。


 ……筋トレかな? やっぱ筋トレしかないな。


 俺自身も筋トレをしながら、この世界に筋トレのすばらしさを伝える。そんな事ができたらいいな……


 あれ? これいいんじゃないか?


 そう、言うなれば筋トレの伝道師、ザビエル的なあれだ。


 おお! やっぱり答えはシンプルだ!


 アエリアさんという女の子は魔法が使えるらしいが、筋トレは知らなかったようだ。この世界では筋トレはマイナーなのかも知れない。健康にいいのに……。でも、そうだとすると俺にも生きる道があるというものだ。筋トレで飯を食っていく。いいね。それ、いいね。


 俺の生きる道が決まった。だから、もう考えるのは止めよう。今は肉が届くまでの間、筋トレに集中すればいいのだ。


 ああ、楽しいな。筋トレ最高! 筋トレ最高! 筋トレ! 最高!!




 ピエトロが今後の生き方を決めていたころ、中庭では各校舎の代表、6人の星とそのルーナが集まっていた。現在の星達は全員が女性。だがこれは特に珍しいことではない。事、魔法においては一般的に女性の方がその才能に恵まれる事が多い。魔力の源である下腹部にある器官。スクロウルモの窪みと呼ばれる器官が女性の方が大きいからと言うのがその理由だ。そのスクロウルモの窪みから下腹部を伝わり魔力は全身を巡る。


 魔力の絶対量が違うのだから男性が女性の魔法使いを超える事はなかなか難しい。そういう意味でオロロッカに所属する4人の男の子はとても優秀な魔法使いであると言える。


 そして、その説を己の体で証明しているのがジョーヴェである。ジョーヴェこと、デボラ・バルトリの身長は183cm、そしてその身長は毎年伸びているという。体の大きさが魔法使いとしての強さの全てではないが、強さの大きな要素であることを誰もが理解していた。理解はしているが、自分の努力だけでどうしようもない性差、そして体格差に多くの生徒達が思い悩み、苦しんでいる。


 アエリアこと、アレグラ・カルデララもその一人だ。


 「この使途は私、エレオノーラ、そしてオロロッカのメンバーで倒し、そして持ち帰ったものです。これが使徒であるかどうかの判断は魔法局で行われるでしょう、それまで自由にご覧ください。もちろん触っていただいても問題ありませんが、息の根を止めているとはいえ何が飛び出すかわかりませんので十分注意してくださいね」


 アレグラはにこりとデボラに微笑みかけ、その表情のまま辺りを見渡す。自分の発言がデボラだけに言ったのではないという意味だ。奉納台の反対側にエスロペであるシラ・ロンヴァルデニの姿を見て一瞬視線を止める。その横にいるミアルテのピア・コロナロには目もくれず、シラを見つめた後、顔の向きはそのままに視線だけでシラと奉納台の上の使徒の亡骸を見比べる。シラがその自分の視線に気づき、眉間に皺を寄せるのを確認してからアレグラはゆっくりと視線を上に向けた。


 中庭に面した2階から5階までの校舎全てに生徒達が身を乗り出して自分と使徒を見守っている。それは感嘆と恐怖と自分に対する憧れの眼差しであった。


 気持ちいい。こうでなくては。私はアエリア、この学園を代表する魔法使い。そして、間もなく大陸全土にこの名を轟かせる。世界が私を知ることになるのよ。


 「すごいな。こんなに巨大な使徒を見たことがない。こんな化け物、私では倒すどころか生きて逃げ帰る事も難しい。ところで、この巨大な化け物をどうやって倒し、どうやってここまで運んだのか詳しく聞かせてはもらえないか? 私が聞いた情報では、アエリア、お前達だけでなく見かけない少年が1人で運んでいたと言うのだがそれは本当なのか?」


 デボラが自分を見ようともしないアレグラを見下ろす様に質問する。この学園でアレグラの事を様でもさんでもなくアエリアと呼び捨てにするのはこのデボラだけだ。


 自らの絶対的な強さを背景に己に対し不遜な態度をとるこの大女の事をアレグラは憎んでると言っても過言ではない。一方的な恨みだという事はわかっている。だが、だからこそ、その恨みの根は深い。


 「おかしな事を言うのね、ジョーヴェ。その見かけない少年が私達を手伝っていたとして、あなたの言うこの巨大な化け物をその少年が1人で運んだなんて話を本当に信じているの? あと倒した方法をこの場で教える気はないわ。これは私とエレオノーラ、そしてオロロッカのメンバーとアレグラの生徒たちの日々の研鑽の結果よ。でも見るのは自由。存分に見てちょうだい」


 アレグラはさらっと、極々自然にジョーヴェを呼び捨てにした。自分の立場が上だという事をはっきりと示すために。だが、当のジョーヴェはそんな事は意に介さない。


 「そうか」


 それだけをアレグラに告げると、アレグラ達には興味は無いと言わんばかりに背を向けて奉納台の上の使徒に近づき覗き込む。内心、冷や汗をかきながら、なんとか声を震わさずに言ったジョーヴェという言葉を、本人に完全にスルーされ、恨みの感情が怒りへと変わり自分の体を巡るのを感じるアレグラだが、その感情を全く表に出さず耐える事ができるというのが、アレグラの最大の強みであった。


 そのアレグラの左手をぎゅっと握る者がいる。自分の左後ろに立ち、自分以上にジョーヴェを恐れながらも、自分以上にジョーヴェを恨む者、愛しいエレオノーラの手が震えるように自分の手を握っている。


 私、許せません。


 エレオノーラがそう言っている事が手に伝わる力だけでなく、エレオノーラの体を流れる魔力を通じて感じる事ができた。そんなエレオノーラの事がアレグラは愛おしい。血を分けた姉妹では無いが、それよりも強い絆がある事を感じていた。エレオノーラが遠慮なく自分の手を握り、自分がそれを無条件で受け入れているという事意に全てが含まれている。


 魔法使いは常に体中に魔力を巡らしている。それは、体を保護する為でもあり、常時発生する魔力を発散する為でもある。そしてその魔力は自らの感情や思考によって微妙に変化する。つまり、体に触れる事で互いに何を感じ、何を考えるのかを感じあう事ができるのだ。それ故、魔法使いは体に触れられることに敏感になる。指先であろうと、毛先であろうと、触れる事を許すという事は心を覗かれるという事と同義なのだ。


 家族や愛する者同士。他人の体に自由に触れる事ができるとはそういった関係である事を示している。


 デボラが自由に巨大な使徒を覗き込み、その亡骸に触れているのを見てアレグラの前に歩み出たのはエスロペのシラと、ミアルテのピアだ。2人は自分たちのルーナを残してやって来ると、アレグラに目で挨拶をして使徒の亡骸を見た。そして目の前に横たわる巨大な使徒の迫力に息を呑む。


 「これをどう見る?」


 先に来ていたデボラが振り返ることなくシラに話しかけた。


 「この眉間の傷がおそらくこの使徒の頭蓋を突き抜けて脳に達したというように見えますね。でも、そんな事ありえないわ」


 シラもデボラを見ずに答える。だがそれはデボラがそうしてきたから、自分もそうしたという事ではなく、目の前に横たわる巨大な使徒の亡骸に刻まれた致命の一撃の痕を見て視線を逸らすことができなかったのだ。


 「ああ、使徒の体に傷をつけるだけでも相当の魔法だというのに、この傷は狙ったようにここにしか傷がない。以前、私が全力で放った魔法ではその制御ができず、一部しか持ち帰ることができなかった」


 シラと同じく視線を逸らすことができないデボラは、焦げ跡一つないその傷口がどのように作られたのかをずっと考えていた。考えていたが何一つ答えが浮かばず、横に立つシラに思わず質問してしまったのだ。


 「アエリアさんは何と?」


 「アエリアは何も言わなかった」


 「でしょうね……」


 シラも傷口を見て言葉を失う。自分が使える、いや、自分が知るどの魔法をどう使ってもこの傷にはならない、それがすぐに理解できたからだ。自分も横にいるジョーヴェであるデボラ、この学園最強の魔法使いにも分からない事が、アエリアには分かっていて、しかもそれを実現できる。その状況を頭では理解しながらも、それを認める事を心が許さなかった。


 「私、用事を思い出しました」


 シラはそう言うと無言のまま歩き出した。


 「あ、待ってよ、エスロペ」


 そのシラの後をミアルテのピアが追いかける。エスロペは最初に居たミアルテの塔ではなく、その隣のエスロペの塔の入口に速足で向かい、塔に入る直前で中庭を、使途の亡骸を、そしてアエリアを振り返った。そこには真っすぐこちらを見つめるアレグラが居て、瞬きもせず自分を見つめている瞳と目が合った。数秒、ほんの数秒ではあったが、それ以上目を合わせる事ができなかった。


 完全なる敗北。そして謎。自分の前に突き付けられた現実に、シラは目を逸らす事しかできなかったのだ。直ぐに向き直ったシラは、ミアルテと共に塔に入り、待っていたルーナ達と塔の階段を駆け上がる。


 その様子をアレグラと共に見つめていたデボラは、自分より弱くはあるがアレグラに匹敵する切れ者であるシラが舌を巻いて退散した事に驚きを隠せなかった。


 あのシラが敗北を認めた。


 振り返ったシラの目が敗北を認めていた事をデボラが感じたという事は、当然アレグラも感じているはず。いつもなら他人の事など気にもしないデボラだが、シラと同じ立場の自分も心のどこかで既に敗北を認めてしまっている事に気づき、アレグラを振り返る異なくミアルテの塔を抜けて無言のまま学園の外へと駆け出した。魔神の森へと向かうために。


 振り返ったシラと、無言で駆け出したデボラを見たアレグラはこれ以上ない優越感に浸っていた。勿論そんな様子は顔にも態度にも微塵も見せない。だが、その瞳の奥に秘められた感情を、アレグラの手を握るエレオノーラにだけは余すところなく感じ取っていた。


 おめでとうございます。アレグラ様。


 この瞬間をどれ程待ち望んだことか。エレオノーラの瞳にはうっすらと涙が浮かぶ。それは、これまでのアレグラの苦悩を見てきたからだ。魔力でデボラに負け、人気でシラに苦汁を舐めさせらた時もアレグラはぐっと堪えてこれから自分はどうすべきかを一人で悩み続けてきた。そんなシラに自分ができることは傍にいることだけだった。


 何かあれば自分が身代わりに。ある意味、今回の事はそういった自分の覚悟があったからこそとも言えなくはない。


 良かった。あの時、怯える体を奮い立たせてアレグラ様の後に続くことができて。


 命を落とすほどの怪我をしたエレオノーラであったが、今、目の前で起きた事で全てが報われた気持ちだった。そして直ぐに思い直す。アレグラの発言を。あの化け物を倒し運んだのがアレグラ様と自分とオロロッカのメンバー達だと言い切ったアレグラの発言の意図を。


 オロロッカのメンバーに聞いた話では、あの時の異端者がこの学園に居るらしい。しかも基礎学年に入学したと言う。少なくともあの異端者の事は秘密裏にしなければならない。何人もの生徒に既に見られている様だが、そこから出た話は全て噂だったという事で抑え込めるはずだ。だが、これ以上の情報を与えるのは得策ではない。


 ではどうする。


 アレグラ様の目が届かない場所を自分とオロロッカのメンバー達でカバーし、アレグラ様の考えた事をできる限り完璧に達成する。それしかない。


 「アレグラ様」


 エレオノーラは覚悟を決めてアレグラの名を呼ぶ。


 「行きましょう」


 アレグラがエレオノーラの覚悟を感じ取り、手を強く握り返した後、踵を返してアエリアの塔の中に戻る。エレオノーラとオロロッカのメンバーがその後に続く。その様子を遠巻きに見守っていたメルクーリオとサトゥルノは静かに塔の中に戻った。




 岩山を滑り降り、森の入口の広場に戻ったデボラはまだ森の入口で頑張って採取をしている下級生たちを見てまだ自分にも時間が残されていると自分の焦る気持ちを落ち着ける。自分にできる事は時間ぎりぎりまで森の中を散策し、あの巨大な使徒には及ばないとしてもあの傷の痕の謎に少しでも迫ることだ。


 学園最強などと笑わせる。


 何か恐ろしい力が撃ち込まれたかのようなあの傷痕。アエリアが得意な魔法は光や熱系。だが、あの使徒に焦げた痕は全くなかった。という事は熱ではないという事だ。熱ではなく、それほどの衝撃を与える魔法。自分が得意な木の魔法であれば固くした木を突き刺したり、サトゥルノが得意な土の魔法であれば岩を飛ばすことができる。もしくはメルクーリオの水の魔法で氷柱を突き刺すという方法でも焦げ痕なく大穴を開ける事が出来るかもしれない。


 だが、相手は使徒だぞ? 幼体ではなく、巨大な成体の!?


 実際、傷痕の周りの部分に触れてみたが、骨だけでなく生えている毛ですら鋼の様であった。剥きだしの瞳ですら固い鉱石の塊のように輝いていた。


 不可能だ。


 この学園の生徒の魔法であんなことは不可能だ。ありえない。


 その不可能な事をアエリア達は成し遂げたのだ。これはこの国どころの騒ぎではない、大陸全土、全ての魔法使い達にとって大事件だ。このまま、何もしないでじっとなどしていられない。自分に同じ様なことができるか試すしかない。いや、試す以外にこの今のモヤモヤした気持ちを抑える術がないと言った方が正しいだろう。


 デボラは魔神の森へと続く道を一人、奥へ奥へと走る。途中、自分の校舎の生徒達が自分に気づき、驚いて後ずさり、自分を恐怖の眼差しで見つめながらお辞儀をする。


 恐れられる自分。嫌な自分だ。


 本当はもっと校舎の皆と仲良くしたい。下級生達とも触れ合いたい。校舎の代表、星と呼ばれる立場でありながらそれを見事に実践しているのはミアルテのピアだ。アエリアやメルクーリオ達は下級生に舐めれているだけと馬鹿にしていたが、デボラはそうは思わない。誰からも親しくされるというのは素晴らしい才能だ。


 自分のルーナにすら恐れられているデボラはそういう意味でミアルテの事を自然と目で追う事が度々ある。そんな時、自分が見ている事に気づいたミアルテは怯えることなく笑顔を返してくる。エスロペの様にミアルテと仲良くなりたい。デボラはいつもそう思っている。だが、今はアエリアだ。


 勝ったと思っていた相手に負けるのは結構くるな。


 つまらない感情だとは思うが、それが自分の力を伸ばすきっかけになるなら、その気持ちも大事にしよう。どんな事をしても強くなりたい。だからこそ巨大な使徒を倒した方法を理解したい。何も思いつかないなら自分にできる事を全て試すしか方法はない。使徒を相手に本当にそんな事ができるかを試すしか。


 デボラは自分の拳を握りしめながら森の奥へ奥へと走った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る