ずいぶん長く生きてきて、大抵のものはのらりくらりと躱せるようになってきた。それでも、世の中には敵わないものがあるものだ。そう、時々思ったりもする。思春期のおんなの子と、対面することになったりしたら無条件に降伏しても逃げられない気がする。それこそ、目から一撃必殺のレーザー光線をだしてるんじゃないかね、という気がするもんだ。まあ、世の中というのはそういう不条理なものだと、思わさせられたりする。