第1976話:テンプル・ディボート〜着替え〜
今日はどの
クローゼットで冷えているそれらから一つ選んで着る。
ピリリと冷えた表面と触れる感覚がなかなかに心地いい。
他の服で早めに済ませておきたい用事はなかったことを三度確認し、クローゼットを閉じる。
そろそろ新しい服があってもいいかもしれない、帰り辺りに見繕ってくるのもいいな、と身嗜みを整えてから外へ出た。
日課である近所への顔見せの散歩をし、調子を確認するための軽い運動をしてまだこの服がしばらくはもつであろうことを確認してから街の方へ向かう。
段々と暖かい季節になってくるであろうことを感じ、服の手入れは念入りにしないといけない季節も遠くないということに気がめいる。
その時期までに服を増やして夏季を越えられそうにない服はさっさと処分してしまおう。
今朝考えていたように、新しい服を見繕わなくてはならないようだ。
しかしこの時期に新しい服を見つけるのはなかなかに大変だ。
この時期は皆サイズが分かりづらくなるんだよな。
昔多分このぐらいだろっていって着てみたらぶかぶかで処分に困ったこともあるのが失敗体験になっている。
やはり夏季まで待って服のサイズ感がわかりやすくなってから探すことにしようかな。
いやいや、その時期になって着る服がないとなったことも何度かある。今のうちにいくつかに当たりをつけた上で、もう少し薄着になる時期に確定するという形で服を選ぶことにしよう。
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