第1454話:ケルジ・ガリャク~災害現場~
「今日の現場は?」
「爆発粉塵が爆発したらしい、部屋は封鎖されていたから爆発した量に比べて被害は少ないが、まだ爆発してない粉塵が残ってるかもしれないから慎重に行くんだ。封鎖はすでに解かれている、追加で爆発したりしたら大変なことになってしまうぞ。引火しても全部が爆発するわけではないからな、まだ残っている可能性がある」
「うわぁ、あぶねぇなぁ」
「爆発粉塵の無効力化と回収が今回の目的だ。気を付けろよ」
爆発概念の回収は危険なものだ。
ありとあらゆる概念粉末は便利でもあるがトラブルの元だ。
その中でも特に爆発の概念粉末は危険度がトップクラスだ。
「うわぁ、こりゃあひどいな」
現場到着したわけだが、爆発元が地下室だったこともあり、建物はすべて吹っ飛んでいる。
「被害は少ないとは?」
「報告にあった量がすべて爆発していたら建物一棟どころかこの街がすべて吹っ飛んでたよ」
「まだ残ってるのか?」
「それを調べるためにも来ている。あれば回収無ければがれきの撤去ってところだ。あってもがれきの撤去はしなければいけないがな
「もう一度爆発させたらがれきも全て粉になって片付け楽になったりしないかな?」
「そんなことになったら雨が降って粉になったがれきと残ってる爆発粉塵が混ざって全部爆弾になるだろうな……」
「それは街が滅びそうだな……」
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