番外 ポケモンGO
本日、とうとう任天堂の人気キャラクター「ポケモン」を使用した携帯端末用ゲームアプリ
「ポケモンGO」
が配信された。いくつもの問題点を孕んだままである。
真っ先に考えられるのは、やはり路上での交通事故だ。
海外では頻繁に交通事故やトラブルが起こっているらしい。
そして日本人は、その経験を有効に活かす手段を持ち合わせていない種族だ。
「他人は知らないけれど、自分は大丈夫」
事故やトラブルに合う瞬間まで、そう考える種族なのだ。
政府も経済効果を期待しているのか、それ程強く注意を呼び掛けている訳では無い様だ。ポーズだけ注意喚起しているが、それを知って注意に気を配る日本人がどれだけいる事だろう。
恐らく遠からず、各地で交通事故が発生する事だろう。
願わくば、人命にかかわる事故がない事を。
さて、それに連動して問題なのはSNSの併用問題だ。
「〇〇でレアポケモンゲットしたぜ」
こんな書き込みがされれば、一も二も無くそこへ殺到するだろう。
そこは進入禁止区域かも知れない。そこは他人の敷地内かも知れない。そこは人里離れた寂しい場所かも知れない。
しかしゲームに夢中な少年少女たちは、それが犯罪と言う事も、それがどれほど危険かすらも顧みず、「自分は大丈夫」等と根拠のない自信を以てそこに向かうのだ。
親は厳しく注意喚起する必要がある。
実際に海外では、それで待ち伏せていた強盗に襲われたと言う例があるのだ。日本で起こらない等、到底考えられない。
ただでさえ、路上でのスマートフォン使用にはトラブルが多発しているのだ。このゲームが配信され、子供達へ爆発的に広がれば、どれ程のトラブルが多発する等想像に難くないのだ。
その他にも、今は浮き彫りとなっていない様々な問題を内包しているに違いない。そしてそれに対する備えを、日本人は持ち合わせておらず、また準備する素振りすらない。日本人は問題が起こってから腰を上げる「事なかれ主義者」の集まりなのだ。
自分の身は自分で守る。
比較的安全な国とされる日本だが、危険なのは何も武装した犯罪者だけでは無いのだ。
それを肝に銘じ、折角の話題作なのだ、それが廃れてしまわない様にしてもらいたいものだ。
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