16g分のシロップを飲み干そう!

 突然ですが、私は極度の社会不適合者です。

 そりゃあ、自ら「きもおた」と名乗るぐらいだから、相当なものです。

 一応、会社員として働いてはいますが、いつも社会との疎外感を覚えながら、おっかなびっくり日々を生きています。

 要するに、ダメ人間です。

 空気を読め! と、

 ステレオタイプであれ! と、

 そう迫る社会に辟易している訳です(ちなみに私は個性って大事だよね! っていう社会の風潮は嘘っぱちだと思っています。だって日本人は本音と建前を使い分ける民族だから。空気を読めってそういうことでしょう?)。


 そんな人間に救いはありません。


 どこまでも腐って、腐って、腐り果てて終わりです。

 でも、そんな奴に寄り添ってくれるバンドはしっかりと存在します。


 それが、syrup16gです。


 ポップなメロディーに耳を疑ってしまうような衝撃的な歌詞。

 はっきり言って、普通に人生が楽しい人は絶対に受け付けないでしょう。

 あんな凄い曲を書けるのは、我らが五十嵐さんだけです。

 そして、それがぜんぜん嫌味じゃない。

 等身大のダメ人間として僕らに寄り添ってくれるのは、五十嵐さんだけだとおもいます。

 救いは無い。

 でも、べつにいいじゃないか。そのままで。

 そう、思わせてくれるバンドです。


 駄文、失礼しました。

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