第1話 9月16日に
今まで全然投稿しなかったのは、僕が自分自身の性質をよく理解してなかったからである。
『飽きっぽい』
『面倒くさがり屋』
『忘れんぼ』
『欲望に忠実』その他諸々...
挙げればキリがない程、マイナスな性質ばっかりだ。よく理解してなかったからではなく、分かっていた上での行動なのか。
今書いているのも、気分が向いただけだし、継続する気は(今のところは)無い。
しかし、ちゃんと小説の設定を濃くする、しっかりするというのは、微々たる物といえど進んだ。まだまだ、煮詰める事は必要だし、納得のいっていない部分もある。
だから、また書き始めるには時間がかかるはずだ。言い訳にしか聞こえないが。
でも、よく考えてみろ。待ち人なんかいないんだ。
全く、何を言ってるんだ。誰も見てやいないだろう、通りすがる広告程度にも注目されていないだろう。なんかなーこれ。程度にしか思われてない。一体全体、誰に、何を、求められ、与えなければならないと思っている。馬鹿馬鹿しい。自意識過剰な人間じゃないか。
書き始めは楽しかった。
書き始める前の間に沢山の考えが浮かび、書きたいという気持ちが、考えを出すエネルギーとなった。
でも
<振り返ると>
非常に安易な考えによって生まれたエネルギーで、自己中心的、かつ、世間知らずだった自分が空回って、舞い上がって、書いていた。
ただ、それだけに過ぎない。
何も美しく無い。むしろ、虚しい。
ただ幼稚だっただけだ。ただ阿呆だっただけ、ただただ何にもわかっていなかっただけ。
だった。った。
いや。そうじゃない。
である。い。
これは、今もだ。
今だって、昔の自分を今の僕がどうこう言える立場じゃない。
なんら変わってない。
取るに足らぬ知識とも呼べぬ記憶が、塵の様にただ重なっただけだ。
自己満足の塊みたいな僕は、ここだけにして。
本当に、好きで、極めたくて、上を頂上を目指したいのなら、もっともっとだ。
もっともっと。
日々 紅暁 凌 Kogyo Ryo @kogyo-ryo
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