140字の言葉たち【16】
*
機能不全な部品とレッテル貼られても
無地に色塗るようで
頑なに わずかに 陽の光に似て
夢のカケラ集め 抱き寄せて 手繰り寄せて
ムリした顔で笑う、君の顔は痛々しいが
諦めることなく 投げ出さず
前を向くあなたは 時を重ねて光輝く
その本音の笑顔は、まるで光のようで
*
瓦礫、我楽多、砕いてさ
無かったことにするの?
音の摩擦、無造作の悪意
全部、星屑に返して
本音ひっくり返して
キラキラした笑顔の裏側ってヤツを
探すことに必死だけど?
苦しいこと
嬉しいこと
全部、受け止める覚悟あるから
眩い超新星より輝く
そんな君のことなんだよ
*
風に舞って花弁
枯れてしまって
もう誰も待っていなくて
そして誰もいなくなって
願った夢は風化して
砂に流れて消えて
風化して 朧
ボロボロで
そして花は散り
もう君の事は忘れたの
ただ楔打たれたようで
花弁の向こう側で
誰かが待っていてくれるような
そんな錯覚だけ残して
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