応援コメント

第12話:赤髪の将」への応援コメント

  • この度は企画参加ありがとうございました。
    ここまで、大変楽しく拝読させて頂きました。

    お読みした中で、個人的に最も良かったと思ったのは戦闘シーンです。
    一つ一つの動作の意味を丁寧に解説しながらも、必要最低限の端的な表現に留めてテンポを損なっていません。
    文章の長さも、戦闘シーンでは特に短文を多く用いているのもテンポを維持する工夫の一つでしょうか。

    映像的な描写もいいですね!
    鵺丸vs幸成戦での黒蛇や霜葉などは、読みながら映像が無理なく頭に浮かんでくるようでした。
    影狼vsライ戦、
    「その煙は、振りぬかれた影狼の足を追うようにして、回し蹴りの軌道を綺麗に描いて」
    この辺りの表現には思わず舌を巻きました。

    一方、もう少し詳細を知りたいな、と思ったのは登場人物の描写でしょうか。
    容姿や風貌の説明が少なく感じたので、初登場時だけでももう少し詳しく描写して頂けたらイメージし易かったかなぁと思いました。

    作品の印象としては、説明欄にダークファンタジーと銘打たれていたのでもっと重々しい雰囲気を予想していたのですが、実際はかなりライト寄りかな、と思いました。
    空行率や改行率も、ラノベに近い、今風の読み易い校正になっていましたが、ライトな印象を受けた一番の理由は現代風の口語表現です。
    私も戦国小説はよく読むのですが、歴史ものですと、セリフ部分には「お前→お主」「言う→申す」などの単語が用いられることが多いですが、御作においてはほぼ現代の口語表現と差のない言い回しでした。

    歴史的な言い回しですと、雰囲気は出ますがとっつき難くなりますし、現代風であればその逆、いずれも長短あるのでどちらが良いという話ではないですが、ダークファンタジーというキャッチからはもう少し重厚なイメージを抱くので、ライト寄りが好みの方からはもしかすると敬遠されるかも知れません。
    ノリや世界観はナルト、カバネリ、サムライチャンプルーあたりの作品に近い気がしたので、「和風ファンタジー」「和風活劇」あたりの表現に留めた方が、御作に合った読者様の目に止まるのではないかな、と思いました。

    以上、あくまで個人的な感想ですので、こんな意見もあるな、程度に参照して頂ければ幸いです。

    一章までの予定が、対ライ戦の結果が気になってついつい二章まで読んでしまいました^^
    この先も非常に気になりますが、なるべく多くの作品に目を通したいと言う事で、この度はここで一旦切り上げさせて頂きます。
    作品自体は文句なく良作だと思いましたが、評価の方は、まだ序盤でレビューも中途半端になりそうなので、この度は★だけで失礼させて頂きます。
    フォローは残させて頂きますので、また落ち着きましたら続きも拝読させて頂きたく存じます。
    今後とも、執筆頑張って下さい!

    作者からの返信

    素敵な企画、そして★&コメントありがとうございます!
    この作品はナルトの二次創作がもとになっているので、雰囲気が近いと言っていただけて嬉しいです。