これ単体で読んでも非常に素敵な物語なんですが、作者様の別の短編も一緒に読んで欲しいのです。 この二つを合わせると尊くも儚い、そして罪深い心のスレ違いの妙を感じ取ることができます。間違い有りません。 でもそんな! それはあまりにも残酷というか、辛い……辛い……とにかくこの作者様の「名前も知らぬ花なれど」と合わせて読んで下さい。 間違いなく変な声を上げつつ悶絶できることでしょう。 それでも尊くて切ないと思うんですよ……。