つばめと郵便局

冬を鼻先でツンと感じて、

春について考えた。



毎年、春になると

近所の郵便局に小さなツバメの巣ができる。


ツバメが感じさせる「春の訪れ」と、

郵便局が感じさせる「便り、贈りもの」


ツバメの赤い蝶ネクタイと、

郵便局の赤いポスト。


ここまではるばる海を渡ってきた

冒険家・ツバメ。

これから大旅行に挑む

たくさんの小包み。


心愉しく、愛らしく、そして壮大。

割と好みの組み合わせ。

ツバメと郵便局。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

がらくた小箱 あくび @iwa_na914

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ