やい、カクヨム作家ども! どうもありがとう!

おおさわ

オッサン。カクヨムに書く!

 酔っている。

 酔っ払っている。

 酒の上での戯れ言と、許して欲しい。

 何故なら、既に。


 ビール飲んだ。

 チューハイ飲んだ。

 ウィスキーをハイボールにした。

 シェイカーで、ソルティドッグ作った。

 ウォッカの他に、ジンがあった、オレンジブロッサムも作った。

 チェイサー? 知らんな!


 ああ、明日の朝が、楽しみだぜ、最悪サイコーの目覚めだろうぜ!


 酒好きな俺ことオッサンは、カクヨムが好きだ。


 災害に、生活に、仕事に、家族に、人間関係に、疲れて、疲れ切ってしまって、立ち上がれなくなって、燻って、人の創る作品に、妥協し、笑い、毒づき、次第に、俺ならこうする! って、既製品を否定するだけの毎日。

 自分では、何もしなくなっていたくせにっ!

 

 カクヨム。

 それを目にしたとき、俺は何かに突き動かされてしまった。

 もう失っていたはずの種火が、燃え上がってしまった!


 カクヨムが好きだ!


 他の作家さんと出会い、言葉を交わし、繋がりを持ち、その作品を読んでしまった場だからだ!

 楽しいよ! 充実を感じるよ! 俺、書いていいんじゃん! って思えたよ!

 正直、浮かれちまってるよっ!


 ★がつかない? レビューがつかない?

 そういうこともあるだろう。

 だが!


 それは、己を映す鏡ではないか?

 君は、★を投げたか? レビューを書いたか? フォローしたか? 自分のフォロワーは、今、何人だ!?

 カクヨムに、我有り! そう声を上げたのか!?

 自分の存在を、主張したか!?


 俺は、カクぜ! ヨムぜ! それが、カクヨムだぜ!


 ソレヲ『相互(笑)爆(笑)』ト言ウンデスヨ! プギャー!!


 あー。うん、あー、ね。

 君さあ、自分の作品を読んでくれた相手が、どういう人か、気にならないのかい? それが、書き手さんならさ、そういうレビューを書いてくれた相手が、評価の★をくれた相手が、作品を書いてるとなれば、気にならないわけがないだろう!?


 何故、って?


 人間に、他人に興味を持てないやつが書くのは、小説じゃない、只の物語だ!

 物語という言葉を貶めるつもりは、無い!

 だが、敢えて『小説』というくくりで、話をさせてもらう。

 小説とは、人と人とが紡ぐドラマだ。

 ドラマとは、人が動くことで生まれる。

 ドラマチックな小説だから、面白いんだ。


 人を知らずして、人を書ける? 人を書くべく、人を知れ。その為に、自分は、人は動かなければいけないんだ!


 他人の作品なんか、ジャンルの被らない作品なんか、自分より下手な作品なんか、読む価値なんて無い、本当に、そうか!?


 そこに、自分の改善点や、自分の未来の可能性を視ないのかい? リサーチをせずに、何故? 仕事が出来る!? 小説を書ける!?

 好きなものを書く。

 それは、とても大切な原点だろう。

 だが。

 好きなだけで続けられるんなら、それこそ、子供の思い描いた物語だろう。


 向上心を失ったら、それは停滞じゃない、後退だ!

 時代は! 時間は! 流行は! 作品は! ライバル達は!

 先に進んでいるんだぞ!?

 せっかくの自分の才能を、殺しているぞ!


 自作を書きたいなら他作を読め! 自作を読まれたいなら、レビューを書け!


 読んで、評価出来るなら、すれば良い!

 それを相互と呼ぶならば、呼べよ! 誰が、誹るものか!

 だから、ちゃんと読め! 爆だあ!? 読んでんだから、いいだろうが! 別に! 何を、恥じることがあろうか!


 不正? 知らねえよ! やり方なんざ! こちとらビギナーだ、っつうの。知るか! やりたきゃやれ! それでデビュー後、売れるんならなっ!


 で、他人を! 否定して! 否定して! 否定して!

 そんな汚い言葉で、一体、何を、この世に生み出せるんだい!?


 面白さを! 肯定しろよっ!


 ただの趣味だから、評価されなくっていい。読まれなくっていい。

 趣味か、うん、趣味なら、仕方ない。

 己が道を往け。

 それでも、君に寄り添う読者は、いる! 確実に!!

 胸に手を当てろ!

 作家デビュー! 印税生活! 夢想せぬとは! 言わせぬぞ!


 だがね、作家が、人里離れた山奥で、人との関わりと断ち、己が思うがままに仕事をしていると思ったら、大間違いなのだぜ?

 働くとは、何だ? 漢字だ、人が動くと書いて、働く、だ。


 どんなに人が嫌いでも、どんなに会話が苦手でも、どうしたって、人とは付き合っていかなきゃいけないのが、この世の全ての仕事なんだよ!


 カクヨムが好きだ!


 カクヨムには、読者がいねえええええええええええええええwww


 だ・か・ら! 何だ! じゃあ! 作者が読者になれ!

 作者同士で読みあえ! 切磋琢磨し、互いを認め合え!

 確か、もう二万タイトル以上、アップされてるんだろッ!?

 じゃあ、ともかく人の数は充分じゃあねえか!?

 雪合戦が如く、★を投げ合って! その上で一番星を決めりゃあいい!

 結果! カクヨムが、作者しかいない蠱毒になったって? 俺は全然! かまわねえよ!?……いや、過疎っちまったら、困るケド……


 カクヨムが好きだ!


 これ、面白い。


 答えは、シンプルだろうが!

 頭に、心に、指先に、その想いを灯せ!


 だから!

 ただ、書き続けるだけではなく。

 いつか、書いていれば、自分を見つけてくれると信じるのではなく!

 良いものさえ書けば、誰かが認めてくれる、ではなく!


 勿体ないぜ! その才能ッ!! その作品ッ!!!

 埋もれていくなんて、俺が! 俺が好きなカクヨムが! 俺が好きな作品を書いてくれた作者さん達が!

 きっと! 絶対!! 許さない!!!


 叫んでくれ!

 自分は、この作品が好きだ! と!


 教えてくれ!

 この作品が好きな自分が書いているのは、こんな作品なんだ! と!


 撤退? エターナル?

 待て、頼む、待ってくれ。

 読まれないから?

 もう、書けないから?


 それは、駄目だ。

 俺にも覚えがある。それは、糧にならない。

 どんな作品でも、終わらせられる力を付けてくれ。

 つまらない、駄作、どんな評価を、自分で、或いは他人から受けようとも。


 終わらせる力は、いつか、きっと、君の力になる。


 分かるよ。その作品は、傑作の宝庫なんだろう?

 自分の中にある大事な、大事な、ものだよね?

 怖いよね。

 これが、駄目だったら、もう書けなくなる?


 いいや。

 それは違う。勘違いだ。断言する。

 必ず、違う作品を思いつけるよ、君は。


 ネタが枯渇することを恐れないで。

 実感したからこそ、俺は言えるよ。

 情熱が無くなることの方が怖いんだ、よっぽど。


 だから。

 書いて、書いて、書いて。

 終わらせて、次へ、進んでくれ。


 今日より明日の方が、きっと良いアイディアを生むはずだから。


 綺麗事、分かってる。

 時勢や、力量や、どうしたって、思い通りにならない作品は、必ずある。


 じゃあ、俺の恥ずかしくもどうしようもない実績を披露しようか?

 俺は無名でぼっちだよ? 他サイトで活動もしていない。つまり、信者も仲間もいない。そんな俺が、カクヨム発足時からの結果、部門別週間ランキングの最高位だけな。


 エッセイ8位、ファンタジー37位、SF54位、現代ドラマ110位。直近で上げた恋愛は、今日時点で8位。記憶が確かなら、これくらい。


 これをどう言えばいいのか、俺は分からないよ。誇っていいの?

 少なくとも、俺は、そこそこ読んで書いた、それだけは言える。


 そして、俺のが一番面白い、って、内心は思ってる。

 そこだけは、揺るがない。


 どうしても。

 頑張って頑張って、それでも、誰も読んでくれない、ってんなら。

 分かったよ。

 いつになるかは分からないけど、いつか必ず、俺が読む。今すぐ、って約束出来ないのは、本当、申し訳ないけど。

 でもね、そうはならない、って、信じてるんだよな。

 いや、確信してる。

 

 それが、俺が好きな、カクヨムって場だって。

 飽くまで現時点では。

 少なくとも、俺がカクヨムで活動する間は。


 俺は、オッサンで、リアルで創作仲間は、どんどん脱落していっちゃった。仕事が忙しくなったり、家庭を持ったり、子供が生まれたり。

 きっと、中には、まだそんなことやってんのか、って呆れているやつもいるとは思うよ。

 見返してやりたい、とは、たまに思うけど。ほんと、たまにだけ。


 俺はね。

 自分の生き方や自分の作品に、誰かを妬んだり恨んだりするような痕跡を残したくないんだと思うよ。


 酒を飲んだ上の、ほんと、くっだらない、俺の、俺だけの創作論、いや、カクヨム論。

 読み専門の人を蔑ろにした内容だったかもしれません。雑で乱暴な言葉の数々もお許し下さい。ごめんなさい。


 あー、書いちゃった……きっと、これ、不愉快な人もいるんだろうなあ……

 フォローとか★とか、剥がされたりして(笑)

 うん、いいよ、それはそれで……


 もし、本当に、これ読んで、嫌な思いをしたんなら。

 分かった、消すよ。

 何らかのアプローチを、俺にくれ。

 その代わり、君の作品か、君の好きな作品かの、どちらかをひとつでもいい。


 俺に教えてくれ。


 最後に、お酒を、もう一杯。

 タンブラーには、再び自分で作った、塩の効いたソルティドッグ。

 しょっぱい野郎なんですよ、俺は、本当は。

 でも、それが、うまい、って、思えるし。

 思ってくれる人が、どこかに必ずいるもんだから。


 俺、書くの、辞められないんだよなあ。


 君は?

 君も、似たようなもんじゃ、ないの?

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