検証1 人気作はどんなタグを付けているのか?
6月23日付の総合ベスト50ランキングに掲載されている作品のタグをリストアップし、重み付けとして、1位のタイトルに付けられているタグには各々50点、2位のタグには各々49点、……として計算して、タグごとの数と点数を算出しました。
なお、続編など明らかに同一の作品である場合や、同じ作品で同一項目となる場合は、集計した著者が気がついた場合には、より高い順位の作品のみをカウントさせていただきました。
数 点数 含む数 含む点数
ライトノベル 10 282 ← ←
カクヨムオンリー7 207 9 238
短編 7 157 ← ←
ラブコメ 6 136 (恋愛)
ファンタジー 5 174 10 342
異世界 4 166 7 310
コメディ 4 109 ← 193
大学生 4 89 ← ←
異世界転生 3 136 ← ←
恋愛 3 96 12 283
勇者 3 81 4 131
魔王 3 81 ← ←
万人向け 3 57 ← ←
ハイファンタジー2 84 (ファンタジー)
コメディー 2 84 (コメディ)
主人公最強 2 75 3 125
ハーレム 2 69 ← ←
近未来 2 55 ← ←
剣と魔法 2 54 ← ←
ダークファンタジー2 50 (ファンタジー)
現代 2 22 3 56
お仕事 2 14 ← ←
含む数・含む点数は、たとえば「ファンタジー」には「異世界~」「ダーク~」など要素を含むものや表記揺れを含んだタグの数・点数です。(括弧)表記は含む数・点数において(括弧)の項目に該当するものとして算出しています。
これではわかりにくいので、(著者の感覚に基づくものですが)要素ごとに分類してみました。「ファンタジー」(ファンタジー要素と公式の種類)、「恋愛」(公式の種類と性・恋愛)「ラブコメ」(同)は同じタグを二重にカウントしています。ご留意ください。
数 点数
サブジャンル 25 652
ファンタジー要素 24 785
公式の種類 18 457
性・恋愛 15 414
書かれ方 11 308
(短編・一人称・毎日更新など)
ネット小説特有 10 441
(転生・召喚・VRMMO・俺TUEEEなど)
ライトノベル 10 282
萌え要素 10 264
(美少女・ハーレム・TSなど)
カクヨムオンリー 9 238
キャラ所属 9 168
(大学生・学園・職業名など)
読者層 5 117
(万人向け・男性向け・BLなど)
雰囲気 4 82
(ほのぼのなど)
時間軸 4 77
(現代・近未来など)
厳密に言えば、時間軸はジャンルにも含有され、またライトノベルは書かれ方や読者層に含まれます。萌え要素も性・恋愛に隣接しますが、
また、ランキングの10ごとに層化した以下のデータも用意しましたので、ご活用ください。
1~10 11~20 21~30 31~40 41~50 合計
タグ総数 55 46 43 56 44 244
平均タグ数 5.5 4.6 4.3 5.6 4.4 4.88
無タグ作品数 1 0 3 0 2 6
除無タグの平均 6.1 4.6 6.1 5.6 5.5 5.5
(無タグの作品を除いた作品のタグ平均付与数)
8タグ数 4 2 2 2 3 13
(限度である8個のタグを設定している作品数)
残虐 5 2 4 2 1 14
暴力 5 2 4 2 1 14
性描写 3 2 3 0 0 8
レーディングなし 5 7 5 8 9 34
ファンタジー 7 3 0 0 0 10
SF 1 1 6 2 0 10
恋愛 0 2 2 2 1 7
他の創作 0 3 1 5 3 12
(現代ドラマ・アクション、ホラー、ミステリー、歴史・時代)
非創作 2 1 1 1 6 11
(エッセイ・ノンフィクション、創作論・評論、その他)
以上のようになっております。
では、タグを付ける効果とは何でしょうか?
公式のヘルプセンター(以下URL)によると、
https://kakuyomu.jp/help/entry/edit_works
「自分の小説の性質や属性・テーマを表す言葉」と定義され、
「小説を探している読者の方々が、あなたの小説を探しやすくな」るとのことです。
では、実際にタグはどのように活用されているのでしょうか。どのようにして探しやすくなるのでしょうか? 検証してみます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます