北野坂パレット

作者 うにおいくら

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★★★ Excellent!!!

青春の残像、残照とはいい得て妙。自分はこんな格好いい大人になれただろうか。一平と同じスペイサイド好きって点で辛うじてカテゴリに引っ掛かっているくらいか笑

まだ熱を失っていないこんな大人達と、その背中を追いかける、青春真っ只中の子供たちに感情移入してとにかく羨ましくなってしまった。
そして、すこしふしぎな主人公の境遇とファンタジーな演奏描写が日常・非日常の対比でメリハリを利かせ、話数を重ねてなお飽きさせない……

最新話に追い付いたので、これからは更新を楽しみに待ちたいと思う。応援しています

★★★ Excellent!!!

 高校生の主人公が長い間疎遠だったオヤジと出会い、同じく遠ざかっていたピアノと改めて向かい合う本格派音楽ストーリー。

 自分の音を探して青春を試行錯誤する主人公。かつてピアノを志したこともある、生真面目ではないが垢抜けた父親。2人の関係は、人並みな親子関係と異なり、物語に登場するクラッシックからロックミュージックといった曲調の違う音楽のように独創的な色模様を見せてくれます。

 なんといっても物語にスパイスを加えるのは関西弁で語られる人間臭くもお洒落な台詞回し。登場人物の生活する世界がとても羨ましくなりました。