第4話 それは終わった

 そして何事も無くGWを迎えた。

あれからオヤジからは何の連絡もない。


 GW初日だというのに八時過ぎに目が覚めた。

もっと惰眠を貪りたかったのに、朝から損をした気分で一杯だった。


 朝食を取ったらする事もないので、近所のコンビニへ漫画でも買いに行こうと出かけた。


 店内に入ると雑誌コーナーに宏美がいた。

ご近所さんだからここでよく出会う事はあるが、流石に今日会うとは予想もしていなかった。ちょっと気まずい。


「なんや? お前も本を買いに来たんか? 何買うたん?」

と心の中の動揺を悟られないようにいつものように声を掛けた。


 宏美が手にしている雑誌は、アルバイト求人誌だった。


「なんや? アルバイトでもすんのか?」

と僕が聞くと

「え? いや……そんなんじゃないんやけど……ちょっとね」

宏美は手にしてたその求人誌を慌てて本棚に戻した。


 言ったその瞬間に後悔したが、吐いた言葉は止まらないし戻らない。


――なんでそんな事聞いてしまったのか! 俺のバカ!

口開く前に考えてから物言えよ! このバカ……後悔で頭が混乱する。

社長の娘がバイト探すか! なんで探すようになったのか考えろよ――


「お前、バイトするならオトンの店でバイトすりゃエエやん」


――違うだろう!! 畳み掛けてどうする俺!!――


一度焦りだすともう止まらない。止められない。墓穴をどんどん深堀していく。


――あ~何を言っているんだ……それはフォローになってないぞぉ――


 今この瞬間、墓穴という言葉は間違いなく僕の為にある。このままこの舌を引き抜いてしまいたい。

表情とは裏腹に僕の心の中の葛藤はすさまじかった。


「亮ちゃん、ちょっと良い?」

と宏美が言った。その一言で僕は我に返った。現実に引き戻された。


 宏美は全然笑っていなかった。悲しそうでそれでいて何か固い決意を感じる瞳だった。


「うん……」

と僕は小さい声で返事をするのが精一杯だった。

今の僕には臨機応変という言葉は遠い……ウドの大木野郎と呼んであげよう……。


 僕たちはコンビニを出てそのまま目の前の通りを西に歩いて行った。

宏美は無言で歩いている。その後を僕はついて歩いて行った。

まるで親に叱られた子供が、母親の後をトボトボと歩いているような感覚に陥っていた。


 しばらく歩くと

「ここ覚えてとぉ?」

と宏美が聞いてきた。

 周りを見るとそこは家の近所にある金星台と呼ばれる展望台だった。

小さな展望台だが、明治時代にフランスの観測隊がここで天体の観測をしたと言われている由緒正しい展望台だ。ここからは神戸の街が一望にできる。


 勿論覚えている。

子供の頃はここでよく遊んだ。勿論、宏美とは何度も来ている場所だ。

幼稚園児の頃は遠足でも来たことがある。


「久しぶりやな。ここに来んのは」

と僕は応えた。


「うん」

と宏美は小さく頷いた。


僕たちは並んでベンチに座った。


「雑草が茂って景色が見えづらいね」

と宏美が呟くように言った。


「そうやなあ……ここはもう近所の人間か早朝登山の人しか来えへん場所になったんやろうなあ」

昔はそれなりにここは人で賑わっていた場所だが、今は僕たち二人しかいない。


「そうやね」


「昔は、あそこに茶店があったよね…」

と宏美は展望台の広場の南西の隅を指さした。


「そうやったなぁ……覚えてるわ。小学校ぐらいまではあったよなぁ」


「うん、あった。みんなでそこでコーヒー牛乳飲んだの覚えとぉわ」


「ホンマに懐かしいなぁ……」

と宏美は寂しそうにひとことそう言った。


 そのひとことにかける言葉も見つけられず、しばらく僕たちは雑草越しに神戸の街の風景を黙って見ていた。



  急に宏美が立ち上がった。眼下に広がる街の景色を見ながら

「あのね。亮ちゃん、私、もう少ししたら引っ越すと思うねん」

と意を決したように言った。


「え……なんで?」

理由は想像は出来たが、僕は敢えて聞いた。


 宏美は僕の方に顔を向けると

「実はお父さんの商売うまくいってないねん。だから会社を人手に渡すかお店を全部たたむしかないんやって……お父さんが言うとった」

と言ってまた街の景色に瞳を向けた。


「そうなんや……」

何かを言おうと思ったが、これ以外言葉が浮かばなかった。


「だから私も働こうっと思って……」


「働く? 学校は? まさか辞めるとかないよな?」

と僕が聞くと

「分からへん。でも覚悟しとぉ」

と言って首を軽く振った。


「そうなんや……」

と僕は頷く事しかできなかった。

 さっきから何とか言わなければと思っていたが、どう声を掛ければ良いのか全く分からなかった。


 宏美はまた振り向いて僕の顔をじっと見て話を続けた。

「亮ちゃんに言おう言おうっと思っていたんだけど言えなかってん。本当は黙って引っ越すのもありかなって思っとったん」


「黙って消えるなって言うたやん」

少し憤ったような声で僕は応えた。


「そう。だからそう言われた時はドキっとしたん。なんで知ってんの? って思った。知ってたん?」


「ううん。全然知らんかった」

嘘ついた。本当は知っていたのに……宏美の視線が少し痛い。


「だよねえ。亮ちゃん、勘いいもんね」


「……そんな事ないで……」

と僕は首を振った。

そして

「まだ引っ越す日とか決まってないんやろ?」

と聞いた。聞きたい事は沢山あったような気がしたが、出てきた言葉はこれだった。


「うん。でもそんなに遠い話やないと思う」


「もし引っ越すのなら引越し先は教えてよな。黙って引っ越したら本当に怒んで」


「うん」

 宏美はそういうとベンチの前の手すりに手をついて、また街の景色を眺め始めた。


 その寂しそうな横顔を見て僕は辛くなった。そして猛烈に悲しかった、何もできない自分がもどかしかった。

でも同時に、今日の宏美が愛(いと)おしくて仕方なかった。こんな時に何を考えているんだろう……。


「亮ちゃんと一緒に居られるGWもこれが最後かな」

ぽつりと宏美は言った。


「そんな事ないわ。離れても会おうと思えばいつでも会える」

僕はとても寂しい気持ちになった。今まで一緒にいた宏美が居なくなるなんて、考えたくもなかった。


「そうやね」

と宏美は寂しそうに笑った。


「冴子とか真奈美とかには言うたん?」


「ううん。亮ちゃんに言うのが初めて。多分、他には言わんと思う。さっきのコンビニで亮ちゃんに見つかった時に『しもた』と思ったんやけどね。でもこれはちゃんと言う機会をもらったんだって思ったん。だからここに来たん」

宏美はまだ街の景色を見ている。


「うん」


「あ~すっきりした。本当は誰かに言いたかったのかもね」

と言った宏美の声はサバサバとしたように聞こえた。


「宏美は強いな」

その潔い姿に僕は感心しながら言った。


「強くないよ。強くないけど、亮ちゃんに言われたら強くなれそうな気がする」


 宏美は振り向いて僕の右腕の袖口を掴んで

「弱くなりそうな時は大丈夫だと言うてね」

と俯(うつむ)いて呟(つぶや)いた。


声が涙に濡れていた。


 僕は左腕で宏美を抱き寄せて

「うん。大丈夫や。宏美は強い」

と呟いた。






  結局、GW中に宏美に会ったのは、あの日だけだった。

オヤジは何とかできそうな事を言っていたが、あれからまだ連絡がない。


 GWの連休も終わって学校で宏美と会う事はあったが、あの話には触れなかった。

いつもの幼馴染の同級生の関係のままだった。しかし、僕の中では何かが変わっていた。

学校に居る時も無意識に宏美を探して視線がさまよっている事に気づく。

なんなんだろう……この感覚は……とっても心配で……離れたくない……。



 五月も半ばも過ぎたとある金曜日、学校帰りに一人鯉川筋を歩いていると携帯が鳴った。

オヤジからだった。


「はい」


「亮平か?」

オヤジの声だった。

「うん」


「終わったぞ」

オヤジの言葉は唐突だった。


「え?」

一瞬何のことか判らずに僕は聞き返した。


「お前の彼女は転校せんで済んだやろう……これで」


「彼女や無いけど……ホンマ?」


「ああ、ホンマや……ってあそこまで行ってまだ彼女にしてないんか? 押しが弱いな」

と何故か呆れ気味にオヤジは言った。


「え?」


「まあ、ええわ。兎に角、もう安心してええ」

その声を聞いて一瞬で目の前が明るくなった気がした。


「あ、うん」


「じゃあな」


「あ、父さん……ありがとう」

とオヤジにこれを伝えるのが精一杯だった。もう少しでこの言葉さえも言わずに終わるところだった。


「No Problem」

とひとことだけ言うとオヤジは電話を切った。


 僕は『うん』とか『え?』しか言ってない。

思考が全くついて行ってなかった。ようやく理解できたら、なんだか力が抜けるほど安堵した。


――良かった……宏美が転校せずに済んで……――


本当に安心した。嬉しかった。

オヤジに相談して良かった。


 でも『あそこまで行って……』ってどういう事だ?

もしかして金星台に宏美と一緒にいるところをオヤジも見ていたって?

どこから?……え?……マジ?……嘘だろ?




 次の日、学校帰りだった。

携帯が鳴った。宏美からだった。


「亮ちゃん? 今良い?」

声が心なしか明るく感じた。


「ええで。どうしたん?」

オヤジからは『もう大丈夫』と言われていたが、僕は何を言われるのだろうと少し身構えていた。


「あのね。私のお兄ちゃんが亮ちゃんに会いたいって」


「秀幸兄ちゃんが?」


「そう」


 宏美には一回り近く歳の離れた兄がいる。

僕も小さい頃によく遊んでもらった記憶があるが、僕が中学校に上がったぐらいからは挨拶をする程度の付き合いになっていた。


そんな宏美の兄貴が僕に会いたいと言っている。


――何故?――


「今からでも良い?」

と宏美が聞いてきた。急だな。


「ええで。でも今元町におるから戻るまでちょっと時間が掛かんで」

 僕はちょうど欲しいCDがあったので、学校帰りに中古レコード店にそれを探しに行っていた。


「あ、それならちょうど良かったわ。今、三宮におるからそっちに向かうね。じゃあJRの元町駅の東口の改札で待っといて。直ぐに行くから」

宏美はそう言って電話を切った。


 宏美の声は明るかった。あの金星台で会った時の声ではなかった。

その声を聞いて僕は安心していた。


でも、秀幸兄ちゃんが話があるってどういう事だろう?



 改札口に着くとそれほど待つこともなく宏美たちがやってきた。


「お待たせ」「亮平、久しぶりやな」

「あ、お久しぶりです」

と僕は久しぶりに会う秀幸兄ちゃんに軽く頭を下げた。


「ごめんな。急に」

とスーツ姿の秀幸兄ちゃんはそう言って頭を下げた。


「いえ、全然。暇つぶしに買い物してただけやから」

ちょっと大人の空気を漂わせた秀幸兄ちゃんに違和感を感じながらも、大人になった先輩が少し眩しかった。

 

「そうかぁ、じゃあちょっと行こうか」

と秀幸兄ちゃんに誘われて僕たちは駅前の喫茶店に入った。


 秀幸兄ちゃんはしばらく見ない間に、社会人になっていた。

スーツ姿の秀幸兄ちゃんは、学生時代とは全く違う雰囲気を漂わせていた。

軽く伸びた無精ひげが大人だなあ…と素直に思ってしまった。



 席に着くなり秀幸兄ちゃんが

「今回の事はありがとう」

と頭を下げた。


「え? 何の事?」

と僕は聞き返した。


「いや、うちの店の事をお父さんに頼んでくれただろう?」


「あ、はい」

と焦りながら僕は応えた。

実はこの時まで『多分オヤジに頼んだ事絡み』かもしれないなとは思っていたが『秀幸兄ちゃんが出てくる理由』が判らずにいたので確信は持てていなかった。


「うちはなんとか潰れずに済みそうなんや」

と笑顔で秀幸兄ちゃんは言った。


「え、そうなん? 宏美のお父さんも社長を辞めずに済んだん?」

と僕は思わず聞き返した。


「いや、それは駄目やった。流石にそれは銀行が許してくれなかった……けど」


 宏美が代わりに言葉を継いだ。

「お兄ちゃんが継ぐことになったん」


「え?」

僕は驚いた。これは全く予想していなかった。


「お兄ちゃんはあの珈琲メーカーに勤めていたんだけど、そこを辞めてうちに戻ってくる事になったん」

宏美は今いる喫茶店の看板を軽く指さした。

そう、この店も秀幸兄ちゃんが勤めている会社が経営する珈琲専門店だった。


 指をさす姿が可愛い……俺は何を考えているんだ? こんな時に……。


「そうなんやぁ」

と言って僕は、自分の気持ちを誤魔化すようにコップに入った水を飲んだ。


「冴ちゃんのお父さんの会社の子会社? になるらしいんやけどね。それでも借金も何もかも親会社からの資金と信用で何とかなるって」

と宏美は話を続けた。


「何とかってアバウトやなぁ……でも良かったやん。でもそれが俺の父さんになんか関係あんの?」

 オヤジが何かをしたのは想像がついたが詳しい事は全く聞いていないので、どこまでオヤジが関わっているのかが皆目見当もつかなかった。


 秀幸兄ちゃんは運ばれてきた珈琲を一口飲んでから

「実は最初、フローラはさっさと倒産さしてからスズハラが救済に入るっていうシナリオやったみたいやねん。もちろん銀行からの借り入れの連帯保証人になっているうちの父親は破産するしかなかったんや。

それを亮平のお父さんと鈴原さんが『ここの息子は大手珈琲メーカーの経営企画室にいる。その息子を呼んで継がす。スズハラは全面的にバックアップする』って銀行と掛け合ってくれたんや」


「へえ。そうなんですか……」

そう返事をしながら僕は、思った以上に宏美の会社が厳しい状況に追い込まれていた事を知って驚いていた。



「その上、スズハラが全面的にバックアップする事を条件に、俺が勤めていた会社からも資本を入れられるように交渉してくれてたんや。つまりスズハラがメインの救済シンジケートを組んでくれたんや」

と秀幸兄ちゃんは詳しい内情を教えてくれた。


「へえ。うちの父さんがそんな事をしたんですか?」

そう応えながらも僕にはなんとなくしか理解できていなかった。


「そう。それをこの短期間にまとめ上げてくれたんや。お陰でうちは倒産しなくて済んだし、オヤジは引退する事になったけど一応顧問では残れるようにしてくれた」

秀幸兄ちゃんは明らかに表情が高揚していた。


 その安堵した表情を見て、家族間でもここ数日は色々と話し合いがあったり、葛藤があったりしたという事は容易に想像できた。


 それでも社会経験の乏しい僕は

「へえ」

と間抜けな返事をするしかできなかった。想像力の欠如も甚だしい。


 しかし良く分からないが僕のオヤジはこの人達を助けたようだ。


「亮ちゃん。本当にありがとうね」

と宏美が頭を下げた。


「いや、お礼は俺の父さんに言ってよ。俺はなにもしてないし」

と僕は慌てて否定した。謙遜ではなく、本当に僕は何もしていない。


「でも、頼んでくれたやん」


「頼んだだけや」


「いや、亮平。本当にありがとう。俺もな今回の件でオヤジとじっくり話す事ができた。本当はもっと早く継ぐべきやったのかもしれん。いや、戻るべきやった。けどな。大学に入った頃からオヤジとは疎遠になってな。家も出てたし……いや暫く見んうちに、本当にオヤジも歳を取ったなあって思ったわ。オヤジが小さくなってんねん。ちょっと寂しかったけどな」

と秀幸兄ちゃんはしみじみとした表情で言った。


 それを聞いて、『暫くどころか、つい最近に初めて遭ったばかりの僕の父親は、つかみどころのない変なオッサンです』と言いたくなったが

「そうなんですか……僕の父には会ったんですか?」

とオヤジ繋がりで聞いた。


「ああ、会うたよ。『君のお父さんと君の人生にかかわる事なので是非会いたい』って電話がかかってきた時はびっくりしたけどね。それから……いや……これはええかぁ」

秀幸兄さんはそう言うとまた珈琲カップに口をつけた。



 

 僕はこの兄妹……いやこの家族に何かした訳でもないのに、こんなに感謝されている。

オヤジの力だ。

なんかただ圧倒されただけだった。

僕の願い通りに宏美は転校もせず、無事にこれからも過ごす事が出来る。

いつもの日常が続く。僕はそれが一番うれしかった。


 一体オヤジは何をしたんだ? 秀幸兄ちゃんの話を聞いても半分も理解できていない。

要するに鈴原のオヤジの会社で宏美の会社を助ける事になったっていう事だよな。


 人に感謝されるのは…それも宏美に感謝されるのは嬉しいが、実感が湧かない。

僕は何もしていない……何が起きたのかも半分も理解していない。


ああ、珈琲が苦い……。


「それにしても亮平のオヤジはやり手のコンサルやってんな」

と秀幸兄ちゃんは話題を変えるように言った。


「え? そうなん?」

 正直言ってオヤジが何をしているかは聞いた事が無かったので知らなかった。


「ああ、後で銀行員に聞いてんけど、事業の立て直しでは知る人ぞ知るコンサルらしいな」


「そうなんですか?」

僕は思わず言葉遣いも丁寧になるほど驚いていた。


「結構、関西の大手企業のコンサルを何件もやっているって言うとったわ」


 僕のオヤジはちゃんと仕事をしているようだった。

秀幸兄ちゃんからオヤジの話を聞いて僕は少し誇らしい気持ちになったが、いつものオヤジを思い出すとそのまま額面通り信じる気持ちにはなれなかった。



 店を出る時に秀幸兄ちゃんが真顔で僕の耳元で小声で囁いた。

「さっき聞こうと思って止めたんやけどな」


「何ですか?」

と僕は聞き返した。


「お前のお父さんからな『亮平の彼女の家族を路頭に迷わすような真似はできんからな』と言われたんやけど、お前らいつから付き合っていたんや?」

と真顔で聞かれた。

頭が真っ白になった。


 あのクソオヤジ……何を訳の判らん事を言いふらしているんや……


「ちゃいます。何もないです。ホンマです」

と猛烈に僕は否定したがあまり効果はなかった。


「ふ~ん。そうかぁ?」

秀幸兄ちゃんはニヤニヤと笑う……だから大人は嫌いなんや。


「ホンマになんもないって!」


僕の言葉は虚しく元町の空に響いた。

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