第13話 それぞれの気持ち
イベントかぁ。父ちゃんもよくやってたな。あの頃はちょっとした広場とか、公園とかでしてたため、子供がよく集まってきてたな、父ちゃんはどんな気持ちでしてたのだろう?
自分がイベントに出るなんて信じられない、そんな気持ちで練習を続けた。おそらくみんなも同じ気持ちだったはずだ。
「ソラは中学の時、ジャグリングしてたんでしょ? イベントにでたことあるの?」
コハルが尋ねた。
「実はないんだ。中学の時はみんな自分がしたいがためにしてたサークルだったから」
「そう、じゃあ初めてのイベントだね」
「うん、でも楽しみ。みんなはどう?」
「あたしも楽しみよ」
ユナはそっけなく答えた。
「ぼくも……」
ハルトは恥ずかしそうに小さな声で答えた。
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