飾れない箱庭

 あれ いつからだろう 此処に居るのは


きづいたら、ここにいた 自ら望んで 此処に居た


初めは簡単なきっかけ それは単純明快な答え



望んだものが そこにはあった


敷居は低く 私の手も届くものだった



ねぇ もっとみせてよ 願望は止まることをしらない



あふれだす渇望 焦がれる存在に焼かれる心



きづいたら もどれない場所にいた


同じ場所 でも違う場所



提供者と受諾者



終わらない 繰り返される下り螺旋階段



さぁ 最後はあそこで会おう



約束された 欲望と焦熱の地へ


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