第79話 制限を外す時 あなたの信じてきた世界は瓦解してる。

さっさと次へ行こうとしても

まずは乗り越えなくてはいけない痛みがある。

羽をもがれるような

光を奪われるような

足を封じられるような、そんな制限を外す苦しみだ。

制限を外すのがなぜくるしいのかって?

自由こそ人は恐れ

制限を外す苦しみに痛みにのたうちまわる。

だって本質的な制限を外す時は

あなたの信じてきた世界は瓦解してる。


だからと言って恐れる必要はない。

これは生まれ変わる痛みで

出口がもうすぐというサイン。

ほんの少しの勇気が求められている。


まっすぐに出口へ向かって進め

脇目も振らず走り抜けば

痛みさえ感じている暇さえない

あなたが手放すもの

捧げるものはなに?

それが大きければ大きいほど

出口の先の入り口は

より本質に近く、偉大で、奇跡が日常となる。


痛みを作り出しているのは

実はあなただ。

全く何の抵抗もしなければ

人生の痛みは生まれない。

あなたのこだわるポイントが

人生を歪ませ、痛みを生じさせているだけなのだ。

こだわりなんか捨ててしまえ。

本当にそれがあなたの形ならば

捨てても捨てても戻ってくる。


願いはもう叶っている世界はどこかの宇宙に存在してる。

叶った宇宙へ飛び込むのには

宇宙ハイウェイに乗らねばならない。

入場切符は全て手放した!という宣言。

これを本気で本当に本心から宣言すると

宇宙ハイウェイのゲートを突破できる。

高速通路に乗ってしまえば

あとはもう流れるままに怒涛のままに

行くところまで行けばいい。


痛みは錯覚。

でもその錯覚こそが一番恐ろしい。

錯覚で人は死ぬ。人は愛す。人は人生を費やす。

痛みこそ本質と勘違いする人がいるが

止めておけ。

その道は行き止まりだ。

それよりあなたは宇宙ハイウェイへと挑むのだ。

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