私の感想全てがひとこと紹介に詰まっております。正直、何度も何度も完結済みの文字を見直してしまいました。え、完結?完結しちゃってるんですか?と。それほど続きを望みたくなる作品でした。テンポよく、希咲と昴の会話は時に楽しく時に焦れ、イメージの湧きやすい戦闘描写もさることながら、先が気になる終わり方ではありましたが、それでも不思議と読後感が良いところもあり。個人的には、さらっと零れる昴の希咲への愛がたまらなかったです。作者様、素敵な作品をありがとうございました。^ ^
本作の面白い点は「チートキャラに振り回される人物が主人公」という点です。これが意外とありそうでなかった、非常に本作を個性的にしている点です。そして序盤がとても綿密に記されているので、異世界に突入してからの現代世界とのギャップが非常に詳細にクローズアップされ、そして非常に説得力のある密度の高い物語が展開されていきます。そして本作は、少女冒険譚の王道を真っ直ぐに突き進んでいる快作でもあります。非常に楽しい物語ですので、とてもお薦めです!!
とても面白い作品で、30ページも一気に読んでしまいました!希咲の、最初はすました優等生なのに昴の前ではどんどん本当の自分になっていく所、大好きです!リングリールとの戦いも迫力満点で、最期まで皆のことを気遣い温かくしてくれていたマリアにも感動しました。これからの旅を想ってもワクワクする、素晴らしいファンタジー小説でした!
昨今流行りのテンポの早い異世界転生/転移ものとは毛色の異なる作品です。まず、異世界にいくまでにしっかり現代パートがあります。異世界でも流行りのスキルやステータスなどを出すことはなく、萌えとは違う可愛らしさのあるキャラクターたちが登場します。そしてこちらでもしっかり世界観説明。この作り込まれた感じ、読んでいると少女漫画に多かった古き良き異世界転移ものを思い出させます。
ゆったり、まったりゆずりはワールド。相変わらずキャラが魅力的! 特に今回は、オトコがカッチョイイw