第十一章  それぞれの結末

 藍が東照宮に辿り着いた時には、すでに雅もいなくなっていた。もちろん、武智の遺体もなかった。藍は仕方なくその場を去った。

( 雅……。どこへ行ってしまったの? )

 藍は東京に向かいながら、雅の行方を考えた。


 仁斎は完全に燃えてしまった落ち葉と布教読本の燃えかすを箒でチリ取りに集めていた。その時、不意に彼は背後に気配を感じ、手を休めた。

「雅か?」

 仁斎は振り返らずに尋ねた。確かに仁斎の後ろに立っているのは、雅だった。

「何をしに来た?」

 その問いに、雅はしばらく黙っていたが、

「礼を言いに来た」

「礼?」

 仁斎は箒とチリ取りを地面に置き、雅を見た。雅は仁斎をジッと見据えて、

「あの時、あんたが豊国一神教の布教読本に仕掛けた黄泉戸大神が舞の妖気を浄化していなければ、俺は間違いなくあの女に殺されていた。だから礼を言いに来た」

 すると仁斎は、フッと笑い、

「わしは別にお前を助けるために黄泉戸大神を使ったわけではない。小野宗家の者として、当然のことをしたまで。舞が妖気を吸収する時、結界を解くことは予測がついていた。だからあの仕掛けをしたのだ。お前に礼など言われることではない」

 雅は苦笑いをして、

「相変わらず、偏屈なジイさんだな」

「余計なお世話だ」

 仁斎が再び箒を手に持つと、雅はスッと踵を返し、歩き出した。

「藍に会いに来たのではないのか?」

 仁斎はまた背を向けたままで尋ねた。雅は歩みを止め、

「藍には会うつもりはない。あいつの泣き顔はもう見たくないのでね」

 そのままスーッと根の堅州国に消えて行った。仁斎は雅の消えた方に顔を向け、

「わしが礼を言うのを待たずに行きおって。舞との決着、よくつけてくれた。礼を言うのは、わしの方だ、雅」

 頭を下げた。


「イタッ!」

 剣志郎はアパートの机に向かって座ったままうたた寝をしていたが、身体がずれて椅子から転げ落ちてしまった。

「眠っちまったか……」

 剣志郎は窓から射し込む朝日に目を細めた。

「藍、帰ってるかな?」

 彼はすぐさま部屋を飛び出し、小野神社に向かった。


「雅が来たの?」

 藍は小野神社に戻った時、仁斎から雅が来て礼を言って立ち去ったことを告げられ、ひどくショックを受けていた。

「どうして引き止めてくれなかったのよ、お祖父ちゃん。ひどいわ!」

 藍は仁斎に食ってかかった。しかし仁斎は、

「根の堅州国に行かれては、引き止めようがないだろう」

「それはそうだけど」

 藍もそう言われると何も言い返せない。すると仁斎は、

「泣き虫の藍に会うと、また泣かれるから会いたくないと言っていた」

「ええっ?」

 藍は雅に会うたびにベソをかいている自分を思い起こして赤面した。仁斎はそんな藍を見てニヤリとし、

「ま、それは冗談だがな」

「ひどーい! 驚かさないでよ」

 藍はまた泣きかけていた。

「だが、お前にはもう会わないと言っていたのは本当だ。あいつはその覚悟をしたからこそ、舞と戦えた」

 仁斎の言葉に藍はビクッとした。

「どういう意味?」

 藍は言葉を慎重に選びながら、尋ねた。仁斎は藍を真っ直ぐに見て、

「舞との戦いに死を覚悟していた、ということだ。それほどあの女は強敵だった」

「そう……」

 藍は雅に舞の後を追いかけるように言ったことを思い出し、後悔していた。

「私がけしかけちゃったの?」

 彼女は独り言のようにそう言った。仁斎は、

「そうではない。雅は雅なりに、ケジメをつけたかったのだろう。わしもそうだがな。舞が黄泉路古神道に手を染めた原因の一端はわしら兄弟にある。あいつはとても優れた術者だった。しかし、結果として舞は継承者になれなかった。だからあいつは自棄になり、源斎の甘言に乗り、黄泉路古神道に手を出してしまった。そしてわしが継承者に選ばれた日、わしはわしの父親に、舞を救ってほしいと頼み込んだ。だが父は決して耳を貸そうとしなかった」

 藍は舞の過去を知り、ほんの少しだけ舞に同情した。実力があるのにそれを正当に評価されないことはとても辛いことだ。教師という道を選んだ藍には、そういう人間の人生は他人事ではなかった。自身のやり方一つで、生徒の未来が変わってしまうかも知れないのが、教職というものだ、と改めて実感した。しかし、最終的にはその本人の意志がどれくらい強いかが結果を左右する。

「暴走して行く舞を止めるのがもっと早ければ、こんなことにはならなかったのかも知れん、と思うと、やり切れんよ」

 仁斎はしんみりとした口調で言った。そして、

「わしはその愚行を雅に対してもしてしまった。あいつの話を聞かず、あいつを宗家から追い出した。それは父が舞にした仕打ちと変わらなかった。だからこそ、わしに礼を言いに来た雅に対して、わしにはかける言葉が見つからなかった。皮肉めいたことを言う以外な」

「……」

 藍は雅の気持ちを想像し、涙を流した。

「舞がお前に異常なほど敵愾心を持っていたのは、自分がなれなかった継承者に、お前がなったからかも知れん」

 仁斎の言葉に藍は忘れていたことを思い出した。

「でも私が継承すると、姫巫女流は私で絶えてしまうんでしょ? 分家の人を養子にして、継承者にした方がいいんじゃないの?」

「何故だ?」

 仁斎は不思議そうに藍を見て尋ね返した。藍は、

「だって、女が継承したら、その子供は姫巫女流を継承する能力を持てないって聞いたわ。だって……」

 何故か赤面して口籠ってしまった。仁斎は笑って、

「そのことか。源斎に言われたことを気にしているのか? それは関係ない。お前の子供も立派に継承者となれるよ」

 源斎が言ったこととは、

「姫巫女合わせ身は、生娘きむすめであればこそなせる術」

である。しかし、仁斎はそれをあっさり否定した。

「それは迷信、というと身もふたもないが、小野一族が家系を守るために外部に対して流していたニセの情報だ。小野家の女を外の連中がさらって力を手に入れる道具としないためのな。女が継承しても問題はない。父が舞を継承者に選ばなかったのは舞が女だったからではなく、あの女の残虐性のせいだったのだ。女は継承できないとされていたのは、源斎の時代まで。明治以降は、そんなこだわりはない。だから心配するな」

「そ、そう……」

 藍はホッとした。自分の代で姫巫女流が途絶えるのは困ると本気で心配していたのだ。すると仁斎が、

「だからお前も安心してあの男と結婚できるぞ」

 藍は真っ赤になって、

「な、何言ってるのよ? あいつは、只の同僚よ!」

 仁斎はただ微笑んだまま藍の反論を聞いていた。藍はムッとして、踵を返し、その場から歩き出した。彼女はその時、鳥居の前に剣志郎の車が停まったのに気づいた。

「剣志郎?」

 藍は剣志郎に言ったことを忘れてしまったのか、何しに来たのだろうと彼の車に近づいた。剣志郎も藍が近づいて来たのに気づき、車から降りた。

「どうしたの?」

 藍のその言葉に、剣志郎は一瞬気が遠くなりそうだったが、何とか堪えて、

「いや、この一件の片がついたら、話があるって言われたからさ……」

「あっ、そうだったわね。ごめん、忘れてた」

「えっ?」

 藍はバツが悪そうに剣志郎を見て、

「私、たった今戻ったところなのよ。ちょっと時間をちょうだい。お風呂に入りたいから」

「あ、ああ」

 剣志郎は何を想像したのか、顔を赤らめて同意した。そして、

「じゃ、この前のファミレスで待ってるよ。あそこ、二十四時間営業だから」

「わかった。ごめんね、なるべく早く行くから」

「いや、少し休めよ。疲れてるんだろ? 俺が早く来過ぎたんだから、気にしなくていいよ」

「うん」

 藍は手を振って立ち去り、家に戻って行った。剣志郎は仁斎がずっとこちらを見ていたことに気づき、ビクッとして頭を下げた。しかし仁斎は剣志郎を無視するかのように家に戻ってしまった。

「どうも苦手だな、あのジイさんは」

 剣志郎は頭を掻きながらそう呟いた。


 藍は夢を見ていた。彼女は誰かの結婚披露宴に出席していた。

「おめでとう」

「おめでとう」

 皆が口々に新郎新婦に声をかけている。藍は誰と誰の結婚式なのかわからないのに出席している自分が不思議でならなかった。やがてキャンドルサービスが始まり、藍がいるテーブルに新郎新婦が近づいて来た。ろうそくの光に薄ぼんやりと浮かび上がる新郎と新婦の顔。もう少しではっきりわかると思った瞬間、藍は席から引きずり落とされた。

「イッター!」

 藍も剣志郎と同じく、部屋の机に向かったままでうたた寝をし、転がり落ちたのだ。

「あれ?」

 彼女は一瞬自分がどこにいるのか考え込んだ。机の上の目覚まし時計を見ると、剣志郎と約束してから六時間ほど経っていた。

「いけない、寝過ごしちゃった!」

 藍はクシャクシャになった髪を手ぐしで直し、慌てて部屋から飛び出した。

( 何であんな夢を見たんだろう? )

 藍はすぐさま家を出て、バイクで剣志郎が待っているとは思えないファミリーレストランを目指した。


 しかし、剣志郎は、藍をまだ待っていた。自分で、

「少し休めよ」

 そう言った手前、催促の電話も入れることができないでいた。もう来ないのではないか、と嫌な思いに捕われたりした。雅のことを藍が、

「許婚だった」

と言った時から、剣志郎は、藍と雅が急接近して元の鞘に納まり、結婚してしまうのではないかという妄想に取り憑かれていたのだ。だからどんなに待たされても、藍が来るまで待っていようと心に決めていた。

 ウェイトレス達は、たった一人で四人がけのテーブルに陣取り、モーニングセットを食べ終わるとコーヒーを飲み続け、ランチタイムになったら、ランチを頼んでそれも食べ、その後もコーヒーを飲みながら一人悩んでいる様子の剣志郎を見て、気味悪がっていた。何をしているんだろうと。もしかすると、夜までいて、夕食も食べるつもりかしら? 彼女達の勝手な想像は、全く止めどがなかった。その時、入り口のドアが勢い良く開けられ、呼び鈴が鳴った。剣志郎はハッとしてそちらに顔を向けた。そこには、息を切らせて藍が立っていた。

「ごめん、剣志郎。私、寝入っちゃったみたいで……」

 藍は剣志郎の前まで来ると、深々と頭を下げて遅刻を詫びた。剣志郎は藍の動転ぶりに逆に驚いてしまっていたが、

「いいって。お前、ずっと寝てなかったんだろう? 気にしてないよ」

「ありがとう」

 藍はようやく笑顔を取り戻し、剣志郎の向かいに腰を下ろした。ウェイトレスが待ってましたとばかりに藍に近づいた。剣志郎が、

「何か頼むか?」

「あ、私はいいよ」

「ここに来てそういうわけにはいかないだろ?」

 藍は少し考え込んで、

「じゃ、アイスコーヒーで」

「はい」

 ウェイトレスは注文を確認してから二人に背を向け、クスクス笑いながらその場を離れた。

「早速で悪いんだけど、話って何?」

 剣志郎は恐る恐る切り出した。藍は剣志郎をジッと見た。剣志郎は藍に見つめられて自分の顔が急激に赤くなるのをはっきりと感じていた。

「私ね、仕事を辞めようと思っていたの」

「ええっ?」

 剣志郎は話の方向性があまりに意外だったので、大声を出してしまった。彼は周囲をチラッと見てから、

「どうして?」

「あ、辞めようと思っていたけど、今は違うから。話はそのことじゃないの」

 剣志郎は自分がからかわれているのではないかと思いそうだった。しかし、藍の真剣な顔を見ると、そんなことはありそうにない。

「姫巫女流の継承者は、その理を伝えなくてはならない。継承者が女の場合、婚姻すると継承者の力が失われるため、一生独身で通し、分家の男子を養子として迎えて、継承者として育てなくてはならない」

と藍は言った。剣志郎は目の前が真っ暗になりかけた。

( と言うことは、藍は結婚できない、いや、しないってことか……)

「っていうのが、江戸時代までの小野宗家の掟だったの」

「えっ? 江戸時代?」

 剣志郎はまさしく鳩が豆鉄砲を食らったような顔で藍を見た。藍は苦笑いをして、

「今はそんなことないんだって。昔、小野家の女性を誘拐してその力を自分の家のものにしようと企んだ連中がいたらしいの。それを阻止するために、小野宗家が仕組んだニセ情報だったのよ。だから、私は別に独身を通さなくてもいいんだって」

「あ、そう」

 剣志郎はホッとしたが、同時に最後通告を突きつけられるような気がしてビクビクしていた。

「それで、あの、その……」

 藍は急にモジモジし始め、顔を赤らめて剣志郎を上目遣いに見ていた。剣志郎は藍の仕草が不自然なので、

「どうしたんだ?」

 その時、

「ああーっ! 藍先生、竜神先生!」

 素っ頓狂な大声がレストランの中に響いた。藍と剣志郎はビクッとして声の主を見た。そこには古田由加と水野祐子、そして江上波子がいた。

「どうしたんですか、こんなところで? またデートですか?」

 由加が中年の親父のような嫌らしいニヤニヤ笑いを浮かべて尋ねた。藍はキッとして、

「またデートってどういう意味よ? この前のはデートじゃないって言ったでしょ!」

「そうでしたっけ? でも、その後のはデートですよね?」

 祐子が口を挟んだ。藍はキョトンとして、

「その後のはって、何よ? 知らないわよ、私」

 剣志郎を見た。剣志郎の身体中から冷や汗が噴き出した。

( こいつら、あの時のことを言ってるのか? )

「ああ、そうか。あの時は藍先生はいなかったんですよね。ひどいんですよ、竜神先生ったら」

 早口の波子がレポーターのように捲し立てた。

「私達が歩いて来るのに気づいて、コンビニに隠れたんですよ」

「そうそう。でも私達はそれに気づいていたので、わざと通り過ぎて先生を油断させてから、声をかけたんですよ」

 祐子がすかさず間の手を入れる。

「……」

剣志郎は頭を抱えていた。藍はまだ何のことなのかわからないでいる。

「そしたら、藍先生と会うらしくて、デートなんですかってからかったら、竜神先生が凄い顔で、そうだ、だからついて来るなって言ったんですよ。怖かったわよねえ、あの時の竜神先生は」

ねーっとお互いに言い合う由加達。剣志郎はあまりのバツの悪さに逃亡したい気分だった。恐る恐る藍を見ると、藍は信じられないくらいにこやかな顔で剣志郎を見ていた。そして、

「ねェ、みんな。これから竜神先生と大事なお話があるから、悪いんだけど……」

 由加達を見上げた。由加達は顔を見合わせた。

「わっかりました。お邪魔なようですので、ここからは若い方達だけでお話し下さい」

 波子が見合いの付き添いオバさんのようなことを言い、三人はその場から立ち去り、ファミレスを出て行った。剣志郎はこれから藍に問いつめられることを覚悟して、身を縮めていた。

「どうしたの? 具合でも悪いの?」

「へっ?」

 剣志郎はキョトンとして藍を見た。藍は不思議そうな顔で剣志郎を見ていた。彼は苦笑いをして、

「いや、何でもない。大丈夫だよ」

と応えた。藍はその応えにニッコリして、

「良かった。体調が悪いのに、相談に乗ってもらっても申し訳ないと思って」

「相談?」

 剣志郎は狐に摘まれたような顔で藍を見た。藍は剣志郎の困惑に全く気づいた様子もなく、

「泣き顔を見たくないから会わないっていうのは、私のことを気にかけているってことなのかしら? どう思う?」

と尋ねた。剣志郎にはその質問の意味が全くわからなかった。彼は自分の独り合点に気づき、ひどく落ち込んでいた。

「ハァ……」

 彼は大きな溜息を吐いた。藍はムッとして、

「何よ、私の話、真面目に聞いてるの?」

「あ、ああ」

 剣志郎は魂がどこかに行ってしまったような面持ちで藍に応えた。

「ちょっと、本当に大丈夫?」

「あ、ああ」

 藍と剣志郎がファミレスで会っていたことは、始業式の日には高等部中に知れ渡ることになろう。何しろ、由加達三人は、口の軽さは全校一なのだから。


 その頃雅は、武智の遺体を背負い、根の堅州国を歩いていた。

「武智、もうすぐお前の先祖の故郷に着くぞ」

 雅は現世に戻った。そこは京都府にある慈眼寺という寺の前であった。

「ここには光秀の位牌と木像が安置されているんだったな」

 雅は寺を見上げて呟いた。この寺が慈眼寺という名称なのも、諡号が慈眼大師である天海大僧正と結びつく。

「この近くには戦国時代、光秀の居城であった亀山城があった。因縁深い場所だな」

 雅は人目を避けるために林の中に入って行った。

「本能寺の変は、秀吉が仕組んだ。光秀はそれを知りながら、自分自身も心の中で許すことができなくなっていた信長を倒す好機と考えた。しかし、土壇場で秀吉と光秀の立場は逆転し、光秀は敗者となった。結局自分は利用されていただけと知った光秀は、比叡山に逃れ、天海と名を変えて家康に近づき、正体を明かして、共通の敵である豊臣家の滅亡を画策した」

 雅は大きな木の根元に武智の遺体を下ろした。そして、

「家康は、秀吉が信長の亡霊に夜毎悩まされているのを前田利家の周辺から聞いていた。それ故、豊臣家を滅ぼした後、徳川家に豊臣の怨霊が祟ることがないように、天海と案を練りながら事を進めた。そして、ついに大坂夏の陣で豊臣家は滅んだ。光秀と家康の悲願は達成された。それがお前が語ってくれた、歴史の真相だったな」

 雅は柏手を打ち、周囲を清めた。

「もう二度と使うことはないと思ったが、お前を天に送るために、もう一度だけ姫巫女流を使うぞ」

 雅は武智に語りかけた。


 本能寺の変は未だもって謎の多い事件である。誰が黒幕なのか、いや、黒幕などはいないのか? 論争は続いている。そしてそれこそが歴史そのものなのだ。どれほどの作品を生み出す大家より、歴史は想像もできないストーリーを生み続ける。そしてそれは誰にも予測できないし、誰にも変えられないものなのである。

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