荒削りな中にも一本の芯が通った作品

 主人公の誠意が最後まで貫き通されており、続きを残しながらもその話の中では一つの作品を読み終えた読量感がありました。
 物語中の不思議な能力群について、裏はあるでしょうがしっかりと説明がなされていたのが個人的にはポイント高いです。鍛えて強くなる。大変結構!
 この作中を彩るサブキャラ達(神官戦士の方々)のバックボーンをもう少し匂わせてもらえればなーと個人的には思いました。(次の話でそこらを開けようというギミックなら余計なお世話になりますが……)
 個人的に文章として気になったのは台詞回しにもうひと工夫できそうだなー、と思ったところですかねー。

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星々の円卓