前世篇・登場人物紹介と用語解説(第五章以降追加分)
前世篇・登場人物紹介と用語解説
※情報整理のための人物紹介と用語解説。
▼前世篇の主要登場人物(第五章以降)▼
■リーズン・ワン・ハイブリッジ
第零番勇者。銀髪でショアと同年齢くらいの少年。
暗殺者で諜報員。表の勇者にはできないような任務をひそかにこなす。
厨二病っぽい話し方で、ややナルシストの気がある。
■シロリー・カーノック
第四十番勇者。魔術貴族カーノック家の長女。
才色兼備で明るい性格の少女。
わずか十三歳にして〝魔女っ子勇者〟と称され、世間の期待も高かった。
聖護魔術女学校中等部においてヨーリ・イークアルトとクラスメイトだった。
聖剣は〈毒炎剣コルスコルピイ〉、その能力は〝突き刺した対象を灼き滅ぼす〟。
■ショア・シューティングスター
第八十八番勇者。異端の祭祀貴族シューティングスター男爵家の長男。
魔王暗殺の命を受け、八十八番英雄隊の隊長として魔王城に潜入する。
神聖帝国最後の英雄にして封魔の勇者。
聖剣は〈宝剣アルタルフ〉、その能力は〝正式な手順を踏む限りにおいて対象を必ず封印する〟。
■ハハルル・ファスファス
魔王城のラボを取り仕切る魔族の少女。通称〝ハハルル博士〟。
幼い見た目に反し魔国最高の知性と謳われ、〝魔界の大賢者〟の異名を持つ。
ポニテでメガネでボクっ娘。
■機械公爵
魔国軍四天王のひとり。機械魔族の頂点に君臨する魔国貴族のエリート。
魔王不在の魔王城玉座の間を守護する任を預かっていた。
あまりひとの話を聞かない。
■聖女フリフィシア
会話の折々に名前が出される噂の聖女殿下。中央教会最高祭聖。
▽▽前世篇の用語解説(第五章以降)▽▽
□魔王城
魔国の首都である魔都の中心部に位置する王城。
全面メタリック仕様の機械城。
□魔力供給システム
全世界の地脈を通じて魔力を操作し供給する魔国軍の秘密システム。
魔王城のコントロールセンターで管理・制御されているが、その多くは魔王個人の特殊能力に依存している。
□魔王
魔国の国家元首。
本来統一性を持たない魔族を統率する唯一無二のリーダーであり、代々自分以外の魔族へ魔力を供給する能力を受け継ぐ一族の長。
□魔国
かつては現在の量をはるかに上回る天然の魔力産出量を誇る土地であったが、それらの資源は帝国によって狩り尽されてしまった。
□魔王城玉座の間
玉座とは名ばかりの異世界から魔力だけを抽出して召喚させる装置。
神聖帝国の勇者召喚理論を応用して開発された。
この装置がある限り、魔王は無尽蔵に近い魔力を得ることができる。
□魔法陣
作中では、使い魔やエネルギーを召喚させる『召喚陣』や、魔物を封印させる『封印陣』などの種類があることが確認されている。
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