本当はすこしずつと思っていたのにやめられなくなって、結局最後まで読んでしまいました。「おかあさん」という言葉がこんなに尊く感じるのはきっと三田さんが「ほんとう」だからでしょうね。まさかここまで泣かされるとは思いませんでした。これはハッピーエンドだと個人的には思います。うまく言えませんが、ひと息に入り込んで読めたのは正解だったと思います。ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただき、レビュー頂戴し、おありがとうございます。そして毎度返信が遅くすみません(本当、もう)。
読み返すと仰る通り『浮帽子』は一貫して内省的ですね。こんな殊勝なものを書いたのかと実に新鮮な驚きです。落ち込んでいる時に思い付いて、その心持を追っかけたというか、潜り込んで書いていた覚えがあります。殊勝でありながら、あのラストですから、実はまったくもって反省してないですね、ふふ。
〝優しい狂気〝〟とはまた言いえて妙。素敵過ぎます。
幼女については脳内召喚を繰り返したので、〝本当でないものがほんとうへと変貌する〟とのお言葉とても嬉しいです。うん、そう納得していただけたなら、本当に嬉しい。
全てのハッピーエンドには量の差はあれ狂気が混ざっているかもしれません。レビューを読み返し、そんなことをつらつら思いました。ありがとうごさいます。
私にとってはホラーではなく、切ない美しい現代ファンタジーでした。
坂水様の世界がやはり好きです。
泣きました。ほっとしたのもあります。ゆうちゃん、良かったです。
作者からの返信
ありがとうございます。
今、身体中に謎の湿疹ができて気鬱になっているんですが、大変励みになります。反応遅いかもですが、すごくすごく嬉しいです!