第1033話「これではなにがなんだか」

「首を突っ込むつもりはなかったが、聞いてしまった以上後戻りもできまい。俺たちに対する配慮もなければ一蹴していたところだけどな」


「よわみつ弱みに付け込んでしまう形になってしまったことは謝罪します。ですが、一人ではどうすることもできないことをりかいしているからここは敢えて、言わせてもらいます。お願いします」

 

 犬耳少女は言う。

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