第448話「微睡みの中であれば」
俺の思っている事が正しいとすれば想像以上に悍ましい。
目の前のモンスターはこと切れている為、直接聞き出すこともできない。
こいつらのステータスを俺はみることができなかった。
単純に自分の力量の問題だと思うにはどうにも腑に落ちない。
悶々としているとユイナの顔色が悪いことに気が付いた。
スペラ達は特に変わった様子はないというのに、ただ一人気分が悪いのか頭を押さえている。
「大丈夫か? やっぱりどこか怪我でもしたんじゃないのか」
「大丈夫……大丈夫だからちょっとだけ放っておいて、お願い……」
「本当に……、わかった。俺で力になれることが有ったら言ってくれよ」
「ありがとう……」
ユイナを休ませることにした俺達は少しばかり休息をとることにした。
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