第447話「怖い、怖くて、怖い」
「ユイナ大丈夫か?」
「それは、アマトの方でしょ! どこからどう見てもあなたの方が重傷じゃない!! ちょっと見せて……」
ユイナに魔法による治癒を受けなくとも時間が経てば治るとわかっていたが、素直に従う事にするしかなかった。
そうでなければ数刻前に命の危機に襲われたユイナのフォローなど出来ようはずもない。
まさに失敗の上塗りならばと思わざる負えない。
全員が集まってみれば、深手を負ったのは俺だけのようだ。
皆、大なり小なり怪我を負ったが治療の必要は総じてない。
「俺は侮った? 違う。躊躇したんだ」
俺はモンスターを人とも猿とも違い、その容姿で違和感を覚えていたんだ。
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