第432話「忘れてなんかいない」
そろそろ山も麓に差し掛かる、それと同時に神域を守る壁は解き放たれる。
ついさきほどまでは雑魚モンスターの存在を忘れていたわけではないにしろ、特に意識などせずともいられたというのに降って湧いたかのように現れた。
どうやら、やつらにとっても壁の周囲というものは吹き溜まりにはちょうどいいのだろう。
自然に集まったのかも知れないがやたら目立つモンスター共。
そのせいもあって動物の類はこの場には見当たらない。
大方食べつくしてしまったのだろうか。
そして、案の定先頭を行くスペラ達に襲い掛かる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます