第418話「湖柱との邂逅」
目の前には太陽光を遮るビルのように立ちはだかる一柱。
青く光り輝く後光が神々しさをより引き立たせる。
表情一つ変えてこなかったバニティーでさえも冷や汗が滴り落ちるのを。俺は見逃さなかった。
この静寂を断ち切ったのは意外にも目の前の神生物であった。
「我はこの地を統べるもの、名はズィファル。お前たちをここへ呼んだのは頼みを聞いてもらう為だ。無論対価は支払おう。聞いてもらえるか?」
「見ず知らずの人間に頼み事ってのもどうかと思うが、お前が出来ないようなことが俺たちでできるとは到底思えないがな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます