第237話「結界の媒介」

「結界の媒介を用意する必要が無くなりました。今更にはなりますがこれ以上ない媒介はありません。描いたのがアマトさんだという事も条件としてはこの上ないです」


「これで二つとも済んだところで、そろそろ行くか」


「そうだね」


「いきましょう」


「行くにゃりおー」


「どこまでも」


 日が昇り切って間もない。


(さて、何とかまた新しい日を迎えることができたわけだが。どうしたものか) 


 俺は思考するのだった。

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