第218話「魔導士~伝者~」
大学には研究者気取りの学生が白衣を間引かせて闊歩していることもしばしばあったが、上品さと気品があるとこうも違うのだと実感させられる。
知的で幼さが垣間見れるそのギャップは特定の層には諜報sれるやもしれないなどと思ってしまう。
一つに気になることがあった。
職業が魔導士となっているのはどういうことだ。
そもそも職業と言っても仕事をしているというわけではく、あくまでも肩書のようなものである。
ならば、魔導士というのもあながちその適正にそぐしたものなのだろう。
各種魔法の適性の高さからもその分野のエキスパートなのは間違いない。
職業の種類は恐らくある程度大まかに分ける程度のものだと思っていたが、どうやらそんなに簡単ではないらしい。
それは魔導士ではなく、魔法使い若しくは魔術師などで良いはずだからだ。
即ち魔法を使うものでもその適正や才能、踏み込んでいけば技能技術によっても変わる可能性がある。 ならば情報を集めていくしかないだろう。
これから先に、必要となる力は意外と身近なところにあるものだと知ることになる。
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