虎と狐

虎子「新しい雑誌の撮影?」

操「せや、そのオーディションや」

虎子「げ…水着の撮影なのか…」

操「まさか虎ちゃん……太った?」

虎子「違うって肌の露出が苦手なの…っていうか山中知ってて聞くな」

操「それと1つ注意や」

虎子「ん?」


オーディション出場者 控え室

虎子「うわ…ライバル多っ」

ツインテールの金髪女性「お久しぶりですわ、神守虎子」

虎子「…………どちら様?」

ツインテールの金髪女性「神守虎子、忘れるとは…なら名乗りましょう……私は麟童狐珀りんどうこはくですわ」

虎子「あー」

狐珀「さすがに思い出した様ですわね」

虎子「いや名前は聞いた事あるなぁって」

狐珀「なら…田原狐珀なら?」

虎子「もしかして…はくちゃん?」

狐珀「今度こそ思い出した様ですわね」

虎子「麟童は芸名なんだ…」

狐珀「というか…貴女は何故本名なんですか」

虎子「小学校卒業以来だっけ?」

狐珀「貴女には負けませんからっ」

虎子「………」


数日後…

操「虎ちゃん、ほな撮影行こか」

虎子「了解」


撮影スタジオ

狐珀「」ブツブツ

虎子「珀ちゃんおはようさん」

狐珀「二人なんて聞いてませんわ」

虎子「私は知ってた」

狐珀「ぐっ…」


虎子(相変わらず面白いな…)

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