第3話 少女と盗みと逃走と(前編)
(大と一緒に二つの謎のものを研究して二日目
俺は大の叫びで目を覚ました。)
「おい、栄起きろ!大変なんだ!!」
「ふああ、一体なんだよこんな朝っぱらから騒がしいなお気に入りのアニメのが打ちきりになったのか?」
「それもあるがとりあえずこれを見てくれ例の物の正体がつかめるかもしれん」
「え!?ちょ、どういうことだ!」
「とりあえずこれを見てくれ」とテレビをつけ、
とあるニュース番組に変えた。そこに見えたのは、博物館の博覧会らしく看板には[正体不明な
博覧会]とかかれてあった。『ここに展示されているものは全部、現在の科学では解明できないもので、まさにオーパーツ博覧会と言っても過言ではありません」とレポーターが言っていた
「この博覧会と鍵とメダルとなんの関係があるんだ?」と尋ねた。「問題はこの後だ、ほら」と
指を指した場所には、ミイラが入っていそうな
棺桶があり、そのふたの模様には複数の凹凸が
あったのだ。そしてその直後そこにレポーターとメガネをかけている、白衣を着た男が現れた
「おい、あのおっさんは誰なんだ?」と聞くと、
「この博物館の館長だ、おまけに科学者もやっている」と言っている内に、レポーターが
「これがこの博覧会の目玉でしたよね!?」
「ええ、この棺桶はエジプトで発見されたものなんですが、作られた時代、年代、場所
全てがエジプトの時代と一致してないんです。そしてこの棺桶が目玉にした理由は3つあります、一つ目は先程お話した時代と年代と場所が全て謎と言うこと二つ目にこれは絶対に開けることは出来ないんです。科学者がどんなにやっても開けられないことそして三つ目は中身を開けることができないのでこれをCTスキャンで中身を調べてみた結果驚くべきものだったのです」「その驚くべきものとは?」「これがその中身の写真です」
(写真を見た瞬間俺はテレビに釘付けになった
なぜならその写真はミイラがあった、だが普通のミイラではなく胸の部分に鍵穴の様なものが
三つあったからだ!)
「これってもしや」と手元の鍵とテレビの鍵穴を
比べた結果、見事に一致した。
「この博覧会の期間は今日合わせて三日間だ、
どうする?」と大は尋ねた。
「決まってるだろ、館長に事情を説明してあの棺桶を開ける」
「・・・悪いけどその考えはやめた方がいい」
「何でだよ、ちゃんと話し合えばい「話し合いが通じる相手だったらな」、え?」
「いいか、科学者の俺が言うのもあれだが科学者って言うものはだな、自分達の発見の為だったら手段は選ばない、もとい何をやらかすかわからん連中なんだ俺はそういった連中をたくさん見てきた。他人の発見を横取りするやつ、
発見のためなら抹殺するやつ、科学者つうものは言わば貪欲の塊だ。そんなやつらに話しを
聞くな、聞いたら最後運が良くも悪くもその鍵とメダルを奪われるのがオチだ」
(大の声はいつになく強く、怒りが混じってた)
「悪かった、つい」
「いや、この案を出した俺が悪い、でもどうするんだよこの三日間を棒にふるわけにもいかないだろ」
「誰もまだそんなことは言っていない」とさっきまで怒り混じっていた声と違い落ち着き払っていた声で言っていた。
「じゃあどうす・・・え!ちょ、まさか!?」
「そう!実力行使だ!!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます