第7話 未来語1 チャコの最後

 桜花国暦おうかこくれき 304年3月25日


 桜花国首都武蔵國おうかこくしゅとむさしのくにリアレス市


  首都名物にもなっている山桜が、一面に咲き乱れ心踊り春も麗らかなこの季節にこの国住む多くの者は悲しみにくれていた。

 王家別邸 王族に連なる一同が集まりある方の見舞いに訪れ、心配と悲しみの中でその時を待つ人々

 その一同が囲む中に大きなベッドがあり、その上で呼吸が浅くいつ亡くなってもおかしくない状態の一頭の犬型の獣が横たわる。


 その獣の名は、素鵞茶子そが ちゃこ


 王祖マサキと共に桜花がまだ国としての体を成していない頃からのずっと一緒に国を盛り上げてきた人物。

 マサキの事をお父様と慕い、マサキの長男で第2代国王、素鵞幸國そが ゆきくにの第一王妃、幸國との間に2人の女子を授かり嫡男を儲ける事は出来なかったが、嫡男を産んだ第二王妃とは、姉妹のように仲が良くその子が生まれた際には、我が子の様に可愛がり育てている。

 活発で明るい性格から国民からの寄せられる親愛も篤く、その命が尽き様としている今、国民の悲しみは一入だった。


 「チャコ姉ちゃんは、どうだ?」


  表情には何も浮かべずに力なく横たわるチャコの現在の姿に心を痛め、悲しみと寂しさの入り混じった表情を作り、黒龍夜喜こくりゅうよるきは質問する。


 「医者によると老衰だと言っていた、チャコ姉ちゃんには……もう、時間が無い見たいだ兄貴」


 こちらも苦悶の表情で答える白狼真琴はくろうまこと、いつもは白く艶やかな毛並みを持つ、この男も今は、その毛並みは萎れていた。


 「何とかならんのかっ!」

 「そう言われても、俺もそうだが、姉ちゃん獣人としては、高齢なんだぜ、無理言うなよ……」


 悲しみから来る苛立ちを抑えていたが、どうしてもやり場の無い苛立ちで真琴に愚痴る夜喜


 「国王様がお越しになりました」


 何処からともなく発せられた、国王の来訪を告げる声が響き渡る。

 その声と共に人並みが割れチャコの横たわるベッドの前に1人の初老の男性が近づいていく。


 「チャコ母様……お気を確かに。どうかお元気になって下さい……」


 心痛な面持ちで膝を折ってチャコの前足に優しく手を置き語り掛ける初老の男

 この男は、現在の桜花国 第3代国王、素鵞幸樹そが ゆき その人だった。


 実母と共に一緒になって可愛がり育ててくれた母同然の存在、人化の術を解除して元の獣の姿で元気の無く横たわるチャコの姿に今にも泣き出しそうな表情を作る。


――……ワサッ……


 「ッ!!」


 一瞬……ほんの一瞬耳を少し動かし、そしてチャコは頼りなく一振り尻尾を振る。


 自分の声に答えてくれた事と、それ以上何も出来ない今のチャコの姿に堪えていたものが、目から溢れ出てしまい右手は、チャコの前足の上に置いたまま左手で溢れ出てくる涙を抑える幸樹

 その想いが周囲にも伝播したらしく、多くの人々でひしめくこの部屋で至る所にすすり泣く声が聞こえ始めた。


 「すまないが、通してもらえるかな?」


 1人の若い男の声が、人垣の向こうから聞こえた。

 王族とその関係者であふれかえり悲しみにくれているこの部屋で、その場違いな若者の声に怒気すら出てきそうないになる。


 しかし、今まで弱よわしく横たわっていたチャコが、震えながら上半身をベッドから起こして先ほどの声がする方向に体を向ける。


 周囲は、そんなチャコの行動に驚き、先ほど聞こえた若者の声がする方向と、チャコとの間の人波が分かれる。


 「すまないね」


 退いてくれた人に礼を言って入ってくる若者

 見た目は、20歳位だろう黒髪の青年

 桜花国の成人年齢は15歳なので大人と言ってもいいが、桜花国の平均年齢から比べると、まだまだ若造の年齢の黒髪の青年

 しかし、青年は若造の見た目ながら、どこか威厳を持っているような雰囲気を出している。

 そしてその青年の後には、同じ年齢程の見た目で赤い髪の人族の女性、黒くお尻が隠れる位の長い髪で褐色の肌と金色の目を持つ人族の女性、見惚れるほど真っ白な毛並みの獣人族の女性、栗色の長い髪を後ろ手に結ったエルフ族の女性、銀髪の人族の女性が順に入ってきた。


 「「ちっ、父上!!」」


 夜喜と真琴が、慌てて青年のもとへ駆け寄る。


 「やあ、夜喜に真琴、80年ぶりかな?二人とも元気そうで何よりだ」


 二人が慌てるのもそのはず、皆の目の前に現れたのは、この桜花国の始祖にして初代国王、素鵞真幸そが まさきその人が現れたのだ。

 あまりの事に周囲の同様は隠しきれずにザワつく。


 「積もる話もあるだろうけど、今はチャコと話をさせてくれないかな?」


 悲しみの表情など一つも浮かべずに、優しく二人の我が子に通してくれる様に言う真幸

 その声を耳にして夜喜と真琴は、無言で左右に分かれる。


 悠然と歩きチャコのベッドの傍まで行くと、チャコのベッドの傍らには、先ほどまで膝を付いて話しかけていた現王幸樹は、こちらに歩いてくる真幸を呆然と見ていた。


 「幸樹も久しぶりだね、いいかい?」


 祖父と孫とも言っていい見た目だが、全く逆で青年がこの初老の男性の祖父にあたる。

 そんなチャコの傍らに膝を折って真幸の事を呆然と見上げている王に、真幸は優しく微笑み問いかける。


 「はっ!」


 幸樹は、その状況を理解し立ち上がって一礼すると、チャコと真幸の対面を邪魔しない様にすぐに横にずれる。


 「ありがとうね」


 幸樹の行動に礼を言って、真幸はチャコの傍らに近づく


 「やあ、茶子、久しぶりだね。元気だったかい?」


 真幸はゆっくりと優しくチャコの頭や頬、首を撫でながら微笑を作って優しく語り掛ける。


 「……フゥーン……フゥーン……」


 目を細めて嬉しそうに枯れた声と、弱よわしく振られる尻尾で真幸に答えるチャコ


 (ああ、お父様だ、優しいお父様の匂いだ、お父様だ、お父様だ、あぁ……)


  真幸の匂いを確かめるように鼻を擦り付けて甘えるチャコを優しく抱きしめる。

 そのままチャコが寝ていたベッドの枕の部分に腰を下ろしてチャコに膝枕をする真幸

 真幸の意図に気付いたのか、チャコはゆったりと真幸に体を預けて横になる。


 それ以降、お互いに一言も声を発せず真幸は微笑みながら、ただ優しく体を撫でるだけだった。


 撫でられるのが気持ち良いのか、チャコは目を瞑りパサッパサッと弱よわしく尻尾を振る。


――……パサッ……


 チャコの尻尾の最後が振られた瞬間、真幸と出会い、真幸を父として慕い、真幸の子 幸國と添い遂げて二人の子を儲けた活発で明るい性格のチャコが逝った瞬間だった。


 享年296歳


 「お疲れさま、茶子……ゆっくりお休み」


 もう尻尾も動かないが、真幸はそれでも微笑みながら優しくチャコの体を撫で続けていた。


 周囲はそんな二人の様子を何も言わずにただひたすら見守り続けていた。




 桜花国暦 304年3月30日チャコの火葬祭が行われる。


 晴天の空の下、山桜の木々達がチャコの死に涙する様に桜が舞い散る火葬会場


 2代国王 幸國の体調が芳しくなかった当時に王の逝去した際どうするか、桜花国内で議論になった。

 その時、2代国王 幸國が、“私が死んでも御霊は子らを守り続ける。死んでまで場所を取り迷惑をかけたくない火葬祭を行うように”臣に言った事により、幸國以降王族全て火葬が行われる事になった。


 真幸達一行は、喪服に身を包みチャコが乗る車を見送っていた。


 「終わったね」

 「まったく、お主だけチャコの奴に話しかけて」


 やれやれと呆れた表情のアルフィーナ、自分もチャコの最後に語り掛けたかったのにと言った感じだ。


 「はーっはっはー!それがマサキといった者なのだから、仕方ないだろう!」


 いまだチャコの悲しみに浸る者もいるのに不謹慎ながら大笑いをする夜空、まあ夜空自身もこう言った性格なので仕方ない。


 「ヨル!貴方、大笑いをするなんて不謹慎ですよっ!主様、何とか言ってやって下さい」


 夜空の態度に不満一杯の真白が、俺にも夜空を躾ける様に言う。


 200年以上連れ添っているが、この性格ばかりはどうにも出来ない。


 「しかし、旦那様?」


 こんなワイワイと賑やかな中、何か疑問があるのだろうか神楽かぐらが眉を寄せて聞いてくる。


 「どうした?」


 この場で何の疑問があるか分からないマサキは、神楽に聞き返す。


 「その……旦那様の肩にくっ付いている女の子は、どちらの子ですか?」

 「何言ってるんだい?そんな事ある訳……」


 神楽の言ってる事が分からず答える。

 しかし、何だか右の肩がイヤに重い。

 酷い肩こりにでもなったかな?と言った感じで自分の右の肩に目をやると、茶色い髪の毛と、獣人族らしいピンと立った耳が見えた。


 「はあっ?」


 俺の声に反応するかの様に茶色い毛並みの耳がピクピクと動く


 このまま肩に掴まらせて置く訳にはいかないので身をよじって肩にしがみ付いてるソレを両手で抱えて、その子が誰なのか確認してみる。


 「んっ、うぐっ」


 肩にしがみ付いていたソレは、茶色い髪に同じく茶色い毛並みで尻尾を生やす真っ裸の獣人族の幼女だった!


 年の頃は、6、7歳の身長110センチほどの幼女は、目を瞑ってすやすやと眠っているようだった。

 眠りながらよく俺の肩にしがみ付いてたな……てかソレに気付かない俺って……


 「なんじゃ?この幼子は?」

 「迷子でしょうか?主様?」

 「いや、裸で迷子って不味くないか?」


 幼女について話し合うアルフィーナと真白、それに冷静にツッコミを入れる夜空とは何とも珍しい。


 「んんっ!」


 周りの声がうるさかったのか、身をよじってゆっくりと目を開けて幼女が起きる。

 俺は幼女を両手に抱えるようにしていたため、パチッと目を開けた瞬間、幼女とお互い顔を正面に見据える様になった。


 「おっ、おぅ!お譲ちゃんは、何で俺の肩に掴まっていたのかな?」


 誰だか分からない真っ裸の幼女を手に抱えている段階で既にオカシイこの現状

 もし幼女が泣き出したら大変だと、ぎこちない笑みを浮かべて優しく話しかける。


 「おっ」

 「お?」


 幼女が目を見開き何かを言おうとするので俺も後に続く。


 「おっ、おっ」

 「お、お?」


 まだ上手く声を出せないのか、次の言葉が出てこない感じだ。


 「お、お父様ーっ!」

 「へっ?」


 その言葉に俺は、まったく理解が追いつかない。

 しかし、幼女は、両手を広げ、ガシッ!としがみ付いてきた。


 「お父様、お父様、お父様、お父様、お父様ーーーーーっ!」


 茶色い尻尾が勢いよくブンブン振られ、頬を摺り寄せる幼女、何なんだ、この子?


 「お父様だー!お父様の匂いー!お父様、お父様、お父様ーーー!!」

 「こっこら、落ち着きなさい!」


 幼女の体を抱きしめてヨシヨシと頭を撫でて落ち着かせる。


 「旦那様?隠し子ですか?」

 「何を馬鹿なことを言っている!」


 ちょっとドス黒い気を出す神楽に慌てて否定する。

 やましい気持ちなんてこれっぽっちも無いので当たり前だ!


 「キューン、キューン、おとうさまー!」


 どうやら幼女も落ち着いたらしいので質問してみる。


 「あの、お譲ちゃん?君はどなたかな?お名前教えてくれるかな?」


 とりあえず何処の子供なのか名前を聞いてみる。

 すると、幼女はキョトンとしたままで俺のことを見つめる。


 「チャコなのー!お父様が付けてくれたお名前なのー」


 引き続きしがみ付いて頬をすりすり擦り付けてくる幼女


 「へっ、茶子?ちゃこ?」

 「チャコは、チャコなのー」


 何を言ってるんだ?この子は、確かに茶子に似ているようだけど……。


 「マスター、よろしいでしょうか?」


 それまで一言も話に加わらなかったミナが、話しかけてくる。


 「なんだいミナ、この子の事知ってるのかい?」


 もう何か知っているのなら教えて欲しい。


 「はい、こちらの方は、茶子様です」

 「へ?茶子?」

 「チャコなのー!」


 また興奮する幼女に落ち着かせるため頭を撫でミナに話を続けるように促す。


 「はい、茶子様で間違いありません」

 「えっ!茶子なの?どう言う事?」


 理解できないので首を傾げてミナに聞き返す。


 「茶子様は、聖獣と獣のハーフと言うよりは、聖獣の方が弱く、獣の方が強く出た存在です」

 「ああ、昔、ミナが言っていたな」


 たしか、初めてリアレスの村の近くで茶子を見つけた時にミナが、そう言っていたはず。


 「はい、その獣の部分が、この度お亡くなりになり、聖獣の部分が残ったのが今の茶子様です」

 「えぇっ!と言うことは、この子、茶子なの!」

 「はい、その通りです」

 「チャコなのー」


 ミナが言うには、この子は、真白と同じ聖獣になった茶子らしい。


 「しかし、やはり聖獣の部分が弱いので幼子の容姿になってますね。記憶の方も幼児化している見たいです」

 「ああ、それで、こんなに子供なんだ」


 ミナの言っている事が、ようやく理解できた。

 しかしどうしよう、今日は君の葬儀に参列してきたんだよ?


 「ほお、この娘がチャコなのか、ほうほう」

 「どれ、おうおう、老犬じゃなくて、子供に戻って元気一杯だな!」


 アルフィーナと夜空が感心しながら、二人で優しくチャコの頭を撫でる。


 「こらっ!チャコ!いい加減に主様から離れなさい!」


 真白の一言にビクッとなってチャコの頭の耳がペタンと落ちてゆっくり俺から離れる。


 「ゴメンナサイ、真白おかあ、お姉さま……」


 見つけて間もない頃にチャコは、真白の事をお母さんと呼んでいたみたいで子供になったチャコは、その時の癖が残っているみたいだ。


 「はあ……お母さんでもいいですよ、事実、アルの子供と結婚した貴方は、私の子でもあるんですから……」


 真白は、シュンと落ち込んでるチャコに微笑みながら優しく話しかける。

 どうやら真白も1児の母親になって、ずいぶんと丸くなったようだ。


 「本当にいいのですか?」

 「ええ、構いませんよ」


 おずおずと聞き返してきたチャコに真白は肯定の答えを返す。


 「わぁー、お母様、お母様、お母様!」


 パッと花が咲いたような笑みを浮かべて真白の周りをチャコは走り出す。


 「お母様、お父様、お母様、お父様!」


 今度は、俺と真白を呼びながら嬉しそうに8の字を書く様に走りだす。


 「ほれ、チャコ、あまりはしゃぐではないのじゃ!」

 「はいなのー」


 ぴたっと止まってアルフィーナに笑顔で元気一杯にチャコは返事した。


 「ほら、茶子、まだ寒い時期だから、これを着なさい」


 このまま裸のままにする訳にもいかないので、俺は自分が着ていたコートを脱いでチャコに着せる。

 着せたはいいが、チャコの背が低すぎて裾が地面を引きずっていた。


 「ん~どれ、茶子こっちへ着なさい」

 「はいなのー」


 このまま服を引きずらせて歩かせる訳にはいかないのでチャコを両手で抱っこしてあげる。


 「わーい!お父様ー!」


 チャコは実に嬉しそうに真幸に抱きつく。


 「さて、茶子の事は、どうしたらいいかな?」


 茶子は、先日亡くなり現在葬儀を執り行われている。

 このまま戻って茶子は、聖獣になって蘇りましたなんて言う訳にはいかないだろう。


 茶子を今後どうするべきか真幸はかんがえる。


 「まあ、戻すわけには、いかんからのう」

 「そうですよ旦那様、このままだと、あんなに悲しんでくれている国民に申し訳ありません!」


 アルフィーナと神楽も悩んでいるが、善い打開案が生まれてこない。


 「チャコ悪い子なのー……」


 腕の中で耳を伏せえてチャコは悲しい表情になる。


 さて、どうした物かな。


 「まあ、蘇ったのは仕方が無いよ、茶子、いいかい?よく聞きなさい」

 「はいなのー」


 茶子は伏せていた耳を再びピンッと立てて耳を向ける。


 「今から元に戻す訳にもいかないから、これからは俺達と一緒に生活になるけど大丈夫かい?」


 今すぐに元の王宮での生活に戻すと、世間体が悪いのでしばらく家で預かれば当面の問題は無いだろう。


 「は……」

 「?」


 茶子は何かワナワナとして次への言葉が繋がらない。


 イヤだったかな?


 茶子が望めば直ぐにとは行かないが王家へ話を通して元の生活に戻す事も出来るだろう。


 「はっ……ハイなのーーーーーーーーーっ!」

――ガシッ!

 「のわっ!」


 勢いよく抱きついてくる茶子に驚いてヨロケそうになる。


 「お父様、お父様、お父様と一緒なのー!」


 どうやらイヤでは無いみたいだ。

 茶子はコートの中で尻尾がワッサワッサ振っている。


 「みんなも良いよね?」


 勝手に決めてしまったので事後で申し訳ないが嫁達にそれで良いか確認する。


 「私は構わないのじゃ!もともと家族じゃしな」


 アルフィーナは、満面の笑みで応える。


 「私も構わないぜ!ちっこいチャコもなかなか可愛いじゃねえか!」


 夜空もチャコの頭を撫で肯定する。


 「私は主様が、お決めになった事なら構いません!」


 昔から真白は、俺の決めたことに否定の態度を取った事がないのでこちらも肯定する。


 「私は、旦那様の意見に賛成ですわ!だって家族ですもの」


 神楽は賛成を述べると、優しく微笑みながらチャコの顔を見る。


 「マスターのお決めになった事は絶対です!」


 ミナも俺の意見が絶対と言った感じで賛成してくれた。


 「よし!みんなもオッケーだし、茶子これからよろしくね」

 「お父様、はいなのー!」


 茶子は、元気の一杯の笑みを作って全身で嬉しさをアピールする。


 と言う事で、息子に嫁に行った茶子が戻ってきました。

 家族が増えるって良いですね!


 記念と謂うわけではないですが、山桜が咲き乱れる春の木漏れ日の中、茶子を真ん中にして後ろに俺、左右に嫁さん達とミナを並べて全員で写真を撮りました。


 写し出された写真には、みんな笑顔でいます。(ミナも薄っすら微笑んでいる)

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