ひとりぼっちの女の話
「ここに、一人で住んでるんですか?」
「ええ。今は」
この街で1番の高級マンション。その5階に、サユコの部屋があった。高級マンションなだけあってセキュリティは万全なので、女性の一人暮らしでも安心だ。
「お、お邪魔します。サユコお姉さん」
「い、いらっしゃい。カケヤくん」
カケヤにとっては初めての、女性の一人暮らしの部屋。サユコにとっては初めての、男子中学生のお客様。お互いに、同じくらい緊張していた。
(サユコお姉さん、お金持ちなのかな? どんな仕事してる人なんだろう……)
カケヤは靴を揃えて脱ぎ、玄関から少し進んだ廊下で、後から来るサユコを待った。サユコはいつものように、玄関でコートを脱ごうとしたが、カケヤがそばにいることをハッと思い出し、慌ててやめた。
「サユコお姉さん、どうかしましたか?」
「いいえ、なんでもないの」
サユコは厚手のコートを着たまま、靴を揃え、カケヤのそばまで歩いてきた。彼女の様子がおかしいことは分かっていたが、頭の怪我の治療を第一に考え、今はそこに言及するのはやめた。
(サユコお姉さんがさっき公園でやっていたことは、やっぱり……)
忘れようとしていた『キモババア』という言葉が、頭に浮かんだ。しかし加害者として、彼女をそう呼ぶのは失礼だという意識がすぐに現れ、その言葉をかき消してしまった。
廊下を抜けると、その先には広いリビングルームがあった。ふわふわと柔らかそうなクリーム色の絨毯が敷かれ、真ん中には高級感のあるガラステーブル。そのテーブルを挟んで向かい合う形で、光沢のある黒いソファと、大画面のテレビがある。
「カケヤくんが、手当てしてくれるの?」
「させてもらえるなら、是非」
「うふふ。じゃあ、お願いしてもいい?」
「分かりました。今回のことは、本当に申し訳ありません」
サユコから受け取った救急箱をテーブルの上に置き、二人並んでソファに座り、治療を開始した。
「ここ……かな? サユコお姉さん、この辺りに、まだ痛みはありますか?」
「え、ええ。痛むわ」
サユコは幸せそうな顔をして、作業をするカケヤをじっと見つめていた。手当ての最中、そんなサユコと目が合うたびにカケヤは緊張してしまい、毎回少し視線をそらした。
「……よし。ここはテープよりも、包帯の方がいいと思うんですけど、どうですか?」
「私も、それでいいと思う……」
「あんまり、頭を触られるのは嫌ですか? サユコお姉さんが、自分でやりますか?」
「べ、別に嫌じゃないっ!! カケヤくんがやって!!!」
「は、はいっ!」
「あっ! 突然、大声出してごめんなさい……」
「いえ。最後まで僕が責任を持って、やらなきゃダメですね」
カケヤは、サユコの髪を締め付けない程度に、くるくると白い包帯を巻いていくことにした。
「ねぇ、カケヤくん。弟や妹が怪我をした時は、いつもこんな風に手当てをするの?」
「え? ……はい。公園で怪我をした時は、みんな「お兄ちゃん、お兄ちゃん」って、僕のところにやって来ますね」
「お兄ちゃん……かぁ……」
「……」
「……お、お兄ちゃんっ!」
「ええっ!?」
「あ、あの、ごっこ遊びというか、今だけ、私があなたの……い、妹ってことで……」
「さ、サユコお姉さんが、ですか!?」
「……」
サユコは赤面しながら、小さく首を縦に振った。
16歳も年上の女性を、妹扱いするのには少なからず抵抗はあったものの、本人がそう望むなら……と、その遊びに付き合うことにした。
「さ、サユコ」
「なぁに? お兄ちゃん」
「どうだ? 怪我の具合は……」
「お兄ちゃんのおかげで、さっきより良くなったかも」
「痛いのを我慢して、よく泣かなかったな。偉いぞ」
「うんっ! 私、我慢してて……。独りで、辛いのも、寂しいのも、ずっと我慢……」
「サユコ……? 大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫っ! ……私、良い子?」
「ああ。サユコは、とっても良い子だよ」
「じゃ、じゃあ、さ……。もっと分かりやすく、褒めて……?」
そう言うと、大きな妹は瞳をすっと閉じて、潤いのある唇を少し突き出した。
……もちろん、カケヤにも彼女が期待しているものは何か、伝わっていた。しかしカケヤは、目の前の女性が、今日出会ったばかりの赤の他人だということを思い出して冷静になり、その一歩を踏み出さなかった。
「か、からかうのはやめてくださいっ。サユコお姉さん」
「お兄ちゃんっ……! 私、本気で……」
「『お兄ちゃん』はもう終わりです! 僕は中学生で、サユコお姉さんは大人で……。きょ、今日出会ったばかりだし……」
「そんなの、気にしなくていいのに……」
「て、手当ても、もう終わりましたよ! 他に何か、僕にできることはありますか?」
「カケヤくんに、やってもらいたいこと?」
「なければ、一度家に帰って、親に経緯を説明してから、改めてこの家に弟達と謝罪をしに……」
「それはダメっ!! 何もしなくていいから、まだここにいてっ!!!」
「わ、分かりました……」
サユコに大声で制止され、カケヤは浮いていた腰をまたソファに降ろした。
* *
その後、サユコはお菓子やジュースをリビングのテーブルに運び、中学生の客人をもてなした。
カケヤは現在の状況を、長女のハスミに電話で連絡をしたいとサユコに申し出たが、サユコは電話だけを許可し、詳しい事情を家族に話すことは、頑なに拒否した。
プルルル……。
「もしもし、お兄ちゃん?」
「ごめんハスミ。連絡が遅れた」
「大丈夫? みんな、すっごく心配してるよっ? 今どこにいるの?」
「今は、その……友達の家にいるんだ。夕飯までには帰るから、心配しなくていい」
「そう。よかった……。じゃあ、わたし達4人で、公園から帰っちゃってもいいの?」
「ああ。悪いけど、みんなの面倒を頼んでいいかな? ハスミ」
「えへへ、それは任せておいてよ。じゃあまた後で」
「うん」
カケヤは電話を切り、サユコがグラスに注いでくれたグレープジュースを、少し飲んだ。
* *
「ねぇ、カケヤ君ってゲームとかするの?」
「うーん……。ウチので遊んだりはしますけど、僕がやっていると、すぐ弟や妹もやりたがって、結局いつも譲ることになってしまいますね」
「そう……。じゃあ私の家のゲーム、やる? テレビ台の中にあるはずだけど……」
「え? あ、あれですかっ!?」
最新ゲームハード、『エレファント•ゼロ』だ。多機能、高画質、高音質により、価格は八万円を超える。
「どうして、サユコお姉さんが『エレゼロ』を?」
「私のものじゃないの。前の……男の人の、忘れ物よ。でも、もういらないみたいだし、好きに使ってくれていいから」
当然、最新機種なので、『エレゼロ』はカケヤのウチにあるゲーム機どころか、わりと裕福な家庭の友達が持っているゲーム機より、遥かに優れた性能を誇る。
そして今、カケヤの周りに兄弟はいない。弟や妹に譲るのは、兄として当然だと分かってはいるものの、それでも時々、誰にも交代する必要なく存分にゲームで遊べたら……と思うことはあった。
サユコの申し出は、カケヤの耳にはかなり魅力的に聞こえた。
「じゃあ少しだけ……」
「ふふっ、どうぞ。捨てなくてよかったわ」
許可をもらい、早速テレビ台から『エレゼロ』を取り出した。本体は見た目より軽く、漆黒の光沢がある。初めて使う機械に少し苦戦しながら、なんとかセットアップし、電源を入れた。
ゲームのタイトルは……。
(『バトルムエタイX』だ。友達みんなやりたがってたな、これ)
テーブルを邪魔にならない場所に除け、カケヤはゲームのコントローラーを握り、絨毯にあぐらをかいて、テレビ画面の前に座った。ゲームスタートだ。
サユコは、カケヤの後ろにあるソファに座り、彼の背中を見ている。
「ねぇ、カケヤくん……」
「はい。何ですか?」
「こっちを向かなくていいの。相槌もいらないし、ゲームをしながらでいいから」
「……?」
「私の話、聞いてくれる?」
「はぁ……分かりました」
サユコはカケヤの後ろで、静かに話を始めた。
「そのゲームもそうなんだけど、このソファも絨毯も、そしてこの家も、元々は私のものじゃなくて、前に付き合ってた男の人のものなの」
「前の仕事の関係で知り合った人でね。付き合い始めたころは、彼も優しかったの。でも彼は、仕事で成功するたびに、どんどん変わっていってしまって……」
「同棲を始めた辺りから、束縛されるようになったわ。『俺が稼ぐから、お前は仕事をやめろ』『それなりの生活をさせてやるから、お前は俺の許可なく外に出るな。外部との連絡もとるな』ってね。私も、これが彼なりの愛情なんだと思って、言う通りにしてた」
「だから、ほとんどこの家で、独りで過ごすことが多かったの。……その頃ぐらいかな。子供に対して、強い憧れを持つようになったのは」
「たまに外出を許された時や、テレビの番組で、元気いっぱいに遊ぶ子供を見る度に、私もあんな子供が欲しいなぁ……って、思うようになったの」
「彼も『もし子供ができたら、結婚を考えてやってもいい』って言ってくれたし、とにかく頑張ったわ。その努力の方向が正かったのかは、今でも分からないけど」
「でも、時間はどんどん過ぎていって……年齢だけを、無駄に重ねて……結果は実らず、ついにその日が来てしまったの」
「『時間切れだ』って。『女としての価値のなくなったお前ごと、今までの生活を捨てて、俺は新しい女と人生をやり直す』って。『金はやるから、お前も俺のことは忘れろ。そしてもう二度と、俺の前には現れるな』って。……言われちゃったの」
「最初は、何が起こったのか分からなくて……。気が付いたら、いつの間にか独りになってて……。これから何をどうすればいいのかも、分からなくなって……」
「死のうとも考えたけど、実行する勇気もなくて。結局私に残ったのは、この家とお金と……子供への執着だけ」
「情けない話だけど、子供を好きになればなるほど、逆に大人は嫌いになっていったわ。知らない大人とは、もう会話するのも辛くなったの。遊んでいる子供を見るのが好きだったから、毎日心の癒やしを求めて、公園に行ったわ」
「心の寂しさは、それで埋まったけど……。えっと……その……か、体の、寂しさは、埋まらなくて……」
「こんな生活、いつまでも続けるわけにはいかない、というのは分かっているの。大人との関わりを、避けて生きるのは無理だし。家族だって欲しいし、独りは寂しいから……」
「……」
カケヤは言われたとおり、ゲームをしながら、黙って背中で聞いていた。耳に意識を集中しすぎて、カケヤが操作する画面の中のキャラクターは、敗北を繰り返した。
「これだけ赤裸々に、事情を話したのも、カケヤくんが初めてなのよ。今の話が、私の全て」
「……」
「だから、その……分かってくれる? 寂しいの。私、今、とっても……寂しいのよ……」
「……!!」
カケヤの後ろで、スルスルと衣服を脱ぐ音がした。背後の彼女がどんな姿をしているのかは、簡単に想像がついた。
「サユコ……お姉さんっ……!」
「私のことは気にせず、そのままゲームを続けて。なるべく、邪魔にならないようにするから」
サユコがそう言うと、ひざと絨毯が擦れる音がして、カケヤのすぐ後ろまで人の気配が近づいてきた。心臓は激しく高鳴り、コントローラーは手汗でびしょ濡れになっている。
「綺麗ね……。最近のゲームの画面って、こんなに綺麗なんだ」
カケヤの両肩に、女性の細くて冷たい腕がそっと置かれた。腕の力はすぐに抜かれ、カケヤの胸の前でだらりとしている。
「あ、あのっ……!」
「重たい?」
「い、いや、別にそんなことは……」
「ふふっ、さすが男の子ね。支えてくれる?」
今度は首の後ろの辺りが、大きくて柔らかい二つの膨らみに挟まれた。水色のフリルが、カケヤの首筋を優しく撫でている。
「カケヤくんの体、暖かい……」
彼女はさらに距離を近くし、首に双丘を強く押し当ててきた。身体全体が、ほぼ密着している状態だ。カケヤはサユコの低い体温を感じ、サユコはカケヤの高い体温を感じていた。
「すんすん……」
「か、嗅がないでください。臭いだけですよ」
「ううん。男の子の汗のにおい、好きなの」
「こ、こういうのは良くないですって! 僕は、今日あなたと、初めて会ったばかりで……」
「私は、構わないわ。カケヤくんには私のことを、全部知ってほしいし」
カケヤは全く集中ができず、ゲームのコントローラーをその場に置いた。しかし、サユコの手は止まることはなく、一度肩からどかした両腕を、今度はカケヤの腹の横から出してきた。
「触っても、いい……?」
「な、何を言ってるんですか!?」
「カケヤくんの……あそこ……」
その言葉通り、サユコはカケヤの股間にある膨らみを、ズボンの上から優しく触った。
「かたい……。大きくなってる……」
「わっ、こ、これは……そのっ……!!」
「私の体で、興奮してるの……?」
「すいませんっ! ぼ、僕、そういうつもりじゃなくて……!」
「いいの。嬉しいな……。私もまだ、男の人を、こういう風にしてあげられるのね……」
「もうゲームはやめますっ! だからサユコお姉さんも、もうやめに……」
「ねぇ、興味はない……?」
「なっ、何がですか……?」
「体のこと。私はカケヤくんの体に、すごく興味があるの」
「……!」
カケヤは、思春期の中学生だ。興味がないと言えば、嘘になる。
しかし、16歳も年上の初対面の女性であるサユコと、いざ「そういうこと」になると考えると、様々な理性が働き、心の中にわずかに現れ始めていた薄汚い欲望を、全力で押し潰した。
「興味……興味ありませんっ……!! いい加減にしてくださいっ!」
カケヤは男の力でサユコの手を外し、もたれかかっていた彼女の身体を、押し返した。
「きゃっ」
「すいません、僕もう帰ります!」
「だ、ダメよっ! 責任とってくれるって、言ったじゃないっ……!」
「だから家に帰って、両親と今回の件について話し合います。そしたら、またここへお詫びに来ますから」
「カケヤくん一人で?」
「両親と一緒に、です。中学生の僕だけで、どうにかなる問題ではないと思うので」
「い、いやっ! カケヤくんと二人きりがいいっ……」
「ごめんなさい。今日はもう遅いので、帰ります」
カケヤは、ゲームをそのままにして立ち上がり、玄関のある方を向いた。しかしその時に右腕を、絨毯に座っている水着姿のサユコに捕まった。
「痛むのっ! 頭の傷が、痛むのっ……! か、カケヤくんのせいで、痛いのっ……!」
責任を感じたカケヤは、痛みを主張するサユコの方を振り返った。
しかし、サユコは痛みに苦しんでいる顔をしておらず、瞳孔を開いたまま、口元だけで笑っていた。
「あ……はは。見て。もっとよく私を見て。すごく痛むの。お兄ちゃんが、もう一度手当てしてくれたら、治るかも……」
29歳の女は、13歳の自分のことを、壊れたように「お兄ちゃん」と呼んだ。それは痛々しくて、見ていられなかった。
「もう、お兄ちゃんと呼ばないでください」
「な、なんで……? 私のお兄ちゃんでしょ?」
「違います。サユコお姉さん、もうこれ以上……壊さないでください」
「壊す……? 私が……? 何を……?」
「僕は、サユコお姉さんを、普通のお姉さんだと思いたいんですっ!! あなたは悪い人じゃないのに、これじゃあ本当に……」
「なぁに? お兄ちゃん。私が何なの……?」
「……!」
『キモババア』。
カケヤの目の前にいる女は、正真正銘間違いなく『キモババア』だった。
しかし、口から出そうになるその言葉を、のどの奥でぐっと堪えた。
「……!」
「カケヤくん……?」
「と、とにかく、もう行きますからっ!!」
「じゃ、じゃあ、帰ってもいいけど、その代わりにっ……!!」
「えっ……?」
「一つだけ、お願いを聞いてくれる?」
「お願い……ですか?」
「うん」
『キモババア』は、やっとサユコお姉さんに戻った。カケヤは、これで帰れるなら多少無茶なお願いでも聞こうと思っていた。しかし……。
「私の、家族になってほしいの」
予想外の一言が飛び出した。
「か、家族……!? 僕と、サユコお姉さんが!?」
「うん。明日から毎日この家に来て、家族のように振る舞ってほしいの」
「な、何を言って……」
「私が妹になりたい時は、カケヤくんがお兄ちゃんをやって、母親をやりたい時は、カケヤくんが息子で……。カケヤくんも好きな役を、選んでいいのよ」
「は……?」
「も、もちろん、お腹が空いたら、私が料理を作るし。欲しいものがあるなら、私がお買い物について行ってあげるし。もしカケヤくんが嫌なら……ちゃんと避妊もするし……」
「勝手に、話を進めないでくださいっ……!」
「もうあなたしかいないのよっ! このまま年をとるだけの人生なんて、耐えられないっ!」
必死な懇願に、カケヤの心は揺らぎ掛けた。こんなに自分のことを思ってくれるなら……と少しだけ考えた。が……。
「それは、いつまでの話ですか?」
「か、家族だから……一生……」
到底無理な話だった。今日会ったばかりの女性に、この先の長い人生を捧げる約束はできない。
「ごめんなさい。僕には無理ですっ……!」
「そんなっ……!」
「さ、さようならっ!!」
カケヤは掴まれている手を振りほどいて、玄関に続く廊下へと駆け出した。そして、サユコも立ち上がり、その後を追った。
「待って!! ねぇ待ってよ!!」
カケヤは全力で走って、玄関まで来た。腰を下ろして、ゆっくり靴を履いている暇はない。立ちながら、靴を足に引っ掛け、外へと繋がる最後の1枚の扉の鍵を、開けようとした。
しかし、ほんの少し届かず、後ろから強引に抱きつかれてしまった。
「離して下さいっ!」
「嫌っ!! 絶対に、離さないっ……!!」
「僕は、サユコお姉さんのことを、嫌いになりたくないんですっ!」
「カケヤくんは、私の……きゃあっ!!」
「う、うわっ!!」
ドサッ。
二人はバランスを崩し、互いの頭を強くぶつけた後、玄関のそばの廊下へと倒れ込んだ。そのまま意識を失い、女性と少年はそこでしばらく動かなくなった。
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