第23話・綺語とのこと



 転移アイテムで[睡蓮の洞窟]の手前にやってくる。

 周りは夕方から夜になろうとしていた。

 夜行性のモンスターが結構ウロウロとしてきている。


「モンスターレベルは……9か」


 勝てない相手ではない。でも用事を済ませてから相手をすることにした。……逃げるわけじゃないから。



 洞窟の中を進んでいくと、開けた場所に出る。

 洞窟の空間を利用した地下街。それが[睡蓮の洞窟]だ。

 洞窟というからして、先に進めばダンジョンがあるのだが、モンスターはかなり強いらしく、レベル設定で20はかけられている。

 とてもじゃないが、今のオレでは蚊取り線香にやられる蚊トンボみたいなものだろうなぁ。

 なので最悪デスルーラしてしまった時、このちいさな村の宿屋で休んでおけば、そこから再開ができるということになる。


「さて、ナツカを探すか」


 洞窟の中をキョロキョロと見渡す。

 夜七時を回っただけに、ログインしているプレイヤーの多いこと。パッと見、プレイヤーだけで百人はいました。

 今更だけど結構繁盛してるな。このゲーム。

 出店ではアイテムはもちろん、装備品も色々出ている。

 中には生産系ギルドが出張してきているようだ。


「行商……みたいなものか」


 並べられた商品を横目に目配せながら、ゆっくりと歩いて行き、時々前を向いて、他のプレイヤーにぶつからないようにしていった。

 ――面倒ことに巻き込まれたくないしね。

 が、オレの願いなんて運の神様は聞いてくれませんでした。



「きゃっ!」


 なにかがオレのカラダにぶつかると、それにあわせて足元から女の子の悲鳴が聞こえた。それにつられて周りにプレイヤーがこちらへと視線を向ける。


「い、いたい……」


 声のしたほうに視線を向け直すと、目の前で少女が涙目でおしりをさすっていた。



 ◇メイゲツ/Lv14/【法術士】



 鑑定してみると、[メイゲツ]という名前の少女だった。

 レベルは14で職業は法術士。オレと同じだ。

 ブカブカのマントを羽織っており、マントの縁は……どこかで見たようなデザインだった。最終幻想みたいなやつ。

 マントのフードで隠れていた素顔が、オレがぶつかったことではだけてしまい、胸まである長い新緑を思わせる鮮緑色の髪がウェーブをかけている。ふんわりとしていて柔らかそう。


「だ、大丈夫かい?」


 オレは少女に優しく手を差し伸べた。

 いや同い年でも年上でも、女性にはやさしいですよ。戦う時は違うけど。


「あ、ありがとうございます」


 メイゲツはオレの手を取り、引っ張られるように立ちあがる。


「どこか怪我はない?」


「あ、大丈夫です。どこも怪我はしていません」


 メイゲツのHPを確認する。35。オレより高い。

 まぁ町の中だからHPの減少はないだろう。


「すみません、商品を見ていたのに」


 メイゲツは深々と頭を下げる。


「いやいや、こっちはめずらしいなと思って見て回っていただけだから」


 オレは無意識にメイゲツの頭を撫でていた。


「あっ」


 ジッとオレを見上げるメイゲツ。


「っとごめん」


 オレは慌てて手をメイゲツの頭から離した。



「おい……」


 ちいさな声が聞こえ、オレはそちらに視線を向けた。


「そこでなにをしている?」


 そこにいたのはメイゲツに似たり寄ったりな少女だった。

 違うといえば、青碧色のポニーテールをしており、動くたびにそれがなびいている。

 といっても、雰囲気はおとなしめなメイゲツと違って、こっちは活発そうだ。



 ◇セイフウ/Lv14/【弓師】



 [セイフウ]というプレイヤーネーム。レベルはメイゲツとおなじ14。

 職業は……[弓師]とのこと。遠距離攻撃を得手とする職業だっけか。


「お前、そこでなにをしている。メイゲツからその汚らわしい手を離せ」


 凛とした声でオレを指さす少女。なんかすごいいちゃもんをつけられています。

 さて、よくよく見てみると、このメイゲツとセイフウは似てるというか双子だよな? 顔が非常によく似ており、同じスタイルでいたらまったく見分けがつかないくらいだ。

 おそらく彼女たち自身もそれを懸念して、見分けがつきやすいようにキャラメイクしてるんじゃないだろうか。


「きさま、オレのいうことが聞こえなかったのか? そこになおれ、この[サジタリウス]の餌食としてくれようぞ」


 オレっ娘ですか。言葉使いは悪そうだけど、正義感が溢れていて嫌いじゃない。

 でもなんかすごいことになってきた。

 周りもざわざわとしてきている。どうも最近女難の相がありすぎませんかね?


「これってゲーム関係有るのかな?」


 セイフウは構えた弓に矢をかけ、ギリギリと矢をうしろに引いている。

 すごい至近距離。そして手から矢が放たれた。



「きゃあああっ!」


 悲鳴……と脱力感。

 一番おどろいているのは矢を放ったセイフウだった。

 その矢はオレに当たらず、うしろの屋台の人形に当たっていた。


「ちょ、ちょっとっ! 避けないでよっ!」


 慌てふためくセイフウ。いやまったく動いてません。


「っていうか? なんで? おもいっきり攻撃があたってもいい場所にいるのにっ! なんで攻撃が当たらないのよ?」


 たしかに至近距離で攻撃を仕掛けてきているから当たらないこたぁないけど、完全にオレのLUKによる恩恵です。本当にありがとうございます。


「くそぉっ! なら今度はこれでどうだ?」


 オレに避けられたことがよほど口惜くやしいのか、セイフウは三本の矢を構え、弓に引き始めた。


「くらえっ!」


 その三つの矢は縦横無尽に飛び回った。



「[フリーズ]」


 その声と同時に、飛び交っていた三本の矢は凍りつき、その場に落ちた。


「……なにをやってるのかしら?」


 聞き覚えのある声が聞こえ、オレはそちらに振り向いた。

 そこにはナツカの姿があり、メガネの奥にある瞳はセイフウをジッと見つめている。



「リ、リーダー……?」


 先ほどの勢いはどこへやら、ナツカが出てくるや、セイフウの雰囲気はまるで怒られている仔犬のようだった。


「彼は大事なお客さんなの」


「えぇ、こんなのが? どう見てもリーダーに敵いませんよ」


 セイフウがケラケラと笑う。バカにされているのは目に見えているし、怒りも覚えていた。でも子供の戯言ざれごとだから気にしない。

 実際運以外は多分レベル5にも負けそうだし、そこは認める。

 でもここでキレたら、なんか大人として負けな気がした。


「人を見た目で判断しないようにっていつも言っているでしょ? このゲームは相手に自分のレベルが見えないようにできるんだから。もしかしたら彼、あなた達よりもレベルが高いかもしれないんだから」


 あのナツカさん、ハードル高くしないでください。

 実際、オレのレベルは、この双子のような二人組とたいして変わりません。


「す、すみません。妹がとんだご迷惑を」


 メイゲツがオレに頭を下げる。

 うん、君が悪いわけじゃないから気にしてない。というか妹なんだ。


「別にいいよ。それにしても姉妹でやってるんだね」


「あ、はい。まだはじめてそんなに経たないんですけど」


 メイゲツはもじもじと、はにかんだようにオレの質問に答える。


「まぁ、そんなに気にしていないから大丈夫だよ」


 オレはナツカに視線を向けた。



「ナツカさん、話があるってメッセージにあったけど」


 セイフウに説教をしていたナツカは、オレのほうを振り返った。


「っと、そうだったわね。セイフウ、メイゲツ。彼を私たちのギルドまで案内して」


 そう言われ、メイゲツはナツカにむかって、


「わかりました」


 と頭を下げた。

 逆にセイフウはそっぽを向いて口笛を吹いている。

 うーむ、ここは年上として態度を改めさせるべきか。

 ゲームの中でとはいえ、子どもを躾けるのは別に親じゃなくてもいいんだよな。


「セイフウ……」


 オレが声をかける前にナツカがセイフウを呼んだ。


「わかりました」


 不貞腐れたように返事をするセイフウ。

 オレ、結構嫌われているようだ。

 ファースト・コンタクト最悪だな。



 セイフウとメイゲツに案内されたのは、ちいさなテントだった。

 といっても、それは外見での話で、中に入れば広々としていて、テーブルやら家具が置かれていた。

 例えるならワンルームマンションみたいなものか。

 どうやらナツカたちはここを拠点にして、活動をしているらしい。


「好きなところに坐って」


 ナツカにそう言われ、おれはテーブルに坐った。


「大変な目にあったみたいね」


 オレと対面するようにナツカはテーブルに着く。

 そして指を弾くや、テーブルの上にティーカップを出し、ティーポットに入れられた紅茶らしき飲み物をカップに注ぎはじめた。


「サクラさんから聞いているけど……セイエイのこと、すこし気にはなってる?」


「気になっていないっていうと嘘になりますね。あんなふうになった理由がなにか知っているんですか?」


 そう聞き返すと、ナツカは前髪をかきあげ、気まずい表情を見せる。



「今回の事件の犯人、コンバーターが言っていた言葉、覚えてる?」


 コンバーターというとマミマミのことか。


「ポコペンの合いの子って言葉はすこし気になりましたけど」


 そう答えると、ナツカはちいさく溜息をついた。


「キミは、この言葉の意味はわかる?」


「えっと、中国人とのあいだにできた子供って意味ですか?」


 それが答えだと、ナツカはちいさくうなずいた。

 でも、それがいったいどういうことだろうか? いまさら外国人とのあいだに生まれた子供なんてめずらしくもない。

 そりゃぁ半世紀くらい前とかだったら考えられなくもないが。



「セイエイ自身は、そのハーフという事実に関してはなにも気にしていない。でもね、それが原因で学校でクラスメイトから疎外されていたのよ」


 その事実に、オレはあの時見せたセイエイの表情を思い出す。

 あれはマミマミに恐怖したのではなく、いじめられていた時のことがフラッシュバックしていたということになる。


「でもコンバーターはどうしてそんなことを? それってリアルのセイエイを知らないとできないはずじゃ?」


 それ以前に、ナツカもリアルにセイエイのこと知ってるのかという野暮な質問はしないでおこうと思ったのだが、ナツカ自身の口から聞きたいことが漏れていた。


「彼女とは以前にオフ会で会ったことがあってね、その時にボースさんからあの子をよろしくって真剣な顔で云われたのよ。なにかあるんじゃないかって思って、あの子に直接聞いたら、答えてくれたわ」


「自分がいじめられていたことをですか?」


 その問いかけに、ナツカはちいさくうなずいてみせた。


「私を信じてくれていたし、他言無用にって条件でね。さすがに人の不幸を晒すほどバカじゃないわよ。だいたいね、人が誠意をもって謝っているのに、それを動画にしてネットにアップする人間の心理がよくわからないわ」


 オレも、客商売をしている手前、客を気持ちよくさせないといけないとは思っているが、さすがにそれは許せんし、理解できん。



「っと、話が脱線したわね。でもそれだけじゃないのよ。問題はあの子の叔母であるビコウにあるのよ」


 ――ビコウに?

 いや、それ以前に叔母と姪の関係だったのか。

 なるほど、二人の会話がなんとなく家族で話しているような口調になるはずだ。



「半年くらい前だったかしら、セイエイがまだ中学にあがる前……」


「ちょ、ちょっと待って? 半年前で中学にあがる前って、もしかしてセイエイって中学一年生?」


 オレは衝撃の事実に、おどろきを隠せずにいた。

 ……不可抗力とはいえ、中学一年生のフルヌードを見てるんですが。


「そうよ。って、どうかしたの?」


 頭を抱えているオレに対して、ナツカは首をかしげていた。


「話を進めてください」


「え? そ、そうね。その半年前、セイエイが学校から帰ろうとした時、ダンボールに入った仔犬が川に流されていたの。で、そこにセイエイをいじめていた女子グループがその仔犬に石をぶつけていたのよ。セイエイはそれに気付いていたけど見て見ぬふりをした」


 オレはいじめにあったことがない。だからこそ野暮な事は言えない。でも、あのセイエイならその仔犬を助けたかったはずだ。


「川の流れが激しかったの。その日は結構な大雨だったみたい。ダンボールだって結局は紙製品だから、ふやけてボロボロになっていき、仔犬は川に落ちた」


 ナツカはジッとオレを見つめる。オレに真実を受け入れろという表情だった。


「偶然近くを通ったビコウが仔犬を助けるために、流れの激しい川に飛び込んだのよ」


 それを聞くや、オレは唖然とする。

 逆に自分が死ぬかもしれない状況で、ビコウは犬を助けようと川に飛び込んだのだ。

 オレだったらそんなことできるだろうか?

 いやカッコつけるつもりはない。できるわけがない。

 自分の身かわいさにそんな危険なこと、死んでもやりたくない。


「その時の犬は助かったし、セイエイをいじめていた女子グループはビコウの奇行におそれをなしてその場から逃げたみたい。でも……それを見ていたセイエイだけは怖くて逃げることができなかった」


 ビコウはその後、川の岩に引っかかったのを発見されている。

 それを誰かが通報して事件が発覚したそうだ。

 その近くにセイエイがいたという目撃証言もあった。

 大人たちはセイエイになにかあったのかを詰め寄っている。

 トラウマ同然のことが目の前で見ているセイエイに詰め寄ったのだ。

 でもどんなに真実を言おうと、大人たちはこう決めつけるだろう。


「そんなバカなことをする人間が、仔犬一匹助けるのに命を張るようなバカがいるか」


 と、ナツカはビコウの行動と、その時のセイエイの気持ちに対して、惻隠そくいんの情を垣間見せた。

 それもセイエイから聞いているのだろう。



 セイエイの言葉を信じているのは親であるボースさんと母親くらいだろう。当のビコウは今でも身動きがとれない植物人間らしい。

 オレはそれを受け入れようにも、受け入れられなかった。

 が、ビコウならやりかねない。そう思ったのも事実だ。


「それがあの子のトラウマで、ビコウに依存している理由」


 その問いに、ナツカはうなずいた。


「ビコウがこのゲームの中にいるということは?」


「おそらく、ボースさんから聞いていたんでしょうね。あの子、けっこうゲームは得意だったみたいだし、[星天遊戯]の中でならいつでもビコウに会えるから。あ、だからといって現実が嫌になったってわけじゃないみたいよ。現実のビコウは今も植物人間みたいなものだから、お話相手くらいにはってみたい」


 それを聞いて、オレはホッとした。

 もし現実が嫌でネットに逃げているとしたら、ビコウはそれを望んでいないだろう。だからこそ、セイエイは現実と向きあえていることに安堵感を生じた。



「ビコウが言っていました。自分はこのゲームに取り込まれた思念体だって」


「たしかにビコウの本体はいまだに病院で眠っている。でも脳は生きている。だからこそここに来れば、いつでもビコウに会えると分かっているから、セイエイは頑張ってこれたのよ。中学校だってちゃんと通っているし、さいわいその時のいじめグループはいなかったみたい」


 逆に自分がいじめる側になったことはないのだろうか。

 そのことをたずねると、ナツカはオレを険しい目で見つめた。


「逆にそうならなかったのが不思議なの。ううん、あの子はそういうことをしたって意味がないってわかっているからでしょうね。結局いじめる側はいじめることに理由なんて考えていないのよ。ムカついていたり、気に入らないからいじめる。だから意味がない。それにいじめられているクラスメイトがいたら、よく声をかけていたみたいよ」


 なんとまぁ、セイエイらしいといえばらしい。

 と、ここでオレはふと首をかしげる。


「ちょっと待って? それじゃぁオレがギルド会館で武器に悩んでいたのを、いじめられている人に見えたってことか?」


「たぶんそうだろうね。イベント前から彼女はビコウからキミのことを聞いていたみたいで結構興味があったみたい。面白いことをする法術士だって。私もイベントが終わってから、観覧席のユーザーが録画した映像を見たけど、実際キミの戦い方は面白かったしね」


 ナツカはカカカと笑みを浮かべる。

 否定して欲しかったというわけではなかったけど、それはすこし心外だ。


「まぁとにかく、セイエイのことはよろしくね。あの子トッププレイヤーだけど、心はまだ幼いから。ちょっとしたことで心が乱れて、また同じようなことがあってはいけないから」


 たしかにセイエイがおちいった[凶神状態]の恐ろしさは、目の前で体験している。でも一番つらかったのはセイエイ自身だ。

 今度の土曜日、もしリアルの彼女に会えるとしたら、その時はしっかりと話を聞こう。

 ネトゲーで知り合ったとはいえ、こうなったらとことん付き合ってやる。



 ◇[ナツカ]さまからアイテムが届いております。



 というインフォメーションがポップされる。


「[ライトニングの書]?」


 ナツカから送られたのは魔法スキルを覚えるための本だった。

 属性を確認すると[陽]と記されている。おそらく光闇における光魔法だろう。


「[ライトニング]は攻撃魔法ね。というかキミ、攻撃魔法は[ファイア]しかないでしょ?」


 はいそうです。さすがにすこしは攻撃魔法を覚えないとやばいと思ってました。



 ◇魔法スキル【ライトニング】を覚えました。



 早速魔法を覚える。INTはギリギリ足りていたようだ。



 ◇ライトニング/魔法スキル/攻撃魔法/消費MP10%

 *属性・【陽】

  光の矢を敵に放つ。手を弓のようにして放てば、命中率が上がる。

  【チャージ】と兼用すれば、矢を拡散することができる。



 とのこと。【チャージ】で大きなレーザーにならないのはあれだが、拡散攻撃は地味にうれしい。


「それじゃぁ、私はこれでログアウトするわ」


「あ、ありがとうございます」


 オレは頭を下げる。

 どうやらオレに話をするために待っていてくれていたようだ。


「いいわよ。私もキミには注目してるからね。まぁ今のキミに負けるとは思っていないけど」


 そう言うと、ナツカはログアウトした。

 セイエイと同じようなことを言われたが、オレはあまり気にはしていない。

 ナツカとのレベルの差も、今のオレからしたらかなりはげしいしね。

 それでも気にかけてくれていることはすごく嬉しかった。


「なんか妙な関係だな」


 ビコウとセイエイ、そしてナツカ。

 この三人が、まだはじめて一週間しか経っていないオレにとっては、ある意味師匠なのではないかと思えてしかたがなかった。


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