第20話・百眼魔君とのこと
オレは、はじまりの町の裏山にある滝壺に、[アクアラング]という、水の中でも自由に息ができる魔法をためしに使い潜った。
そこで遭遇したデンキナマズにやられそうになったので、川底のくぼみを潜り進んでいくと、滝の裏にある隠しダンジョンを発見する。
そこでサクラさんと遭遇し、セイエイが行方不明とのこと。 ダンジョンを歩いていたら、足場が崩れて地下水でできた池に落ち、そこで裸……もといなにも羽織っていないセイエイと出会い、今にいたる。
「以上、説明終わりです!」
オレは池から少し離れた岸に上がり、フレンド一覧からサクラさんを選ぶや、セイエイが見つかったことを報告していた。
「……誰に言ってるの?」
いまだに池の中で泳いでいるセイエイ。身体がふやけないか心配だ。
「お前を探してたサクラさんにだ。ついでにこの状況についていけてないオレに対しても」
もうね、ツッコむ気力もないわ。
「今、何時?」
「うーん、リアルだともう九時を回ってるんじゃないか? なんか用事でもあるの?」
そう聞き返すと、セイエイは首を横に振る。
この前ログアウトした時、彼女が言ってたことを思い出すや、「宿題は?」とたずねた。
「ゲームを始める前にやった。シャミセンは?」
「オレはレポートがまだ終わってない。まぁ最悪今日できなくても既出までまだあるし」
それを聞くや、セイエイはすこしばかりバツの悪い表情を見せる。
「聞かないほうがよかった?」
「いやいや、そういう意味じゃないって。実を言うと、オレ大学生なんだわ。だから単位さえ取れてればなんとか大丈夫ってこと」
そう応える。もちろん本当だ。そもそも就職活動する学年ではないのでまだ余裕がある。
まぁ、最悪うちの親父に土下座して、見習いとして雇ってもらえることを祈るしかないが。
「シャミセンってもしかして大人? だから私の裸見てもなんとも思わない?」
いや、それはないです。むしろ興奮しないという理由がない。
まぁ無知……いやこの場合は無恥と言ったほうがいいのか?
そういう反応だと、なんかこう、キャンプ場近くの川で水浴びしてて、シャツが濡れてうっすらと薄桃色の乳頭が見えていても気にせず遊んでいる小学校低学年の女の子って感じがして、なんかほのぼのとする。
だからまぁ、性的な意味で興奮はしなかった。
と、本人の前では言えないので黙っておく。
「そろそろサクラさんも来るだろうし、早く着替えてくれ」
この状況をサクラさんに見られたら、変な誤解をされそうだ。
「わかった」
そう言うと、セイエイはこちらへと泳いできた。
うん、ジョーズの背ビレみたいに、桃が浮かんでおります。
あまりに綺麗な形だったので、思わず見惚れてしまった。
「シャミセン」
水から上がってきたセイエイに声をかけられ、オレは肩をすぼめた。
「お、おう。濡れたままじゃあれだし、タオルいるか?」
オレはあたふたとアイテム欄から手頃なタオルを選び、それをセイエイに渡した。
「ありがとう。それからちょっと気になるものが池の中にあった」
タオルで身体を拭いながら、セイエイはいつもの無表情ながらも首をかしげている。
「池の中に? なんかあったのか」
「穴があった」
いや、ダンジョンなんだからあってもあまり気にならない。
実際、ここに来る時もそんなのがあったしね。
「人が通れるくらいか?」
とりあえず聞いてみる。セイエイはうなずいてみせた。
「そこからなんか妙な気配を感じた」
「なんで離れなかったんだ?」
「特に強いモンスターって気配じゃなかった。それに裸で戦うと傷がついて目立つから」
そう言うと、すこしばかりそっぽを向く。
あ、それには羞恥心があるのね。と言っても、やっぱりどこかズレている。
オレはあらためてフィールドマップを確認した。
マップでは[はじまりの町の裏山]と表示されているだけだ。
マッピングの魔法を覚えておけばよかった。
「なぁ、セイエイ。ここってはじめて来たのか?」
そうたずねると、乾いた下着に着替え、ちょうどビキニアーマーを着ようとしていた時だった。
「裏山自体は初めてじゃない。でも中に入ったのははじめて」
「中に入ったのが?」
その言葉に、オレは妙な違和感があった。
セイエイのレベルはたしか44。それは変わっていないようだ。
だからこそ違和感に思う。こんな近くのダンジョンに彼女が初めて入ったことに。
「なぁ、セイエイ。ボースさんに連絡できないか?」
「フチンはまだ仕事中。それに今は新しいイベントのデバッグや調整で忙しくて、一週間くらい家に帰ってない」
そういえば、ボースさんはこのゲームの製作者だった。
だからこそ、彼に聞きたいことがある。
「でもメッセージは送れる。どうかしたの?」
「じゃぁ『はじまりの町の裏山に隠しダンジョンがあるのか』って聞いてくれ」
そうお願いすると、セイエイはボースさんにメッセージを送った。
それからしばらくして、サクラさんがやってきた。
そのうしろに二人くらい、以前大会に出ていた時と同様、鎌々とマサマルだった。
「これは貴殿。大会ぶりですな」
明るい声をあげるのは鎌々。
「キミがどうしてここにいるのかね?」
マサマルが怪訝な目でオレを見る。
「それはいいとして、すみませんねシャミセンさん、うちのお嬢がご迷惑を」
サクラさんがちいさく頭を下げる。なんかセイエイの従者みたいだ。
いやいつも一緒にいるから従者といえばそうなるのか?
「サクラ、ちょっと警戒してほしい。ほかの二人もダメージを喰らってるなら、回復してあげて」
セイエイにそう言われ、サクラさんはどういうことだろうかと、オレに視線を向けた。
「ちょっとおかしなことになってるんですよ」
オレが説明しようとした時、
「待って、フチンから連絡が来た」
とセイエイが止めた。そしてメッセージを読みはじめる。
その表情はどことなく険しい。
どうやらオフからオンに切り替わっているようだ。
「シャミセンの考え当たってた」
その言葉に、オレはもちろん、サクラさんたちもギョッとした表情を見せている。
「お嬢、どういうこと?」
「ボースさんからのメッセージだと、今私たちがいるダンジョンはまだテストの段階で、モンスターレベルの調整が終わっていない。だからまだ誰かが入れるような入り口は作っていないって」
「でも、私たちは滝壺のくぼみから入れましたよ」
「サクラさんたちもですか? オレもそこから入りました」
どうやらサクラさんは入り口にセイエイが来ているんじゃないかと思い、探していたのだという。
「ここが[はじまりの町の裏山]のままだったのはそういうことだったのか」
なんか嫌な予感がする。
「……っ! サクラ、みんなに[リフレクト]、できればシャミセンにも」
そう冷たい声が聞こえ、オレは身を固める。
その声の主はセイエイだった。
「わかりました。[チャージ]・[リフレクト]ッ!」
サクラさんは錫杖を高々と天に掲げる。
優しい光が、オレやセイエイたちを包み込んでいく。
「鎌々とマサマルは防御の構え。自分の身は自分で守って。シャミセンも」
セイエイがふたふりの刀を構えた時だった。
敵との間合いを示す▼が、グリーンに変わる。
「なにか来ている?」
▼はイエローに変わるや、池の中からなにかが飛び出してきた。
「[花鳥風月]っ!」
モンスターが飛び出してくるやいなや、セイエイは高く飛び上がり、池に向かって二刀を振り下ろした。
風の刃がモンスターを切り刻んでい……ない?
「ッ! [フリーズ]」
セイエイが池の中に落ちそうになった時、
その氷に乗るように、セイエイは空中で身をぐるりと
「すげぇ……」
こんな阿吽の呼吸ともいえる戦いかたを、オレは今のところ見たことがない。
二人はなにも言葉をかわしていない。
「シャミセン、ひとつ聞きたい」
「な、なんだ?」
突然声をかけられ、オレは慌てて聞き返した。
「こいつ……なに?」
セイエイは一蹴でオレのところへとやってくる。おそらくビコウと同じ、[ステップダンス]で戻ってきたのだろう。
池の中から現れたモンスター。それはムカデだった。
二メートルほどの大きさで、頑丈そうな甲羅。
その双眸はグルグルと、角膜ひとつひとつが生きているように動いている。
氷の上に上がり、咆哮を上げている。わらわらと百本以上はあるんじゃないかと言える足を動かしていた。
総評を一言ですませるなら、気持ち悪いに越したことはない。
「お嬢、[パワーチャージ]ッ!」
サクラさんは魔法でセイエイの攻撃力を上げる。
それと同時に、セイエイは剣を構え、飛び上がった。
「[闇烏]……」
双剣を羽根のように広げ、縦横無尽に虚空を切り刻んでいく。
その刃がオオムカデにぶつかっていく。
「キシャァアアアアアアアッ!」
オオムカデは奇声を上げる。しかし……
「ダメージは? 効いていないのか?」
オレはオオムカデのダメージカウンターを確認する。
[ヒャクガンマクン]Lv20
HP200/200 MP??
というステータスだった。
「シャミセン、大丈夫?」
攻撃し、戻ってきたセイエイがそうたずねる。どうやらヒット・アンド・アウェイの戦闘スタイルらしい。
だがどうも腑に落ちない。あれだけ攻撃をしているのに、いまだにモンスターのダメージが減っていないことが。
「たぶん、あのデタラメに硬い甲冑のせい」
セイエイは肩で息をしている。どうやら魔法でMPが減るのと同様に、剣技には剣技なりに減るパラメータがあるようだ。
「なにか解決策はあるか?」
「それは……シャミセンが考え――」
セイエイの言葉が途切れた。
洞窟を崩しかねないほどの地響きとともに、オオムカデの眼から無数の光線が発射される。
「うわぁあっ!」
その光線をもろに受けた鎌々のHPが一気に減る。
「くそっ? 一撃で20も?」
もうひとり、マサマルもダメージを食らっていた。だがさいわい攻撃をかすっただけだが、それでもダメージは10だ。
「う、動けねぇ?」
どうやら攻撃を喰らったら麻痺になるらしい。
サクラさんはバリアをはって防ぎ、セイエイは咄嗟に避けることができたようだ。
オレは……運で避けられました。
攻撃範囲が広い反面、命中率は低そうだ。というか下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるようなものか?
「シャミセン、運いいよね」
セイエイは、オレが避けられたことを運のおかげだと思ったようだ。いや当たってるけどね。
モンスターとの間合いはイエローだったから、[刹那の見切り]は関係なさそうだ。
「でもどうする? またあんな攻撃をしてきたら」
「攻撃も通じない。あのモンスター、テスト中のやつじゃないかな」
セイエイとサクラさんが話をしている中、オレはモンスターの特徴について考えていた。
モンスターはムカデだ。しかも硬い甲冑で身を守られている。
つまり本体はさほどVITはないと思っていいかもしれない。
硬い甲冑。…………
「なぁ、セイエイ。こんな時になんだけど、生のエビって捌いたことあるか?」
本当に、自分でもなんでこんなことを聞いたんだろうなって思う。
「捌くって剥くって意味でもいいならしたことない。でもカニならある」
「それでもいい。カニの足を取る時って、なんか拍子抜けするくらい簡単に取れるけど、どうしてかわかるか?」
「たしか敵から襲われて食べられそうになっても、その部分を取って逃げれるように……――っ!」
セイエイは小さく笑みを浮かべる。どうやら意味がわかったようだ。
途端、オオムカデが咆哮をあげた。
さっきと同じ、光線銃でも出してくるかと思ったが、そうじゃない。
「と、飛んだ?」
オオムカデは氷の上を飛び上がり、身体を丸めた。
うん、もうね、ムカデじゃない。ダンゴムシに改名したほうがいい。
「突進してきた!」
間一髪、今度は[刹那の見切り]が生きた。
オレはすぐさまモンスターとの間合いをレッドからイエローに持っていく。
場所が空洞だけにグリーンにはいかないようだ。
「シャミセン、作戦があるなら聞く」
「作戦ねぇ」
ぶっちゃけ、作戦なんてものはない。
「まぁ、あのふざけた甲冑をどうにか……」
そうだ。それがひっかかっていた。
このゲームにはモンスターに弱点が付けられている。
つまりそこを付くことができれば、倒すことができるということ。
敵がたとえ要塞だったとしても、かならず倒すことができる弱点。
それがなかったらモンスターに勝てなくなり、ゲームはつまらなくなる。だから勝てる方法……クリアする条件がきっとあるというのがゲームの定石だ。
オオムカデの目がギョロリとうごめく。
「またさっきのが来るぞっ!」
発射までにタイムラグがあるようだ。
「サクラさん、魔法を反射させる防御魔法はないんですか?」
「えっ? 攻撃を反射させる[ミラー]という魔法はありますけど、片方にしか展開できませんし、先程のように縦横無尽に攻撃をされてしまっては予想が外れてダメージを受けてしまうかもしれませんが」
オレはすこし焦りを見せる。
なにか手はないか……なにか……。
「大丈夫。私はシャミセンを信じてる」
セイエイはオレの背中に自分の背中をつけている。
「明鏡止水」
それは剣技ではなかった。現にセイエイは剣を構えていない。
なにかをオレに伝えようとしているのだ。
――明鏡止水。
たしか曇りのない鏡と澄んだ水という意味で、心が澄み切ってしずかなことだったはず。
「曇りのない鏡……」
オレはパッと池のほうに目をやった。
「サクラさんは池に[フリーズ]をぶつけて、水面全部を凍らせてください」
オレはそうサクラさんにお願いする。
「ど、どうしてですか?」
戸惑いを隠せないサクラさん。まぁそうですわな。
「サクラ、シャミセンの言うとおりにしてみて」
「わ、分かりました。[フリーズ]ッ!」
サクラさんは錫杖を高々と上げ、フリーズで池の水面を凍らせ始めた。そのさい、氷の表面はデコボコができていく。
池の規模はさほどおおきくはなかった。ものの数秒で全面が氷に張られていく。
それと同時にオオムカデのレーザービーム。
その攻撃は縦横無尽だ。だけど[リフレクター]のお陰で、反魔法効果。魔弾は弾き返された。
「セイエイッ! あの氷を壊せっ!」
言うが先に、セイエイは飛び上がっていた。
「[花鳥風月]」
セイエイの剣技が飛び出し、氷が割られていく。
その割れた氷は勢いよく池の中に落ち、天井に届くほどの激しい水柱が上がった。
「サクラさん、もう一度、今度は水柱に向けて[フリーズ]ッ!」
オレの考えがわかったのか、すでにサクラさんは詠唱を始めていた。
「[チャージ]・[フリーズ]ッ!」
水柱は大きな氷柱となる。
「[牛鬼]ッ!」
それをすかさずセイエイが剣技で氷柱の根本を切り崩した。
「[アポート]ッ!」
サクラさんの転移魔法で大きな氷柱が一瞬消える。
そして……消えた氷柱は逆さまに、尖ったほうを下にして、オオムカデの首根っこに落ちた。
「ぐぅぎゃぁはああああああああっ!」
地響きとともに激しい咆哮。オオムカデのHPは、一気に100を切った。
「やっぱりあそこが弱点かっ!」
自分を守る甲冑を全身に覆わせては身動きがとれない。
さらにさきほど丸まっての攻撃を見て確信できた。
関節の付け根を狙えばいい。そしてその付け根で一番すきまがある場所といえば、首の根っこだ。
「[韋駄天]……」
それがわかるや、AGIの高いセイエイが一気にけりをつけだした。
「[闇烏]、[黒豹]、[牛鬼]」
連続剣技。しかも魔法じゃないから詠唱によるタイムラグがない。
そのすべてを弱点であるオオムカデの首に向けて斬りかかっていた。
戦士二人も攻撃を繰り出し、サクラさんも魔法で応戦する。
オレは……セイエイたちの邪魔にならないよう、うしろに下がっていた。
というよりはオレのSTRが比較的に低いから、みんなのじゃまになるだろうと思ったからだ。
オオムカデは悶え苦しみ出す。弱点をつかれ、弱まっている証拠だ。
そしてオオムカデのHPは0になった。
オオムカデは頭部だけを残して消えていく。
「ドロップアイテムはなしか」
それはちょっとくやしかった。経験値もほとんどない。
まぁ、とどめを刺したのはセイエイたちだから、オレがもらうというのは場違いな気がする。
「まだテスト中だったからそういうのは設定していなかったんじゃないかな」
セイエイがそう苦笑を浮かべる。
「そうかもな」
オレは空返事しかできなかった。というか疲れた。
「ありがとう。シャミセンがいなかったらたぶん勝てなかった」
笑顔を見せるセイエイ。さっきの鬼みたいな空気が嘘のようにやわらかい。
やっぱりオンとオフの落差が激しい。
「夫婦喧嘩とかしたらこっちが絶対負けそうだな」
オレがそうつぶやくと、セイエイは頭にはてなを作るようにキョトンとした顔で首をかしげた。
「お嬢、ひとまずここを離れましょう。さいわい転移魔法が使えるようですし、町に戻ってひとまずログアウトしないと、明日は学校ですからお体に
サクラさんがセイエイに声をかけた時だった。
オレはふとモンスターを倒した時のエフェクトに、どこかおかしなことがあったのを思い出す。
モンスターのHPがなくなれば、それはもちろんモンスターの姿は消える。だがあの時……
くちゃ、ぴちゃ、めぎゃ、ごぎゃ……
聞きたくもない耳障りな音が洞窟の中でこだまする。
なにかを
その音の正体を、オレは知りたくなんてなかった。
だが、人間というのは恐怖よりも、怖いもの見たさが優先されるらしい。
オレは、まるで誰かにあやつられているように、その音がしたほうに振り返った。
首だけとなったオオムカデがマサマルを食べていたのだ。
「なっ?」
その光景に、オレの思考は追い付いていない。
いやそれよりもだ。
「おい、鎌々っ! 早く逃げろよそいつからっ! 早くしないとデスペナ喰らうぞっ!」
オレは、オオムカデと至近距離にいた鎌々に叫んだ。
「逃げる? ちがうな……」
その声は、男の声ではなかった。
ガタイのいい男の身体は、次第に華奢な少女の身体へと変貌していく。
「……っ、なっ?」
オレは、この少女を知っていた。
あの時、鳥居の前にいた魔銃士だった。
「逃げるな……の間違いじゃないかしら? Do you Understand?」
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