危険デュエル!恐怖のタスポワール号(打ち切り編)
「この話はもうこれで終わりだな」
タケルがそう言い放った。
「え、終わり?どういう事だ。前回はルール説明をしただけでまだ何もはじまっておらんぞ」
荒川がそう言った。
「それがいけなかったんだよ。この話は全然ギンギンにかっとんでいない!」
タケルが強く荒川を指差す。
「お前が仕切った中編のPV数知ってるか?」
「ぴ、PV数?」
「ああ、前編の時は15PVあった。それはこのラノベがカクヨムでアップされて以来、最高のPV数だった。だからこそ今回は3部作になる予定だった。だがお前が登場した回はなんと最低の0PV。誰も観ていないそんな話に存在意義はない!」
「要はこの話は打ち切りってことだ」
「ま、待ってくれ!タケルくん」
権頭会長が現れタケルにすがりつく。
「これから、話が面白くなるのはこれからなんじゃよ。だから、なっなっもう一話だけ」
「サウンドデュエルとは全てがギンギンにかっとんでいないとダメなんだ!ゼロPVなんてとんだ茶番。そんなオナニーみたいな○イジのパクリ物みたいな話は誰も興味ないってことだ」
「俺のソシャゲの借金はこの話の損失で埋め合わせてもらうぜ」
「ま、待ってくれ!これから本当に驚きの展開が待ってるんじゃ」
「権頭。次会う時はもっと面白い話を期待しているぜ」
「それじゃあな」
タケルはそう言い残し、話がつまらない事を理由に強引に借金を踏み倒してデュエルの世界に帰って行った。
終わり
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