第30話 「半分よこせ!」 妖怪「半分こ」登場
1
心の闇にとらわれて 出口の見えない人がいる
天狗の力の少年が 来たりてこれを焼き払う
てんぐ探偵只今参上 お前の心の悪を斬る
私には、将来を誓い合ったイケメンの王子様がいる。
子供の頃の話だ。イケメンの
「ぼくは世界征服をする王になる」
私はメロメロになった。
「すてき!」
「そしたら結婚しよう」
「うん!」
「そのとき、世界の半分はきみのものだ」
世界で一番高い場所で私はうっとりした。だがそこがピークだった。加藤くんとはその後遊ばなくなり、彼の家はどこかへ引っ越してしまったのだ。「世界の半分を貰う約束」は、大人になった今永久に宙に浮いたままで、今日も私は満員電車に揺られ派遣社員の現実を生きている。
私、
今日も会社で、リナちゃんがクリップばかり多目に持ってきて、返しに行くのも面倒だろうと「半分ちょうだい」とクリップを沢山もらってあげたり、ランチに一緒に出ておかずを半分交換しようと思ったらマユちゃんが食欲なくて「半分ちょうだい」ともらってあげたり、そのあとお茶した時もカロリーを気にするクボちゃんのシフォンケーキを「半分ちょうだい」と食べてあげたぐらいだ。
そういえば私は、加藤くんのプロポーズの最も魅力的な言葉「世界の半分を貰う」がとても好きなようである。今の彼氏、
「どうして?」と彼は聞き、世界の半分を貰いたいから、というのも何なので、「思い出に取っておきたいから」と私は答え、それで何となく雰囲気が良くなったような気がする。その後行ったバーでも、「お酒飲めないから、このビール半分ちょうだい」と言って、かわいいと頭をよしよしされたこともある。経済観念の発達した出来た女だと思われたかも知れないが、私から見れば「半分貰う」ことの快感の方が大きい気がするだけだ。
そういう訳で、政志とはすぐに同棲をはじめた。色々と自分の荷物をもってきて、私は彼の部屋の中に自分の巣をつくった。つまり、彼の部屋の半分を、私の空間につくり変えた。
「朝顔に釣瓶取られて貰い水」とか「軒を貸して母屋を取られた」なんて政志は嫌味を言ったっけ。失礼ね。半分しか貰ってないわよ。
二人で暮らせる部屋をその後探し、同棲生活は益々ディープになった。二人で寝られるベッドを買い、大きな収納を買って半分ずつ使い、部屋の半々をシェアした。
ところが先日、政志と別れることになったのだ。あいつ、浮気しやがった。許せない。私は怒り狂った。もうすぐ結婚だって思ってたのに。
涙を流して「責任とってよ」なんて下手は打たない。私は冷静に復讐する。チェーンソーをレンタルで借りてきた。意外と安くてびっくりした。
あいつの目の前で、二人で買ったベッドやビンテージの箪笥やチェストを、私は真っ二つにしてやった。皿もコーヒーカップも洗濯機も、本も本棚も観葉植物もだ。私達で買ったものは、半分は私のもの。
「半分ちょうだいよ」と破片の舞う部屋で笑ったら、あいつ青い顔をしてたっけ。
2
俺は大学在学中から、仲間たちと会社を立ち上げた。ベンチャーってやつだ。
メインの商品は、コンピュータのセキュリティシステム。元ハッカー集団と組んで、最強の「壁」をつくるのさ。最強の泥棒転じて最強の警察、って寸法だ。企業に売り込むときは、セキュリティプログラムとそれを破るハッカープログラムをセットでつくり、目の前で対決させる。勿論、我々のセキュリティプログラムが最終的には勝つ。プロレスみたいなもんだ。一回ピンチに陥るのがコツだ。ハッカーが勝ったり、セキュリティに穴があるように見せるのさ。そこでセキュリティが自己組織化を行い、その欠点を埋めていくように進化させると、大逆転のシナリオになる。実際にはコードをリアルタイムで書き換えるだけなんだけど、ウチのやり方は、普及してる理論にはない独自のアルゴリズムだ。詳しくは企業秘密だけど。
俺はそのベンチャー会社、K&Cカンパニーの代表を二十八歳で務める、「若き社長」である。社長といっても小さな会社だから、雑用全般の請負人だね。書類書きからフロアのゴミ出しまで。「シャチョーさんスゴーイ」って褒めてくれるのは、ガールズバーの女の子ぐらいさ。
今、彼女はいない。忙しくてそんな暇もない。大学の同期にはそろそろ結婚、て奴もちらほらと出はじめた。それより経営を軌道に乗せることで精一杯だ。技術部の連中と行く、週末のガールズバーの他愛ない会話ぐらいしか楽しみがない。
見かねたそこの女の子が、合コンを開いてくれると言った。知り合いとか友達連れてくる、と。俺はそこまで乗り気じゃなかったけど、技術部の連中が楽しみにしてるから付き合いで行ったのさ。社のレクリエーションの引率者の気分だった。そしたらそこに、なんと運命が待っていたんだ。
居酒屋の五対五の合コン。最初の挨拶は幹事の子だ。
「こちらK&Cカンパニーの方々。こちら私の友達とか。あれ? K&Cって何の略だっけ。加藤さんのK?」
俺はすかさずフォローする。
「加藤とチャーリー。二人の創業メンバーの頭文字。っても加藤は姓でチャーリーは名前で、変なんだけどね。あ、申し遅れました。加藤
と自己紹介した時だった。向こうのメンバーの中に、目を丸くしてる子が一人いたんだ。
「……加藤くん?」
「? ……まさか、アキちゃん?」
驚いた。子供の頃を一気に思い出した。いつも公園で一緒に遊んでた女の子。安東アキちゃんがその席の中にいたのだ。
「嘘! びっくりしたよ! 何これ! 知ってたの?」
「全然!」
「子供の頃と変わってないね!」
「そっちも、ちっとも!」
「え? 何これ運命の再会的な?」と司会の子はニヤニヤしはじめた。
「そうだよ! えーっと、二十年ぶりの、これ運命の再会!」
場の空気を無視して盛り上がった僕らは、たちまち隔離されてツーショットにされた。
沢山話をして、次も会おうとなった。丁度見逃してた映画の話になり、それを見に行こうと約束した。
映画を見終えると、彼女は「ねえ、半券ちょうだい」と言ってきた。
「どうして?」
「今日の思い出に、取っておきたいの」
なんかカワイイな。その後飲みに行ったんだけど、アキちゃんはあまりお酒が強くない。
「でも一緒に飲みたいから、そのビールの半分ちょうだい」
なんかカワイイ。そのビールを飲んで顔を真っ赤にするアキちゃんもやっぱカワイイ。調子に乗って、俺は告白してしまったんだ。
「実はさ、君が初恋の人なんだ」って。
いやあ、お恥ずかしい。こうして僕らは運命の再会後、つきあうこととなった。
彼女と初めての朝を迎えたとき、彼女はまどろみの中で、こんなことを聞いてきた。
「ねえ。子供のとき、滑り台の上で言ってくれたこと、覚えてる?」
「? ……いいや」
「私、あなたにプロポーズされたのよ」
「ごめん、覚えてない。ほんと?」
「覚えてないの? その約束はとても素敵だったのに」
「俺、なんて言ったの?」
「世界征服するって」
「ああ。それ言いそう」
「そしたら、世界の半分を君にあげるって」
「ははは。言いそう。俺は、愛とは半分を分け合うことだと思うんだ」
「ふふ。……素敵」
「一人の部屋に帰るのは辛い」って彼女は帰るのを嫌がり、彼女は俺の部屋に住むようになった。最初はケータイ充電器とかの小さなスペースだったのに、徐々に彼女の荷物が増えてきた。化粧スペース、服とかバッグとか、パソコンとか。トイレにも彼女の本が増えて、洗面所には勿論彼女の歯ブラシ、化粧道具、ドライヤー。風呂にはシャンプーやらメイク落としやら。同棲なんて初めてだから、ちょっとワクワクした。女性用カミソリを最初見たときはびっくりしたけど、そうか剃るんだもんな、と生活感に納得したり。トイレには生理用品とか、そういうものか、と思う。俺は男兄弟で育ったから、そういえば母の生理用品をトイレで見たことはない。彼女なりに息子兄弟に配慮したのだということを、アキの生理用品から学ぶとは思わなかった。つまり、結局俺の部屋のどこもかしこも、半分はアキのものになった。
俺たちの同棲生活はきわめて順調だった。ところがそのうち仕事が多忙を極め、会社に泊まりこまざるを得ない日が増えた。ケータイで連絡を取り合っていたから、浮気とか誤解はなかったと思う。ただ、電話口で彼女が変なことを言い始めたのだ。
「早く帰ってきてよ」
「ごめん、色々あってさ。回転資金が底を尽きそうで、しかも納品が間に合わないかも知れなくてさ、色々色々やんなきゃ」
「さびしいのよ」
「ごめん。今日はなんとか帰る」
「……私を愛してる?」
「もちろん」
「じゃ、約束、守ってよね」
「何の? プロポーズ?」
「それは、もっと先の話でいい」
「? じゃ何?」
「世界を半分くれるって約束」
突然、背筋が寒くなった。彼女の言い方が冗談に聞こえなかったからだ。
電話を切り、仕事を終え、そのまま帰るのが嫌で俺はいつものガールズバーに寄り道した。
「お久しぶり。彼女、どう?」
「……順調だよ」
これは嘘か。いや、大きくは順調だ。間違ってはいない。カウンターの向こうからビールを出してくれた、こないだ合コンを開いてくれた彼女が言った。
「なんかさ、こないだアキちゃんの変な噂聞いたんだけど、順調ならいいか」
俺はビールグラスを持つ手が止まった。
「何? 教えてよ。気になるよ」
「昔、別の男と同棲してたんだって」
「それは聞いたよ。別れたんでしょ? もう大人なんだから色々あっただろうよ」
「それがさ、別れ際にチェーンソー持って乗り込んだらしいのよ」
「チェーンソー? って、あれ?」
俺はホラー映画みたいに振り回す真似をしてみた。それで彼氏をミンチにでもしたっての?
「相手の男が浮気して別れたらしいんだけど、怒るにしてもやりすぎよ。そのチェーンソーで二人用のベッドも、チェストも、食器も、何もかも半分にぶった切ったんだって」
「女こええ」
「そのとき叫んだ言葉がホラーでさ」
「叫んだ?」
「半分よこせ!」
酒が入っているのに寒気がした。嫌な予感だ。映画の半券。半分飲んだビール。半分占領された部屋。世界の半分をちょうだい。
「……」
酔いも回らないので、さっさと帰ることにした。
部屋の電気はまだついている。鍵をあけて部屋に入ると、アキがパソコンをいじっていた。
「何? 寝なかったの?」
「チャーリーに色々教えてもらってたの」
「チャーリーに? 何を?」
「ハッキングのやり方」
「はあ?」
「K&Cカンパニーの登記簿あるじゃない?」
「……お前、何やったの?」
「場所突き止めて、書き換えてみた」
「……はあ?」
「これで会社の半分は私のものよね?」
「何言ってんの?」
彼女はデータを小さなUSBメモリに移し変えたようだ。
「約束を果たしてくれるって言ったでしょ?」
「……世界の半分をあげるってこと?」
「そう」
「会社の半分って、……そういうことか」
俺はアキの手の中のメモリを取り上げようとした。彼女はひらりとかわした。
「返さない!」
「返せ!」
揉み合いになった。
酒が入っているとはいえ、男の力で女の手からメモリを奪うことには成功した。
「返してよ!」
「返せるか!」
彼女は気が狂ったように叫んだ。目付きがいつもの彼女じゃないみたいだった。
「半分よこせ!」
まるでホラーだ。モンスターだ。俺は恐くなり、メモリを握り締めたまま思わず部屋から飛び出した。
「半分よこせ!」
彼女は半狂乱に叫びながら追ってきた。右手に包丁を握っている。何だこれ。一体何が起こってるんだ。俺が今まで心血注いだものを半分よこせだって? 冗談じゃない。命も半分取られるのか? とにかく俺は右手の中のメモリを手放してはならない。後方のモンスターは顔が歪み、長い髪を振り乱して走ってくる。俺は恐怖した。
息が切れる。俺は今、どこを走っているのだろうか。
3
その日の夕方、シンイチは奇妙な妖怪を目撃した。
そいつは公園でフラフラと浮遊していた。宿主に寄生する前の、その辺にさまよう野良「心の闇」だ。どこからやって来るのか分らないが、時々風に乗ってやって来る。シンイチはてんぐ探偵となって以来、このような浮遊する野良たちを、見つけ次第火の剣・小鴉で斬ってきた。野良自体は珍しいものではないが、その妖怪の特別奇妙なところは、体が半分しかなかったところである。
「なんだあれ?」
普段、火の剣では奴らを一刀両断することを心がけている。中心を斬ることが大事だ。そうすると小鴉の炎が妖怪を焼き尽くす。中心であればあるほど、その「本質」を斬るのだとシンイチは考えている。ところが奇妙なことに、目の前のそいつは体が左半分しかなかったのだ。一刀両断されて、そのまま燃えなかったような体をしている。人体模型の半分だけが歩いているような変な感じだ。断面に内臓か何か見えるかも、と近づいてみたが、中は中空のようである。
そいつはシンイチに気づき、薄暗く笑った。全体に赤く、夕日を受けて更に赤く光った。風に乗り、そいつは遠ざかる。春先のタンポポの綿毛を追うように、ケセランパサランを追うように、シンイチは走って追いかけ始めた。
「ネムカケ。あれ何? 何で半分なの?」
「謎じゃな。斬られても死なないタイプだとしたら厄介じゃな」
「残り半分はどこ?」
今日の風は強く、野良の飛ぶ速度は速い。シンイチとネムカケの追跡は困難を極めた。
いつの間にか日は暮れ、夜になってしまっていた。シンイチは内村先生に協力をあおぎ、家に電話してもらいアリバイづくりをしてもらった。
いくつかの街をまたいだ頃。
必死で逃げている男と、必死で追う女がいた。男は恐怖で顔が引きつり、女は包丁片手に顔が引きつっている。そして女には、巨大な「心の闇」が取り憑いていた。
「同じ奴だ!」とシンイチは叫ぶ。
彼女の肩に取り憑いたそいつは、同じく赤い体で、右半身のみの形状だ。
「あれは、半分のままが完全体では!」とネムカケはそれを見て理解した。
逃げる男は加藤大樹。追う女は安東アキ。アキに取り憑いたその心の闇は、既に一メートル半に成長していた。
「半分よこせ!」とアキは凄まじい形相で叫んでいた。心の闇の、負の想念に取り憑かれてしまったのだろう。
「臨、兵、闘、者、皆、烈、在、前! 不動金縛り!」
シンイチはその空間に不動金縛りをかけ、朱き天狗の面をひょうたんから出した。
「とりあえず野良から!」
シンイチは天狗の面を被ると天狗の力が増幅する、てんぐ探偵である。
「とう!」
一本高下駄で宙高く飛び上がり、追って来た左半分の妖怪を叩き斬る。半分の半分、四分の一ずつに斬られ、その妖怪は炎に包まれて清めの塩となった。
「半分で完全体なのか……」
「シンイチ、妖怪の名は分るか」
「うん。野良だと分りにくいんだけど、人に取り憑いてるときはハッキリ分る。これは妖怪『半分こ』……半分欲しいと思う心に取り憑く妖怪だね」
シンイチはアキの肩に憑いた右半分の「半分こ」を観察した。
「彼女の形相が妖怪みたいだね。包丁振り回してなんか取り込んでるみたいだけど、話を聞かなきゃね。不動金縛りを解くよ。エイ!」
加藤は恐怖のあまり、赤信号を無視して横断した。
「あ! 危ない!」
シンイチの二度目の早九字の印は間に合わなかった。
「しまった!」
トラックが彼をはねた。
4
加藤の緊急手術がはじまった。内臓破裂で、危険な状態である。とくに腎臓がふたつとも潰れていて、このままでは死の危険がある。
家族の人たちは間に合わない。ドナーを今探しているが、適合者が見つかる保証はないと医師は説明した。
シンイチはその場に不動金縛りをかけ、アキに妖怪「半分こ」を見せた。この事件はあなたに取り憑いた妖怪のせいなのだと。
「あなたが悪いんじゃないんです。悪いのは、妖怪だ」
アキは冷水を浴びせられた。つい先ほどまで、二人は幸せな筈だったのだ。世界の半分を貰う権利は、幸せの証拠だとすら思いこんでいたのだ。彼が私を初恋の人と言ってくれたけど、実は私の初恋の人も彼なのだ。恥ずかしくて、それはまだ彼には言っていない。言う前に、彼が永久にこの世からいなくなるかも知れない。それは私が「半分よこせ」と言ったからなのだ。
「……」
金縛りを解かれたアキは意を決して、医師に聞いた。
「腎臓って二つあるから、一個取って移植出来るんですよね?」
「そうです」と医師は答える。
「……私も、適合の検査をしてください」
検査の結果、偶然にも白血球HLA型、血液型などのあらゆる型が合致した。偶然を運命と言うならば、これは運命であった。
「本当によろしいんですね?」と、医師は念を押した。
「私はあの人の恋人です」
彼女の決断に迷いはなかった。
「私の半分を、彼にあげたい」
コップに半分水があるとき、それを半分足りないと考えるか、半分残っていると考えるか、という話がある。この瞬間、彼女の心の闇「半分こ」は居場所をなくし、彼女から外れた。
「不動金縛り!」とシンイチはこの場に不動金縛りをかけた。
シンイチは天狗の面を被ると天狗の力が増幅する、てんぐ探偵である。
「一刀両断! ドントハレ!」
巨大な妖怪「半分こ」を、炎の剣が両断した。四分の一と四分の一に斬られた妖怪は浄火され、清めの塩となって四散した。
その後、加藤の入院中に会社は傾き、K&Cカンパニーは不渡りを出して倒産してしまった。
「俺がいなきゃ駄目だったのかねえ、あの会社。きみに命を助けてもらったのに、なんにもあげられないや」と加藤はアキに言った。
「いらない。私はあなたが生きてればいい」と、アキは加藤の手を握った。
退院したあと、二人は小さなアパートの二階に住んだ。加藤は苦労しながら働き、アキは彼を助けた。加藤は会社をまた起こし、アキと二人三脚でそれを大きくしていった。
その後二人は結婚を決めた。結婚指輪はハート型をふたつに割ったもので、二つ合わせて一つになる形のものだった。
「俺の人生の残り半分をあげる」
「私の残り半分も、使ってください」
二人は世界の一番高いところ、小さなアパートの二階の部屋で、世界の半分をそれぞれ分け与えた。
てんぐ探偵只今参上
次は何処の暗闇か
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