第8話 うるせえええ!!!!(感覚過敏)
アスペルガーをはじめとする発達障害の人は感覚過敏と言って特定の感覚に過剰に反応する事が多い傾向にあります。
普段は大丈夫だという人でも台風とか雨といった気圧の変化でこの感覚過敏が起こることもあります。
私自身、聴覚過敏の傾向があってタイマーの「ピピピピ!」っていう高い音が苦手ですし、特に落ち込んでいる時には酷くなって普段聞いてる音楽や日常の雑音を聴くのが苦痛になります。
もう全ての音が耳に暴力的に襲い掛かってくる感覚で、頭の中にガンガン響いてそれこそ脳に突き刺さるように響いてくる。ので非常に苦痛です。
タイトル通り「うるせええええええ!!!!!」と叫びたくなりますし、実際叫びました。(もちろん自宅でかつ外部に漏れないよう防音処置をした上で)
他にも触覚が人とは違ってるらしく誰であろうが自分の肌に他人の肌が触れるのは嫌いです。
手をつないだ時もあまりいい思い出がありませんし、触られるとどんな場所だったとしても嫌な気分になります。
視覚に関しても人の声を聞いてあれこれするよりもレポートを読んであれこれする方が性に合っていると思っているためか、普段から目を酷使していているようです。
普段は許容量をオーバーしないのですが気候や仕事の条件が悪かったり体調が悪かったりすると許容量をオーバーして目玉と脳みそがショートしてしまいます。
こうなると照明の光を見ると目が潰れるのではないのかと思う位、刺激に対する耐性と言いますか防御力とでもいうべきものが下がってしまいます。
気圧が低い時は最悪で目に飛び込んでくる映像で眼球が刺されてしまうのではないのかという錯覚まで起こしてしまい、目の痛みと吐き気までしてくる始末です。
実際以前やっていた仕事では倉庫管理をやっているのですが月曜日は全ての荷物が置いてある状態でスタートするので、1度に目に飛び込んでくる荷物の量が多すぎて過負荷を起こしてしまいます。
火曜日~金曜日は少しずつ入って来るので一度に飛び込んでくる情報量はそんなでも無いので過負荷は起きません。
実際にやる仕事の量は大して変わらないのに見た目だけでここまで身体の反応に違いが出るのも自分でも不思議なんですが、起こっちゃうものは起こっちゃうのである程度はどうしようもないですね。自分でも困っているのですが。
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