応援コメント

「書く」と「掻く」の乖離に就て」への応援コメント

  • パソコンの普及によって小説の形が変わったと、誰か有名な小説家が言っていたのを思い出しました。宮部みゆき氏も、パソコン(ワープロ)が小説を書かせてくれた、みたいなことを言っていたはず。うろ覚えですが。

    作者からの返信

    宮部さんが手が止まらなくなって…みたいなことを仰っていた記憶は私にもあります。それを聞いて本当かよ、と羨ましくなった記憶も。私なぞは一文書いては手を止め考え、一文書いては考えとそんなことばかりです。一気呵成に書いてしまう方がいい文章になる気はするんですけどね

    小説の形、というほどじゃありませんが手書きだった頃の本を読むと、難しい漢字をカタカナで書いている文章が散見されますよね。「齟齬」みたいなパーツの多い漢字は特に。それらを見る度、当時の作家たちが右手を攣りそうになりながら原稿用紙に向かっている姿がちらと浮かびます。これを指して「味」と呼んでみたくなります。