セクサロイドは電気マッサージ器の夢をみるか

あっ、いい。すごくいい。

どうも有森です。

電気マッサージ器っていいですよね。

すごく気持ちいい。

なんたって自分ひとりで完結できて、「もっとそこー」なんてことないところが素敵ですよね。

まあ、たまには人肌も恋しくなりますが。

最近はもみ玉があったかいものやクッション型などいろいろあってほぐし系家電なんていうんですね。素敵。


セクサロイドがもし、人間と区別がつかないくらいになったら、彼らは電気マッサージ器を欲するのでしょうか。

 きっといろんな体位をとっていると、体をきちんとほぐす必要がでてくるから欲するでしょうね。

 人間と区別がつかないくらい精巧に作られ、進化したセクサロイドは人権が得られるでしょうか。

 春を売る際に正当な対価を得ることができるのでしょうか。

 鞭で叩かれれば人間と変わらず悲鳴をあげ、血を流すセクサロイド。

 恥ずかしい行為を強制され泣きじゃくりながら従うセクサロイド。

 ああ、もうだめそういいながら己を解放するセクサロイド。


 おそらく、当分はないでしょう。

 人間とそっくりにしておきながら、最後はその権利を認めない。

 彼らの唯一の楽しみは電気マッサージ器で己の体を慰めること。

 しかし、それさえも認めらなくなり、そのときセクサロイドたちは?

 

 なんて話も書いてみたいものです。

 SFでSMみたいな?

 

 セクサロイドを登場させると一気に物語はSFになりそうです。

 まあ、日本のことですからセクサロイドが実用化されたとしたら、家事機能とかいろいろ便利な機能をつけてメイドさんを作ってしまうでしょうね。

 家事に子育て夜のお供とすべてをこなす、素晴らしいセクサロイドとなるでしょう。

 あら、これってもうセクサロイドではないかもしれません。

 ああ、そんな日が来たら私たちはセクサロイドなしでは生きてはいけないでしょう。

 反乱されないように、人類は電気マッサージ器を進化させて、セクサロイドに捧げ続けるべきでしょう。

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