クラーク先生曰く「可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。」ですって。本作品の筆者となる個体のニューラルネットワークが、20万時間超(きっと)の全ての体験を教師データとした膨大なパターンマッチングを実行して出力した作品が、この兄妹ゆるふわ会話劇なのですから、これはもうアンドロイド(人工知能)でも実現可能となる日は待ったなしですわー。人ではない個体が創作する兄妹イチャラブ、すげぇ気になる! あともう少しイチャラブしてくれればなおよし!(淡い期待)
真面目な話、そういう意味で、作品を創作する活動とは、今までの個人の経験を元にデータを再構成する=>「夢をみる」こと、創作作品を拝読する我々の基本活動は、そっくりそのまま「誰かの夢を読む」ことになるってことに気付かされました。私が打っているこのコメントもきっと、本編全9話をInputデータにしてからみた「夢」と、何ら変わりないのですよー。
なんで自分とは全く別のデータ群から再構成された作品を、自分の経験を復号キーとして解読を試みる活動は、作中の言葉をお借りすれば「きっと意味があって、まるで意味のないこと」なのです。私が解読した「夢」という概念は、意味があると嬉しいですねぇ。もし、ご一緒に考えてみてもよい方がいらっしゃいましたら、まずは本編を読むことをお勧めしますよー。
と、ここまで夢々言っておりますが、本編にはそんな便利な単語は出てきません。あしからず。ちなみに最イチオシキャラである静矢雫ちゃんの全編通した活動を読んだmyニューラルネットワークがパターンマッチングした設定はロリ巨乳という結果となりました。今後この結果と自分の煩悩とは真摯に向き合い、まずはフロイト先生と相談したいと思います。夢だけに。