子供の気持ちと大人の気持ち

 『恋』は、子供と大に人ではさまざまに違うところだらけですが、まずに大人に関しては『恋』をするにあたって、それ以外にも尊厳や知性や嫉妬など煩わしいものが嫌でも付属してきて、人目や個人的価値を気にしたものも少なからずある。そういったものまで含んで『恋』というんだから大人の恋愛は一体なんなのか。

 対して子供の心は至って単純明快で、余計な経験や知識がないために人を純真に好きになることができる。これは『恋心』と呼ばれて良いのではないかと思います。でも、成長するにつれ余計なことを知ってしまったり、見栄など自我が生まれたりで、それは純真無垢ではなくなり、子供と大人の境目を曖昧にしたままで『恋』と綺麗な呼び方で使い続けている。子供の頃は純真だったんだから大人になったところで汚れなんてないんだ、というただの理想像で生き続けているだけの言葉。これについて言及している人をネットですら見たことが無いので、よほど酔いしれていたいのか、気にならないのか気づかないのか。だったらお前は何を述べたいんだ、というのは三つ目でお話しします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る