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2018年5月5日 16:24
私も、紙島様同様、アメリカ南西部に度々(都合7,8年)行く機会があり、アメリカ・インディアンの人々に会い、また彼らの文化に触れる機会がありました。その前も含めますと、17,8年にもなります。彼らの古い土器、籠、衣服、そして、今ではすっかり日本に定着したジュエリー。こんなに違っているのに、こんなに親しみを感じる。これは一体どうした事だろう、そんな感慨を持ちました。 アメリカに行かなくなってから13年、先方の家族、私の家族の病気、 死、私自身の健康上の問題を経て、今はもう70歳にもなりますが、やっと自由な時間が取れるようになりました。 相前後して、彼らの歴史を調べ、精神性を知り、芸術的感性に思いを馳せているうちに、今日では、核DNAの分析によって遺伝的裏づけが得られており、加えて考古学的裏づけがもあり、日本人とよく似た人々である事を知りました。 私は父親が画家であったせいか、彼らの芸術的感性には取り分け関心があり、現在では北米アメリカ・インディアンの美術展開催の為に、動き始めています。ネット上では、彼らの芸術は色々な形で紹介されており、購入する事も出来ますが、私と致しましては、是非多くの学者、芸術家、文化人、一般の人々に、直接見て、その感性に触れて欲しいと思うのです。 「百聞は一見にしかず」ではないでしょうか? 紙島様は、色々と深い見識をお持ちで、まだ私のような年寄りではない御様子、メールの交換などを通して、御助力願えればと存じます。 展覧会の話を致しますと、経済的な援助を求めているように思われますが、そのような事はありません。また、私自身、お金を出す気はありません。現在、関係役所、美術館、博物館とも連絡を取り、話を進めています。 展覧会開催につきましては、幸い、現在、アメリカに協力者が居り、連絡を取り合っておりますが、日本ではもう少し盛り上げて行かなければならないと思います。 紙面が少なくなって来たようです。また、メール致しますが、ご感想など、お聞かせ願えれば、嬉しく存じます。 2018年5月5日 横川いずみ
作者からの返信
横川いずみ 様貴重なコメントを賜り、誠に有難うございました。これまでずっと温められて来られたことを礎に、ネイティブ・アメリカンの美術展開催に向けてお進みになっているお姿を垣間見せていただき、感謝申し上げます。3年余りのニューヨーク暮らしから帰国してもう23年が経ち、その後は特段取材も出来ていませんが、横川さまと同じように先住民から学んだことは未だに心の中に残っております。小生にも何か出来得るようなことがございましたら、お声をおかけください。よろしくお願い申し上げます。 紙島創
私も、紙島様同様、アメリカ南西部に度々(都合7,8年)行く機会があり、アメリカ・インディアンの人々に会い、また彼らの文化に触れる機会がありました。その前も含めますと、17,8年にもなります。彼らの古い土器、籠、衣服、そして、今ではすっかり日本に定着したジュエリー。こんなに違っているのに、こんなに親しみを感じる。これは一体どうした事だろう、そんな感慨を持ちました。
アメリカに行かなくなってから13年、先方の家族、私の家族の病気、 死、私自身の健康上の問題を経て、今はもう70歳にもなりますが、やっと自由な時間が取れるようになりました。
相前後して、彼らの歴史を調べ、精神性を知り、芸術的感性に思いを馳せているうちに、今日では、核DNAの分析によって遺伝的裏づけが得られており、加えて考古学的裏づけがもあり、日本人とよく似た人々である事を知りました。
私は父親が画家であったせいか、彼らの芸術的感性には取り分け関心があり、現在では北米アメリカ・インディアンの美術展開催の為に、動き始めています。ネット上では、彼らの芸術は色々な形で紹介されており、購入する事も出来ますが、私と致しましては、是非多くの学者、芸術家、文化人、一般の人々に、直接見て、その感性に触れて欲しいと思うのです。
「百聞は一見にしかず」ではないでしょうか?
紙島様は、色々と深い見識をお持ちで、まだ私のような年寄りではない御様子、メールの交換などを通して、御助力願えればと存じます。
展覧会の話を致しますと、経済的な援助を求めているように思われますが、そのような事はありません。また、私自身、お金を出す気はありません。現在、関係役所、美術館、博物館とも連絡を取り、話を進めています。
展覧会開催につきましては、幸い、現在、アメリカに協力者が居り、連絡を取り合っておりますが、日本ではもう少し盛り上げて行かなければならないと思います。
紙面が少なくなって来たようです。また、メール致しますが、ご感想など、お聞かせ願えれば、嬉しく存じます。
2018年5月5日 横川いずみ
作者からの返信
横川いずみ 様
貴重なコメントを賜り、誠に有難うございました。
これまでずっと温められて来られたことを礎に、ネイティブ・アメリカンの美術展開催に向けてお進みになっているお姿を垣間見せていただき、感謝申し上げます。
3年余りのニューヨーク暮らしから帰国してもう23年が経ち、その後は特段取材も出来ていませんが、横川さまと同じように先住民から学んだことは未だに心の中に残っております。
小生にも何か出来得るようなことがございましたら、お声をおかけください。よろしくお願い申し上げます。
紙島創