第15話;恐怖心

 博史は焦っていた。暗い話題を乗り切った後は、何気ない会話を楽しんだ。

 だが、余りにも長い通話になった。彼は、海外から電話しているのだ。ホテルからの電話は、特に料金が高い。

 彼は、それを理由に電話を切った。南は夢中になり過ぎた事を反省し、それでも笑いながら通話を終えた。


 南は大きく深呼吸し、乾いた涙でカチカチになった頬を拭うと、少し恥ずかしくなった。人気がない場所で泣こうかと思ったのに、大通りの真ん中で、人目も憚らず泣いてしまったのだ。

 南はそそくさと、この場から立ち去った。


 少し歩いたら、目の前に例の書店が見えた。


「……。」


 雛が読んだ本には、一体どんな事が書かれていたのか?雛があれほどに怒った理由は、本の影響が大きいのでは?と考えた。

 南は書店に入り、雛が買ったものと同じ本を購入し、なるべく早く読む事にした。




 次の日、南は麗那に昨日の事を報告した。麗那は、もう1つの道標だ。彼女の前ではこれ以上、隠し事はしない。

 話を聞いた麗那も雛の態度が気になり、また、彼女が読んだ本が気になった。


 2つの本を読み比べてみる。

 しかし麗那は30分もしない内に、読むのを止めた。


「何だい…?この本は……。」


 そして怒りを覚えた。雛が購入した本の表現に不満を爆発させた。

 南には違いが分からない。内容はほぼ同じで、戦争で被害を受けた人達の体験談が書かれていると思っていた。実際、本はそのように書かれている。


 しかし麗那は、本に隠された企みを見事に見抜いた。

 例えば、南が購入した本には露骨な表現はなく、『敵の軍隊が』、『戦車が』と言う言葉で、相手側の素性を隠している。

 しかし、雛が購入した本は違っていた。国名や紛争関係者の名前などが、露骨に表現されていたのだ。麗那は、名前を載せると載せないとで、大きな違いが出ると言う。

 他の表現も露骨だった。まるで国民の怒りを煽り、その矛先を西側に向けさせるべく仕向けた表現が多いのだ。

 出版社は西側でも有名な、右寄りの会社だ。本は、表向きには戦争反対、平和な世界を主張しているが、実は心理的な扇動を狙ったものだったのである。

 麗那はそれを見事に見抜いて本を批判し、見抜けなかった雛は、見事に扇動されたのだ。


「やっぱり…今でも戦争は続いているんだね……。」


 麗那は、冷戦の緊張とはつまり、まだ戦争が続いている事を意味するのだと悟った。イースト・Jで発行されたこの本は、冷戦の延長線に作られた、兵器のような存在なのだ。


「ところで、美緒ちゃんは元気かね?」


 麗那は苛立った気持ちを忘れる為に、美緒の話を持ち出した。彼女がどう過しているかも心配だ。


「美緒は、前期の期末テストで忙しいはずなので…最近、私からは連絡はしてません。」

「そうかい。それじゃ、あの子が落ち着いたら、また3人で会おうか?鍋料理を振舞うよ?」

「本当ですか!?やった~!」


 南は博史が羨ましく、憎かった。彼は今、あの国で本場の味を堪能しているのだ。自分も負けていられない。

 愚痴をこぼす事で麗那を扇動し、間接的に鍋料理をせがんだのだ。



 家に戻った南は、早速美緒に電話を掛けた。短い会話なら迷惑にならないと思い、また、鍋料理が待っている事を伝えたら、テストにも気合が入ると思った。


「もしもし?美緒?今、電話大丈夫かな?」


 南からの電話は、美緒にも良い息抜きになった。

 そして麗那の誘いに喜び、また鍋料理を食べられる事が嬉しかった。美緒も既に、あの味と匂いの虜になっていたのだ。


 美緒が元気な事を確認し、南は安心した。香や雛とは距離を置かれてしまったので、南には彼女だけが頼りだ。

 こんな考え方は好ましくないのだが、美緒は、博史や麗那側の人間なのだ。




 やがて夏が本格的になり、蝉が五月蝿い季節になった。

 南は、蝉を羨ましく思った。博史とのやり取りで、ウエスト・Jでも蝉が五月蝿くて仕方がないと聞かされた。添付された蝉の写真は、イースト・Jでも見かける蝉だった。

 彼らには国境がない。向かいたい場所へ、何の気兼ねもなく行ったり来たり出来るのだ。そう考えると、優雅に空を飛ぶ鳥や、肌を痒くする蚊も羨ましく思えた。


 今日は麗那の家へ、美緒と一緒に邪魔する事になっていた。鍋料理の準備が整ったのだ。


 美緒は他に用事があるとの事、麗那の家で集合する事になっていた。

 家に着いても、美緒の姿はまだない。南は自転車を店の脇に止め、彼女が来るのを待った。美緒はいつも通り、約束時間ちょうどに現われた。

 久し振りに見る美緒の顔は、元気そのものだった。テストが終わった開放感の為か、それとも以前、麗那に教えてもらった事で吹っ切れたのか…。


「いらっしゃい!」

「今日もお招き頂き、ありがとうございます。」


 麗那は家の扉を開けると、さっさと2階に上がった。2人も後を追って階段を登る。

 階段を登り切った2人に、麗那が急いで扉を閉めさせた。

 扉を閉め切った2人は、立ち込める匂いを鼻いっぱいに嗅いで楽しんだ。


 麗那は今日、2つの料理を準備してくれた。2人が待ち望んだ鍋料理と、冷麺のような料理だ。


「天気も暑いから、鍋はあんまり進まないと思ってね。」


 気遣いだったが、南は露骨に不服だと返した。博史は既に、あの国で2人前の鍋を食べているのだ。


「あの鍋料理なら、夏でも食べられますよ!もっと食べたかった~。」


 南がそう言うと、美緒は彼女の腕を引っ張った。2人がどれだけ近い間柄になったのかを知らないのだ。


「ほっほっほっ!それは嬉しいね。でも、この冷麺も美味しいよ?これも、私の自慢料理さ!」


 麗那は麺料理の説明を始めた。祖父の国の料理で酸味が強く、夏には最適の料理だそうだ。

 麗那の言葉を疑わない2人は鍋への執着心を一旦は抑え、食欲全開の笑顔で席に着いた。


「麗那さん、私、以前頂いた果実酒を飲みたいです!」


 南に控えろと促した美緒がリクエストする。

 麗那は待ってましたと言わんばかりに、冷蔵庫に冷やして置いた果実酒を取り出した。


「私…それ要らない…。」


 瓶を見た南が苦い表情を作り、痛みを我慢するかのような声を漏らした。

 2人は、それを聞いて大笑いした。


「はっはっはっ。もし酔ってしまったら、また寝て帰れば良いさ。美緒ちゃんも良かったら、泊まって行っても良いんだよ?」


 乾杯を交わすと、南は1杯目には甘んじた。

 そして2人は麗那の言葉通り、麺料理の味に満足した。鍋料理もそうだが、冷麺もイースト・Jでお目に掛かれる料理ではなかった。初めて知る味とその新鮮さに、2人は舌鼓を打った。


 食事が終わると、美緒と麗那は果実酒を楽しみ、南は薄い水割りにして楽しんだ。


「ところで美緒ちゃん、元気だったかい?」


 美緒は試験が終わり、長い夏休みに突入する。


「はい。試験も無事終わりまして、夏休みが始まるので、楽しもうと思っています。」

「今年は、何処かの国に旅行に行くの?」


 南が尋ねる。

 すると美緒はニヤリと笑い、今年の予定を発表した。


「嘘!?良いな!本当に!?」


 南は羨ましがった。美緒の家族は今年、卒業旅行で訪れたあの国に行くと言う。旅行の計画は両親が立てるのだが、今年はあの国に白羽の矢が立ったのだ。

 数ヶ月前に訪れた国ではあるが、美緒は旅行の計画を聞いて喜んだ。


 美緒は、卒業旅行では避けた、現地の生活に密着した旅行をと考え両親に提案した。

 元から贅沢な旅ではないのだが、両親は、子供が幼いと言う理由で危険な旅先を避けていた。しかし美緒の提案を良い機会だと思った彼らは、ホテル以外の行き先をディープな場所に変更した。


「それじゃ、あの食堂にも足を運んだりする?」


 南はそこが気になった。


「ううん。そこには、多分行かない。」

「え!?何で!?」

「だってあそこの料理が、麗那さんのより美味しいとは思えないよ。」

「はっはっはっ!本当に嬉しい事を言ってくれるね!?」


 麗那は褒められ、笑顔になった。


「でも、その食堂にも足を運べば良いさ。料理は味だけじゃない。店にいる他のお客さんや、その人達が話す言葉、店の雰囲気、それがまた楽しみなんだよ。」

「あっ…なるほど…。そうですよね。確かに、それはあると思います。」


 麗那に海外旅行経験はないが、ここに移住して来た時、同じような感覚を味わったと言う。あの頃はまだ、イースト・Jでの食事が外国での食事だった。その時に味わった新鮮さは、今でも覚えていると言う。


「そうして見ます!教えて頂き、ありがとうございました。」

「うわ~!羨ましいなぁ…。」

「南とは、次の機会にでも一緒に行こうよ?必ず!前みたいに嫌がらないから。」

「…分かった…!約束だよ!?」

「うん!」


 軽い口約束ではなく、南は本気だった。

 週末を除いて働いているので、財布には余裕がある。それでも貰った給料の半分を親に渡し、残った給料の、そのまた半分を貯金していた。貯金さえ叩けば、海外旅行は難しくないのだ。




 時間も遅くなり、そろそろ帰る頃になった。


「美緒、そろそろ帰ろうか?」


 時計を見た南は、美緒に声を掛けた。


「嫌だ。まだ、ここに居たい…。」


 果実酒の恐ろしさを知った南は平気だったが…今日は何故か、美緒が酔いつぶれていた。


「飲み過ぎちゃったね?でも、早く帰らないと電車がなくなっちゃうよ!?」

「帰りたくない…。帰ると、色んな事を考えちゃうから…。」

「…?美緒?」

「ここにいると…南と麗那さんと一緒にいると、物凄く気分が楽になるの。」


 心配する南を前に、美緒はごね始めた。

 飲んでも自己管理をしっかりする美緒が、今日は酒が過ぎた。


「どうしたんだい?美緒ちゃん、何かあったのかい?」


 南も、そして察しが良い麗那も彼女の涙の理由が分からなかった。

 美緒は泣いていた。そして以前にも見たような、暗い表情を作っていた。


「美緒…。何かあったんだったら、言ってごらん?」


 南が慰めながら尋ねる。

 美緒は南の言葉を聞くと更に涙を流し、声も上げ始めた。


「美緒……。」


 泣き始めてから何も言わなくなった美緒を、南は心配した。

 察しが良い麗那は、涙の理由が分かり始めた。だから彼女は、美緒に優しく語った。


「美緒ちゃん…。言いたくないなら、無理して言わなくて良いよ?」

「……。」

「でもね…言って楽になれる時もあるんだ。南ちゃんと私が悩みを解決してあげられるかどうか分からないけど、聞いてあげるだけなら、いくらでも聞いてあげる。それで美緒ちゃんが楽になれるのなら、遠慮なく話しておくれ?」

「…麗那さん…。」

「美緒ちゃんは、さっき言ってくれたね?私達といると、気が楽になるって。それなら、話してごらんよ?もっと楽になれるから。…私は聞くよ。美緒ちゃんの話なら、何でも聞くよ?」

「……。」


 美緒は麗那の慰めに甘え、もう1度大きな声で泣いた。


 暫くして美緒は落ち着き、落ち着けた彼女は涙を拭いて、笑顔で話し始めた。


「南…。私ね…雛と喧嘩しちゃった…。」

「えっ?何それ!?どう言う事!?」


 涙の理由は、雛との電話だった。雛は南と喧嘩別れした後、美緒に電話を掛けて悪口を言っていたらしい。


「ヒナ、怒ってた。南が間違ってるとか…ウエスト・Jが悪者だとか…香に申し訳ないとか…。」

「……。」


 そして南は、全てを察した。

 美緒の家族は、ウエスト・Jの出身だ。そして祖父は軍人だった。美緒にとって、雛の言い分は心を痛める声にしか聞こえないのだ。


「だから私、言っちゃった…。ヒナに、私もウエスト・Jの人間だって…お祖父ちゃんが軍人さんだったって…言っちゃった…。」

「!!」


 南は更に驚いた。美緒の告白は、想像している以上のものだった。

 美緒の態度が分からない。どうして美緒は、今の雛にそんな事を告白してしまったのか…?雛の、美緒を見る目が変わってしまうのは当然なのだ。


「…だって私、悪くないもん…。」


 言葉に詰まっていた美緒が、やっとの思いで自分の気持ちを、振り絞るような声で話した。

その瞬間、麗那は美緒を強く抱き締めた。美緒はその腕に甘え、腹の中の思いを全て出し切った。


「私、悪くなんかないもん…!ウエスト・Jの人間だけど、イースト・Jを憎んだ事ないもん!私だって、戦争なんて嫌いだもん!!」


 言い切った美緒は麗那の肩に手を回し、残っている力を、全て泣き声に変えた。

 麗那は泣き声が大きくなる度に、同じ力で彼女を抱き締めてあげた。

 南も、その側で涙を流していた。


「どうして…?どうしてこうなるの?」


 雛と香が、何故あんなにもウエスト・Jを非難するのか分からない。

 美緒が生い立ちを、最悪のシチュエーションで打ち明けた理由が悲しかった。彼女は自分達に励まされ、殻を抜け出し勇気を持てたのだ。それなのに、その勇気が仇になって帰って来た。やるせなかった。

そして、全ての歯車を狂わせたのは自分だと、自分の事を恨んでも恨み切れなかった。


麗那は言葉を選んでいた。

雛が豹変してしまった事は、南から聞いていた。香を含め、4人の仲が良かった事も知っている。

だから麗那には、美緒への言葉を選ぶ時間が必要だった。我慢をさせてまで、4人の仲を続けさせる事が正しいのか、友情を捨ててまでも、過去の重石を下ろせと言う事が正しいのか…その判断に迷った。


 ただ、1つはっきりしている事は、美緒は雛に、そして雛は恐らく香に、美緒がウエスト・Jの人間である事を伝えてしまった。それだけが確かなものだった。


麗那は言葉を選び、美緒に優しく語りかけた。


「よくやった…。それで良いんだよ。先ずは、美緒ちゃんが過去に振り回されない事が大事だよ。友達も…いつか分かってくれる。美緒ちゃんは何も悪くない事を、友達は、いつか必ず分かってくれる。ひょっとしたら、もう分かってるのかも知れない。でも、辛い経験や悲しみ、怒りをぶつける場所がなくて、美緒ちゃんに強くあたったのかも知れない。美緒ちゃんが、分かっておやり。友達も、戦争の犠牲者なのさ…。…怖いのさ。怖くて怖くて、仕方がないから誰かを憎まずには居られないんだ。それを、理解してやりな…。」


美緒はまだ泣いていた。しかし麗那の声は、しっかりと伝わったはずだ。

そして南も…麗那の言葉を聞き、雛と香の、胸の痛みを知った気がした。



美緒が泣き止むには時間が掛かった。

だが美緒は泣き止んだ後、2人に笑ってみせた。恥ずかしそうな表情もしていた。

南は美緒の手を握ったが、ご免とは言えなかった。言えば美緒がまた泣いてしまうと思った。だから南も、出来る限りの笑顔を返した。




終電は逃した。仕方なく美緒は、南の家で泊まる事にした。

麗那は2人共ここに泊まれば良いと勧めるが、恥ずかい。彼女の優しさは充分知っているが、今日は罰が悪い。南の自転車は店に残し、2人は歩いて帰る事にした。

気持ちを汲んだ麗那は、気を付けて帰るようにと2人を見送った。



家に戻った2人の姿…いや、匂いが気になった南の母親は、一体何を食べているのか心配した。

シャワーを浴びた後、南の部屋で2人並んで横になった。こうして美緒がお泊りするのは、高校生の時以来だ。美緒も南も先ほどの涙は忘れ、久し振りにその頃に戻った。お決まり事のように高校の卒業アルバムを開き、化粧を覚えた2人は、幼く写る自分達の顔を懐かしんだ。


「ねぇ?南…。」


 アルバムを閉じた美緒が、側にいる南の顔を覗きながら話し出した。


「私、南が羨ましい。」

「うん?」

「麗那さんって、とても良い人。」

「うん!」


 美緒は、自分の気持ちを素直に話した。そして南も、美緒の気持ちを素直に受け止めた。

 2人の気持ちは、高校時代に戻っていた。今でも仲は良いがあの頃はもっと、何でも素直に話し合えた気がする。


「美緒…。」


 美緒が素直になってくれたので、南も素直な気持ちを伝える勇気が沸いた。この事が美緒にとって辛くない事を願い、また、辛くないはずだと思った。


「私は…美緒や香の気持ちが、理解出来ないかも知れない。私は正直、戦争って言葉が遠くに感じる。皆ほどの実感はないの…。」

「……。」


 勇気を振り絞って出した言葉に、美緒は微笑んでくれた。

 南は、美緒の笑顔に救われた。罪悪感を背負うところだった。

 他の人と違って過去の悲しみや苦しみがない自分は、ぬくぬくとした人生を送っていると、そう聞こえてしまう事が怖かった。

 しかし美緒は、南が何を言いたいのか理解していた。博史を思う彼女を見ていると、自然に分かる事だ。そして今は、自分に対しても同じ気持ちでいてくれるのだ。


「だから…そんな私が、例えば香を間違っているとか…」


 南はそこで言葉を止めた。次の言葉に躊躇った。


「博史さんや…美緒を…悪くないと言える…そんな資格が、私にあるのかな?戦争を知らない私が、戦争で苦しんだ人に対して…何か意見を言っても良いのかな…?」


 勇気を出し切った南は美緒の顔を伺った。

 美緒はさっきよりも大きな笑顔を作り、一言だけ返した。


「そんな南が、大好きだよ?」


 そう言って、南の髪を撫でた。

 南はしっかり者の美緒を、少し年上のお姉さんのように思っている。そんな美緒の手が、優しく自分を宥めてくれた。


「…ありがと。」


 南も笑みを浮かべた。心の中が楽になった。



 香や雛は、いつか分かってくれる。この戦争に、誰が良いも悪いもない事を。

 悪いのは、今の2人みたいに誰かを憎み、誰かを悪者にしなければ気が済まない、人間の恐怖心なのだと…。

 南はいつか2人と、今日のような会話が出来ると信じた。

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