告白の罪
僕の白い純粋な白い羽が少し黒く見える。
気のせいだと思う。
僕は自分のことより渚を守らないと。
自分の目的とは離れてるけど、
僕の初めての、
したいことを果たしたい
という思いもあった。
渚「..................」
もう渚が生きれる時間は後2時間を切った。
彼女は窓の景色を見るのをよく見る。
何を見てるんだろう?
彼女の眼には何が移っているんだろう?
僕にはさっぱりわからない。
実「ねぇ、渚。」
渚「.........どうしたの?なんかあったの?」
君は何でそんな悲しそうな目で僕を見つめているの?
いつもの笑顔になってほしいという欲望が心を飲み込む。
実「なんでそんな悲しそうな目をしているの?」
少しの間の沈黙に口を開けた渚。
渚「特に理由なんてないよ。無意識なんだと思う。」
実「そう、な、んだ。」
渚「ねぇ?
なんで泣いているの?」
僕は頬から流れる涙を救った。
本当に泣いている。
君は何も知らない。
でも、僕は知っているんだ。
今こそ、言えばいいんだ。
声よ!!!
出ろ!!!!!!!
実「あと、二時間以内で、渚は死ぬんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
渚「え?」
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