恋の奥底に沈んだ罪


天使だった僕。

まだまだピュア心だったころ。

ミカエル様の部下だった。

そしてある日、ミカエル様に呼び出されたとき。


コンコンコン


実「ミカエル様。お呼びでしょうか?」


ミカエル「嗚呼、入ってきて。」


ガチャ


そしてミカエル様の前に膝まついた。


ミカエル「実は、一か月後に死んじゃう女の子がいて、その子を見守っていて。」


実「承知いたしました。」


そして人間界に降りたら早速その子を探していた。


実(う~ん。紫色のショートヘアの女の子。学生とかデータに乗ってるけど。

ねぇ。)




データ:

名前:不明

年:学生位

住所:日本のどこか

見た目:紫色のショートカット


PS:仕事サボっちゃった☆ミカエル様に言わないでね♪





















実「なんじゃこらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




しょうがない。自力で探さないとな。

日本と言えば東京だから見てみよう。





しばらくお待ちください

























実「ここで最後だ。これで何時間もかかったか。」


空を飛んでも人間には見えないから安心だ。


ん?なんか視線を感じる。




そう思ったら、女の子に見られていた。

紫色のショートの可愛い系女子。

スモモのような透き通った瞳。

細く長い眉毛に釣り目。


















僕はこの瞬間、恋に落ちた。

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