知られたくない罪


実「その前に、ミカエル様。」


ミカエル「?」


実「あの結界をお願いしても宜しいでしょうか?」


ミカエル「.........嗚呼、あれか。門番もしておくから。焦らずゆっくり話せ。」


実「はい。ありがとうございます。」


ミカエル様が言ったのを見て知りたがりな二人に言い始めた。


実「この話は誰にも言わないでおいてくれない?特に渚には。」


愛美「?プライバシーの障害になるから言わないけど。」


黒梅「同じく。」


実「真面目に聞いてて。あと、黒梅。天使が人間を好きになったらどうなるか分かっているよね。」


黒梅「確か、.........」


少し喉の中に溜まっていた唾を飲み込んで始めた。


実「俺、いや、僕の犯した罪は............」


黒梅「まさか!」



























実「まだ人間だった渚を天使の僕は好きになった事。」

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