最初にタイトルから想像した内容と全然違ったので驚いたが、読み進めるにつれて、自身の体験が蘇った。
理屈では説明できないなにか。その存在や目に見えない力を感じ取る感性は生まれつきのものかもしれないが、実はすべての人が持ち合わせていて、それが生きている内に覚醒するかしないかだけではないかと感じた。
作者の書いたことを本当かと疑う人もあるかもしれないが、私は嘘か本当かではなく、これを個々人がどう受け取るかだと思う。
そして少なくとも私は、誰に話しても信じてもらえそうにないことのいくばくかをここで確認させてもらえただけでラッキーだったと読後に思った。
できれば、消さないで欲しい。もちろん、無理なお願いをするつもりはないけれど。